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June 14, 2005

今日の本の収穫:ワンポイント書評

 浅草近辺で働くようになって、一番困っていることの一つに大きな本屋さんが少ないと言うことがある。食べ物屋さんや面白いものを売っている店はあれだけあるのに、何故か大きめの本屋さんは浅草駅前の松屋と浅草公園側にあるROXビルの中にしか無いのが残念だ。何にしろ完璧なものは無いと言うことだろうか?
 そんなわけで、最近は週末に大きな本屋さんによって本を買い込むのが習慣になってしまった。本日の成果は以下の通り。
機長からアナウンス
十数年のキャリアの民間路線パイロットの書いたエッセイ集。どちらかと言うとパイロットの日常を通した話を中心にした面白い語り口の話が多いので、つっこんだ技術論や考察を期待するとがっかりするかも知れない(ちょうどAmazonの批評がそんな感じだった)。個人的にはパイロットと言う人種のノリやプロフェッショナルな世界観が見えて面白かった。
POPULAR SCIENCE日本語版
ほぼ毎回買ってる本。特別面白いとか良いとは思わないのだが、日本には科学雑誌が少ないので買っている感じ。どうでもいいが、高城剛のページは原稿料の無駄だろう、中身が無いし。
Casa BRUTUS
 最近聞いて驚いてしまったのだが、今の学生が一番読みかつステータスだと思っている建築雑誌がこのCasa BRUTUSだと言う。本当かよと思わずつぶやいてしまったのは、私が建築を学んでいるときにはそもそもこうした雑誌自体が存在せず、またその後も長い間、サブカルチャー雑誌が物珍しく(建築を)取り上げているだけだと言うさめた見方が主流だったからだ。しかし、ライターや編集部が下手な建築雑誌よりもきちんと勉強して記事を書いている話も聞いていたし、別にそれが評価されるのは不思議ではない。ただ一般人ならともかく建築を学ぼうとしている学生が、これを一番のステータスと思っているのはどういう事だろうか。(ただし私は最近の建築を学んでいる学生と直接接触が無いので、ぜんぜん見当違いの事を書いてるかも知れません)
 話が逸れた。今回の特集の白眉は実は北朝鮮特集だと密かに思っている。それにしてもロシア建築などを知っている身としては、北朝鮮は建築においてもスターリン時代のソビエトの生きた化石なのだなあと痛感させられた。それにしてもあとウン十年後を考えると今回の特集はいろんな意味で貴重なのではないだろうか。 

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