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May 27, 2005

モスの「匠」を食べてみた

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 ファーストフードは嫌いなのだが、モスバーガーだけは比較的良く利用している。だが一時期ちょっと話題になった1000円高級バーガー「匠」だけはなかなか食べる機会に恵まれなかった。そもそも、この「匠」シリーズはメニューにあるお店が少なくて食べようにもなかなか食べる機会が無かったのだ。おまけにこのメニュー、置いてある店舗が少ないのに加えて一日限定10食などの制限がある上に、注文できる時間が午後2時からだったりとなかなか注文するのにも敷居が高いのである。だがたまたま見つけたお店に置いてあるのを見つけて結構遅い時間だったが駄目元で注文したところ、平日だったせいか難なくオーダーすることが出来たのである。
 注文すると、普通のハンバーガーと違って出てくるまでちょっと時間が掛かることを確認されたあと待つこと少し。まずおもむろに店員さんがやってきて特性紙ナプキンを引き、ナイフやフォークなどを並べてくれる(最初の写真)。レストランならごく当たり前の事であるが、ハンバーグ屋さんでやられるといやがおうにも期待が高まってくる。そしてナプキンとともに出てきたちょっとした蘊蓄の書いたパンフレットなどを読みながら待っていると、ようやく「匠」シリーズの登場である。
 だが期待が盛り上がるのはここまでである。確かに美味しいのであるが期待が高まりすぎたせいか、あとちょっとのプラスアルファが無いのがどうしても気になってしまうのだ。その一番の弱点は「匠」がハンバーグ単体と言う点にあると思う。つまり、ここまで盛り上がっていても、ふとハンバーガー以外のものに目を落とすと、それは普通のモスバーガーのメニューなのである。ここはやはり奮発して「匠セット」とかにして、前菜や食後のドリンクやデザートまでセットにした方が良かったのではないだろうか。それと一番間抜けに感じてしまうのは、やはり基本的なサービスは普通のモスバーガーだと言うことだ。値段や途中までの盛り上がりでついついレストラン的な期待が高まってしまう以上、最後まで徹底してやるか、割り切って給仕部分は普通のメニューに会わせるかしたほうが良かったのかも知れない。
 つい期待が高まりすぎてつい辛口の評論になってしまった。それでも、このメニューは十分食べてみる価値はあるだろう。

追記:今回頼んだ「匠味アボガド山葵」だがネット上の評判だとどうやら「匠」シリーズ中では一番のはずれだったらしい、ここはやはり1000円の十段に挑戦しなくてはいけないようである。

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