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March 04, 2005

お雛様

 今日(もう昨日だ)はひな祭りらしいので、それにちなんだ話。
家は完全な男兄弟だったのでひな人形には全く縁が無かったのだが、何の因果か今住んでいる家にはお雛様がある。実はこれ借家の大家さんのものなのだが、置くところがないので我が家においてあると言うわけだ。とはいえさすがに飾っているわけではなく、他の荷物とともに通称「開かずの間」に仕舞われているのである。
 なぜそれを知っているかというと、最初にこの家を借りたときに荷物置き場になっている部屋があると聞いて、口の悪い友達が「そこ絶対なにかあるんだよ」と口々に言うので、念のため大家さんに中を確認したところ見せてくれたので知っているのである。ちなみに他においてあるものは、手作りの日本人形、神棚、布団などである。共産主義者並みに唯物論者の私は別にどうと言うことは無かったのだが、心の片隅では見なければ良かったと思ったのも事実である。(とはいえ毎回、話のネタにしているのであるが)
 さてこのお雛様、どうやらそれなりに由緒正しいものらしい。時代は昭和初期のものでそれなりに経年劣化があるものの、仮に売るとしたら結構いい値段になるのではないだろうか。とはいえいろいろと思い入れが多いものなので、きっとここにあるのだろう。
 そういえば実家にも何の変哲もない人形なのに、母親の手作りという理由で飾ってある像があったっけ。同じ理由で以前展覧会に出した私の絵も両親によって保存されているを思い出した(当人にとっては、昔の下手なものなので恥ずかしいのであるが)、もしかしたらその絵も描いた私よりも両親の方にとっての思い入れがあるのかも知れない。(とはいえ、実家には割と頻繁に帰っているのであるが・・・)
 古い物と付き合うのは、どうやら込められたいろんな想いとも付き合う必要があるようである。

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