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March 13, 2005

マイナーな言語を学習する

 昔から英語以外の第2外国語を学ぶとしたら、アルファベット以外の文字を使う言語にしたいと思っていた。それは単にあまのじゃくだったせいもあるし、他の人が読むことすら出来ない文字を読めるのはなんかかっこいいんじゃないかと言う単純な考えからである。
 結局その想いは大学で第2学語を選択する事が無かった事もあってそのままお蔵入りしていたのだが、その後働くようになってから仕事で中国や韓国の人たちと一緒に働いたこともあって、再びNHKのラジオ講座でハングルを勉強し始めたのだった。残念ながらこれは本来勉強嫌いの性分もあって早々に断念するのであるが、心のどこかに未知なる言葉へのあこがれは残っていたのだろう。
 その想いが再発したのは、ここ数年のことだった。最初のきっかけはよく覚えていないのだが、何故かまたNHKのラジオ講座でロシア語を聞くようになったのである。最初は覚えても実際に役に立つこともないしと聞き流していたのだが、TVの講座も見ているうちに最近のエンターテイメント指向で面白くなった内容と、何より番組に出てくるアンナさんの魅力につられて(美人でスタイル抜群!)、いつの間にかはまってしまったのである。
(残念ながら彼女は一昨年で番組から降板してしまうのであるが・・・)

 ところでロシア語をやっていると言うとよくその理由を聞かれるので書いておくが、その訳は最初に書いた条件、普通の人には読めない未知の文字、そう、あのひっくり返ったアルファベットのようなキリル文字の暗号感につられたというのがあるだろう。余談だが、よく冗談であの文字はモスクワに活字を運ぶ途中で荷物がひっくり返ってしまって、そこで文字を取り違えたからだと言うのがあるが、実はあの文字は9世紀末にスラヴ系諸民族の間で宗教・学問の言語として用いられた教会スラブ語に使われていたギリシャ文字を元にした由緒正しい文字なのだ。
 ところでロシア語を選んだ理由はもう一つある。それはマイナーながらも多少は実用性あるのではないかとおもったのだ。そう、いくら道楽とはいえせっかく外国語を学ぶのであれば、私のようなあまのじゃくでも多少は実用性を気にするのだ。そうした点で考えるとロシア語は国連で使われているし結構いいんじゃないかと思ったわけである。実はアラビア語(約4億2000万人)やヒンドゥー語(約3億6600万人)の方が普段話されている人口は多かったのであるが、それに気が付いたのは後の話である。

 こうして始めたロシア語の勉強であるが、勉強嫌いでしかも実生活で使う機会は皆無だというのに今まで続いているのは不思議なことだ。まあ今となっては投資や負け込んだギャンブルと同じで、投資した分を考えると(まあ時間は別としてお金は全然かけていないのだが)いまさら後に引けないというのが本当の所だったりするのだが、まあそれで多少なりとも身に付けばいいのだろう。しかし果たして身に付いているのだろうか?
 なにしろロシア語は難解な事で定評のある言語の一つである。事実、もう2年近くやっているが未だに全く読んだり話したり出来る自信が無いのだ。とはいえ難しいのはどの言語も同じことで、英語は似た音が多くて聞き取りが難しいし、フランス語やドイツ語は発音が難しい。それに比べるとロシア語は文法は難解だが例外が少なく、文字もほぼ完全な表音文字なので読み方さえ判れば、見たことのない単語でも読めてしまう(音は判る)と言うのはある。そう考えると、どの国の言葉に限らず道のりは大変なのかも知れない。 

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