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May 16, 2005

街で見た落書き

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 浅草近辺で頻繁に見かけた落書き。同じマークの所を見ると同一人物が書いているらしい。
いつも思うのだが、どうして日本のこうした悪戯はスケールが小さいのだろうか。どうせならここのように、ニューヨークの四つの美術館や博物館で、自分の「作品」を勝手に持ち込み展示するくらいの事をやって欲しい。
 とはいえ、きっと日本でやるとだれも面白がってくれずに厳重に処罰されるのだろう。

追記:落書きがらみでこんな記事を見つけた。ニュースなのでログが落ちそうなので以下に引用する。


 仙台の街を汚す落書きの質が低下してきた。もちろんどんな内容であれ犯罪だが、以前の落書きはメッセージや芸術性を感じさせるものも少なくなかった。それが最近は単色で、排せつ物の単純な絵やわいせつな文言などばかり。仙台で落書き消しのボランティア活動を続ける団体は「知力が落ちたのか、低年齢化が進んだのか」と嘆いている。
(中略)
 ドロップアウトした若者の行動に詳しい古賀正義中央大教授(教育社会学)は「難解な漢字を使って強烈なメッセージを示す落書きは、暴走族など統制のとれた集団が書いていたが、最近の若者は個人化して統制もない。そんな若者が自分の存在を示したくて落書きしているから、自己満足でメッセージ性もなく、意味不明な内容になっているのではないか」とみている。

まあ、エジプトのピラミッドの中にさえ最近の若い者はと言う記述があるくらいなので、以前に比べて云々というのもなんだが、やはり嘆かわしい事には変わりないだろう。

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