« 賞味期限との戦い | Main | 持ち物とイメージ »

March 24, 2005

お味噌汁の話

 昨日話題に出たついでにお味噌汁の話を続けよう。私は自分で料理を作るときはほぼ確実に味噌汁を作るのだが、よく考えてみるとこれは実家にいたときに毎日必ずと言っていいほど味噌汁を飲んでいたかららしい。すり込みというのは恐ろしい物で、自炊をするようになって毎日自分でメニューを考えているつもりでも、いつの間にか実家で食べさせられた料理が基準になっていたのである。皮肉なのは久しぶりに帰省してみると、食生活が変わって実家では滅多にお味噌汁を作らなくなっている事だ。
 まあそんな訳で味噌汁だけは結構長い間作り続けてきたわけだが、自分でもちゃんとした物が作れるようになったと思えるようになってきたのはここ数年のことで、それまでは様々な紆余迂曲説があったのである。
 最初のうちはそこら辺のレシピ本やうろ覚えの実家のレシピに従って作っていたのであるが当然ながらうまく行かず、えらく薄かったり逆に塩辛すぎたりしてなかなかうまく行かなかった。なんと言っても一番難しかったのは他の料理と違って味噌汁の場合、入れる具によって塩辛さが変わってくる事である。しかもチャレンジャーな私はついついいろんな味噌を試してしまう物だから、味噌が変わるたびに辛すぎたり薄すぎたりしてしまうのだ。(ちゃんと味見しろよ)おまけに具によっては塩が入っているせいでいつもと同じ調子で作ると辛くなりすぎる物があるから大変だ。おかげでワカメや鮭の味噌汁で何度も失敗したのだった。また具によっては火の通り方が違うので煮る時間も変えなくてはいけないのも落とし穴の一つである。特に夜中に帰ってきて一刻も早く食べたいと急いて作るからなおいけない。そのせいでずいぶん半煮えのジャガイモを食べる羽目になったが、それでも最近では少しでも早く煮えるようにしたいときには隠し包丁をいれて時間を短縮するくらいのスキルはつくから慣れと言うのはたいした物だ。
 ところで味噌汁のダシは何を使って取っているだろうか。私は最近までインスタントのダシをいろいろとっかえひっかえ使っていたが、なんかしっくりこなかった。それでもたまにはとてもおいしい物が出来るので、きっと自分の腕が悪いのだろうと思っていたのだ。だが、ある日インスタントのダシが切れてしまい応急処置で買ったまま忘れていた鰹節でダシをとって見たところ「しまった、これまでいったい何をしていたのだ!」と後悔するくらいこれがめちゃくちゃおいしいのだ。そしてもう一つの発見はきちんとダシを取ると多少味噌が少なかろうが多かろうが、また適当に見繕った具を入れようがおいしいと言うことだった。日頃、味噌汁を作りなれている人にとっては常識なのかもしれないが、もしもいつも作っている味噌汁が物足りないと思っていたら試してみる価値はあると思う。

|

« 賞味期限との戦い | Main | 持ち物とイメージ »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/76620/3414710

Listed below are links to weblogs that reference お味噌汁の話:

« 賞味期限との戦い | Main | 持ち物とイメージ »