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February 14, 2005

思わず本棚を衝動買いする

 衝動買いと言うと普通どんなものを想像するだろうか。
本、洋服あたりはポピュラーなところだろう、洋服でもコート類になるとちょっと躊躇する金額になるし、カバンや宝石、男性ならカメラあたりになるとかなり勇気が必要(少なくとも私の財布では)になってくるはずだ。
とはいえ、世のマニアどもはいくらでも猛者はいるものでかの荒俣弘先生は帝都大戦の時の印税でポンと数千万(うろ覚えですが)の希少本を買ったと言う逸話があるし、私の知り合いでもマジックギャザリングのカードを一枚数万円で買ったり、段ボール何箱もわざわざ海外から買い付けた奴もいるくらいなので、多少の事では驚かなくなってしまった。
 まあ、友人に言わせると一時期の私のカメラやレンズに対する投資はすごいものがあったそうで(自覚はない)、確かに当時の領収書の控えをみるとどうして自分の収入でこんなにレンズやらなんやらを買えたのか不思議で仕方ないのだが、今回の本棚と なると金額とは別の意味で衝動買いしづらいのはちょっと考えてみれば分かるだろう。
なにより、大きさが大きさなので持って買えるのが大変だし仮に搬送サービスがあっても今度は置く場所や部屋にマッチするかなどと言う問題があるからだ。

 だが先日、たまたま見つけた下北沢のアンティークショップを覗いたところちょうど自分の為に品揃えしてくれたようなものばかり置いてあったので、この前の日記にも書いたようにちょうど本があふれて難儀していたこともあり、思わず本棚をその場で買ってしまった。
幸い届いたものは大きさや作りも問題なく、もちろん見た目も部屋にばっちり合っていたので、今回の買い物は成功したと言えるだろう。まあ一応インテリアデザインの仕事で食っていた時期もあったし、まだ家具の買い付けや選定の能力も錆び付いていなかったらしい。

 実は木目の家具を買いそろえる上での一番の難点はちゃんと調べたつもりでも色味や木目がバラバラになってしまう事なのだが、我が家のように築云十年の建物に合わせて家具も古いものばかりだと、同じくらいの古いものを買っておけばそうそう見た目がずれることもないので、その点では楽なのだ。
あと古い家具は上手く探すと値段がとても安いのも魅力的だ。ここで注意するのはあくまで「古い家具」と言う扱いで売っているお店を探すことで、間違っても「アンティーク」には手を出さない事がポイントだ。本場イギリスでアンティークの家具を見ると分かるのだが、アンティークは見た目や使い勝手より、どの時代の誰が作ったか、またそれがどのくらいオリジナルを保ったかがポイントになっているので見た目はぼろく、しかもぐらぐらしているものであっても驚くほどの値段がついているものも少なくないからである。

 ちなみに今回の戦利品は一枚板のしっかりした作りで、腰まである本棚で送料は別として5千円でおつりが来たから立派な掘り出し物と言えるだろう。

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