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April 12, 2005

ドラム式洗濯機の話

 白物家電と言われる冷蔵庫や洗濯機などの大型家電製品は、引っ越しでもしない限りなかなか買い換えたりしないものだ。このジャンルでも少しでも買い換えてもらおうと最近ではデザイン家電や輸入家電などがファッション誌などで取り上げられるようになってきたが、我が家の家電はそうした物が出る前にそろえた物なので、ちょっと気の利いたデザインの物を探すとなると結構大変だったのである。特に大変だったのは当時は一人暮らし用の家電と言うのは新生活を始める大学生相手の物しか無く、妙に安っぽかったり、何年も使い続ける事を想定しているとは思えない物が多かったことだ。しかし、どうせ買ったらそう簡単に買い換えることは出来ないのは目に見えていたので、これらに関しては簡単には妥協できなかったのだ。しかもその後、家電リサイクル法などが出来て買い換えはさらに難しくなってしまった。
 余談だが、家電リサイクル法が施行される前と後ではリサイクルショップの引き取り値も大きく様変わりをしたのをご存じだろうか。以前は、よっぽど大きくてもてあましそうな物や人気のなさそうな物を除けば、多少なりとも引き取るときに値を付けてくれたのが、今では下手をすると無料どころか、引き取ってもらう為にこっちがお金を払わなくてはいけなくなってしまったのである。
 前置きが長くなってしまったが、そうして何とか選んだ製品のうちから今回はドラム式洗濯機について書いてみよう。今では無印商品からでさえ出ているドラム式洗濯機であるが、10年ほど前は本当にどこにも売っていなかった。秋葉原で探しても、あるのはミーレやエレクトラックスなどの外国のメーカーばかりで難儀したのを覚えている。何故、外国のメーカーが選択肢にならなかったかと言えば、値段が高いのもさることながら一番致命的だったのは洗濯機の置かれる環境が日本とは全く違っいてそのままでは使えなかったからである。特に問題なのはその重量で下手をすれば100kg近くあり、しかも横倒しのドラムが回転する振動は日本の縦型ドラムの洗濯機に比べてかなり大きく(今では結構改善された)、とてもじゃないが日本の家屋では置けるところが無かったのである。しかもこれらの洗濯機は向こうでは日本のシステムキッチンのように、あらかじめ住宅を建てるときに什器に組み込む事を想定しているからたまらない。ヤマギワリビナの輸入家電コーナーで奇跡的にディスカウントされている掘り出し物を見つけても、上記の理由でため息をつくしかなかったのである。それでも執念深く探すとさすがは秋葉原、あるところにはあるものである。なんとかディスカウントされているサンヨーのAWD-500と言うドラム式洗濯機を見つけて、ようやく洗濯機問題は解決したかに思えたのだった。
 さてこうして当時としては格安で見つけたドラム式洗濯機であるが、やはりそう簡単にはいかなかった。私自身は被害に遭わなかったものの、一番かわいそうな思いをしたのは洗濯機を度どけてくれた配達業者の人たちだろう。洗濯機を運んで取り付けると言う依頼を販売店から受けて普通の洗濯機のつもりで来たら、相手は100kg近い重量のドラム式洗濯機だったのだから、災難としか言いようがない。それでもプロのすごい所はこれを2人係りでちゃんと運んで設置してしまった事である。将来引っ越すときの事を考えると憂鬱なものがあるが、とりあえず第一段階はこうして無事クリアーしたのだった。
 こうして何とか設置したドラム式洗濯機だが実はまだハードルが残っていた。それはドラム式洗濯機の場合、普通の洗剤では泡立ちすぎて使えないのである(注意書きにもある)。最初のうちは洗濯機に付いていた洗剤で凌げたものの、いよいよ無くなってくるとどこにも売って無くて困ってしまった。しかし意外にも身近なものがこれを解決した。伝統的な洗剤=粉石けんである。唯一の難点は洗浄力が若干弱いことであるが、よくしたもので最近では襟や袖口に塗るだけで部分的に汚れを落としてくれる洗剤が売られているので、これと併用すれば普通の汚れはまず問題ないだろう。

 このように、いろいろ使うまでにハードルの高かったドラム式洗濯機だが、それでも気に入っているのはもちろん見た目の良さもあるが(そう昔のアメリカのTVのすり込みが入っています)、他にもいくつかのメリットがあるからに他ならない。その中でも一番大きいのは乾燥機がセットになっていて、わざわざ洗濯物のを入れ替えなくてもそのまま乾燥まで仕上げられることだろう。今では普通の洗濯機にも付いている機能であるが、当時はそれだけでもありがたかったのである。
(とはいえ、電気代や乾燥力が弱い事もあって普通は天日干ししているのであるが)

関連Link:ドラム式洗濯機の洗剤の話しの補足

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