« PowerBookが逝ってしまった | Main | 赤い空 »

February 19, 2005

Apple Store銀座店に行く

 この前の日記に書いたように、PowerBookが死んでしまったのでAppleStore銀座に持って行くことにした。
PowerBookを直す方法はいろいろあるのだが、調べた結果これが一番早そうだったからである。
それにしても今回ほど、京ポンことAirH"PHONE AH-K3001Vが役に立ったことは無かった。なにせメインのPCが壊れてしまった以上ネットにアクセスする方法はほとんどこれしかなかったからである。PCが壊れている間、変わってAirH" PHONEは八面六臂の活躍をするのである。

 さて壊れてしまった以上、一時でも早く直さなくてはいけないのは言うまでもない。そこで最初は買った店に持ち込んで(可能なら)その場で直してもらおうと思ったのであるが、どうやらAppleの製品はデリバリーサービスで直接Appleに送って直してもらうか、一部の正規サービスプロバイダーでしか受け付けていないようである。
そこで仕方がないのでAppleに電話をしたのだが、すぐに連絡しなかったのは訳がある。古参のMacユーザーである私にとってAppleのサポートはかなり信頼できないものだったからだ。当時、そうもう15年ほど昔になるだろうか、まだ日本にきちんとした拠点の無かったAppleのサポートは実に貧弱で、私が最初に買ったMacintosh IIciなどは勝手早々に動作不良を起こしたあげく、販売店に2回も送り返しのに結局直らなかったという苦い思い出もある。そのときは結局直接アメリカの窓口に連絡を取って、最後は自分で本体を開けて直したのであるが、おかげですっかりパソコンというもは最後は自分で直すものだと言う考えになってしまった。
とはいえ今回は精密なノートブックで、しかもまだ1年保証も切れてない状態である。さすがに昔パソコンではないもののカメラLeicaでひどい目にあったので精密機械の分解には懲りたので、今回はようやく観念してAppleに連絡することにしたのである。

 さて電話して驚いたのは、Appleがちゃんときちんとしたサポートをしていることだった。よくサポートに電話するといつまで経っても話し中でつながらないとか、途中でたらい回しにされてらちが明かないとか言うケースをよく聞くので覚悟していたのだが、最近はやりの自動対応システムに従ってダイヤルする手間はあったものの、すっぱりと1回でつながって担当の人も最初に名乗った方がきちんと最後まで対応してくれてちょっと感動してしまった。もしかしたら今ではこれが普通の対応なのかも知れないが、昔は(Appleに限らず)パソコンメーカーの対応はひどいものだったのである。
 結局どうやら一番早そうなのは搬送の手間が無く、しかもお店で修理をやっているAppleストア直営店と言うことが分かったので、一番近い銀座店に持って行く事になったのだが、おりしもその日は天気は最悪のみぞれ交じりの雨、しかも銀座は1年ぶりなので、大通りに面しているはずのAppleストアにたどり着くのも難儀な有様だった。ここでもAirH" PHONEは大活躍して重傷な方向音痴の私をナビゲートしてくれるのだが、その話は後にしてともかくappleストアに入ってみると、こんな天気にかかわらず結構な混雑ぶりである。もしかしたらiPod Shuffleが大量に積んであったのでこれ目当てに人が入っていたのかも知れないが、驚いたのはそのおしゃれな空間(死語)とその無防備(に見える)さであった。なにせ中身の入った商品の箱がカウンターに積まれているのだ。もちろんさりげなく警備の人や店員はいるのだが・・。

 あとAppleストアのインテリアに関しては、もともとインテリアを専門としていたのである程度知っていたものの、初めて入って驚いたのには訳がある。通常、凝ったインテリアでも細かなハードウェアのディテールであるドアノブやエレベーター、レジ周りの什器などは通常汎用品を使うのが普通なのに、Appleストアではその大部分がショップ独自のカスタム製品(のように見える)だったからだ。ちょっと考えれば分かると思うがこうした細かなパーツは相当凝った店でも市販品を使うのが普通である。なぜならばコストが全然違うというのもあるし、エレベーター周りなどでは安全基準周りの許可を再度取り直すと言う手間が大変だからというのが大きな理由だ。だが、Appleストアの場合おそらく全店舗で共通で使っていてコストを下げたり、人身に関わらない制御系をすべてAppleのパソコンで行ったりしてコストを下げているとはいえ、多くのものが市販品には見えないようになっている。特にエレベーター周りはこれでもかと言うくらいにガラスをふんだんに使ったデザインになっていて、これで安全基準を通すのは相当大変だったのではないだろうか。数少ない例外はトイレ部分で、ここだけは元のビルの時から大して変更されていないようだった。
 ついインテリアの話が長くなってしまったが、あと驚いたのは店員の対応と客層の外人の多さであろうか。重そうにPowerBook(の箱)を抱えて入ってきたのを気にとめたのか、入るなり店員の方が側の端末(もちろんMacintoshだ)をたたきながら修理の予約を入れてくれて、そのときに荷物(PowerBook)まで預かってくれたのには感激してしまった。そんなの普通だよと思わないで頂きたい、前に書いたように昔のサポートで私はかなりトラウマになっているのだ。

 こうしてようやく修理のめどが付いたので、後は後日直ったのを送ってもらうか受け取るだけだなと思っていたのだが、いざ修理の打ち合わせをお店の人とすると、意外な落ちが待っていた。
なんと普通に動作するのである。「なんじゃこりゃー」(ここは松田勇作風に、とはいえ若い人には分からないか)と内心思ったが、ちゃんと動作するのであるからしょうがない。結局何のために持って行ったのか分からないがまたみぞれ交じりの雨の中、PowerBookを抱えて家路に戻ったのである。それにしても結局なんだったのであろうか、おそらく内部のどこかか微妙に接触不良だったのだと思うが、なんとも気持ち悪い話である。

 なお、今日の話はまだ後日談があって、結局長い長い一日を送ることになるのだが、そのときはまだ知るよしも無かった。

(それにしても今年に入ってから事件やイベントが多すぎます。昔、あなたは波瀾万丈の一生を送ると言われたことがあるが、いよいよそれが始まったのであろうか)

|

« PowerBookが逝ってしまった | Main | 赤い空 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/76620/2999201

Listed below are links to weblogs that reference Apple Store銀座店に行く:

« PowerBookが逝ってしまった | Main | 赤い空 »