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March 09, 2005

本を探して

 以前、本で床が抜ける話題を書いたからではないが、しばらく本を買うのを控えていた。いや控えていたと言うのは正確じゃないかも知れない。単に忙しくて買う暇が無かったのと、欲しい本は置いてあるものの書店に置いて無くて買えなかったというのが正しいだろう。
 なにせ最近は家路につくのは下手をすると翌日になっていることもあるので、書店はおろか普通のお店でも買い物する習慣がなくなりつつあるのだ。とはいえ最近はこうした人が多いのだろう、コンビニはもちろんスーパーや本屋さんまでもが営業時間をどんどん遅くしてくれたおかげで、最近では帰宅時間が遅くなることさえ厭わなければ、結構いろんなところで買い物が出来るようになってきたのはありがたい。
 だが店が開いていてもそこで売ってなければ意味はない。実はこれが深刻な問題なのだ。それでもアマゾンなどのオンライン書店が出来たおかげで最近は本を探すのはずいぶん楽になったといえるだろう。大学時代などはたまたまマイナーな専門書が課題で必要になったら、速攻で図書館に行かないと神保町を何日もかけて探す羽目になるか、つてをたよりに何とか借り手を見つけだして(貸してくれるように)交渉しなくてはならなかったからだ。それでも日本の大学はまだだいぶましらしい。聞き捨ての話なので真偽は不明だが、なんでもアメリカの大学では相手を蹴落とすためにわざと返却を遅らせたりすることまであると言うのだ。話を元に戻すが、本が見つからないのは最初マイナーな本ばかり探しているからだと思っていたのだが、実はそうでもないらしい。いろんなところで話題になっていたので聞いた方も多いとは思うが、多くの本は重版せずにすぐに絶版になってしまうからである。それを痛感したのは、昨年買った新書を調べようとアマゾンで検索したときにもうすでに在庫が無くなっていて、しかも再販予定が立っていなかったことである。いくら調べた本が建築基準法や商法大改正などがアメリカの公文書に明記されている米国主導の内容にそって行われていることを暴いた「拒否できない日本」だからと言ってちょっとこれは早すぎるのではないだろうか。これで本当にどこかからの圧力で再販されないとしたらそれこそ本当の陰謀である(注:その後再販されていました)。またもっとポピュラーな所では90年代にスピリッツで載っていた漫画「サルまん-サルでも描けるまんが教室」も絶版になっているのを竹熊さんのglogで知って驚いてしまった。これって90年代に学生時代を送った私のような世代だと誰でも知ってそうな漫画なのだが・・・。まあ旧ソビエトの有人宇宙開発計画の全貌を明らかにした"The Soviet Reach for The Moon"の様な超マニアックな本は諦めるので、せめてある程度出版された本についてはいつでも手にはいるようにして欲しいものである。

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