« その後のラジオ講座(英語編) | Main | 巨大建築VS宇宙戦艦 »

July 22, 2005

暑い夏とウォーターベッド

 最近、仕事が忙しいせいなのかそれとも単に暑くて寝苦しいせいなのか、とにかく疲れてたまらない。そのくせいざ寝ようとするとなかなか寝付けないから困ったものだ。
 それで自分なりに原因を考えてみたのだが、まずなんといっても蒸し暑いのがあるだろう。特に私はエアコンが嫌いなせいもあってエアコン無しで寝ているのでなおさら夏の暑さはこたえるのだ。とはいえこれはエアコンを使っている人も同じらしく、男らしく夏に家にいるときは寝てるときも含め常時エアコンは「強」と言う猛者を除き、大抵の人は「寝てるときにエアコンがタイマーで切れるようにしておくと起きちゃうんだよね」とこぼしているので、万人共通の悩みらしい。かと言って夜中もエアコンをつけっぱなしにして風邪を引いたり体調を壊したりする話も聞くし、悩ましい所である。
 実は暑さに関しては究極の解決方法がある。ただし究極とあるように万人に勧められるようなものでもないし、また出来るものでもない。それは涼しいところに引っ越すと言う手段であるが、これはさすがに無理だとしても、2番目の究極の方法、ウォーターベッドを購入すると言う手は取れる人もいるかも知れない。実は、暑さに耐えかねてと言うわけではないが以前、インテリア関係の仕事をして扱った事もある関係で、ウォーターベットに関しては真剣に購入を考えたことがある。なぜこれが寝苦しさの究極の解決方法かと言うと、ウォーターベットの最大の利点の1つが水の比熱を利用した「夏涼しく、冬暖かい」ことだからである。お風呂の水を思い浮かべてみれば判ると思うが、水はたくさんあるとなかなか暖まりにくくそしてさめにくい。特に工夫をしていないお風呂のお湯でさえそうなのだから、保温のためにさまざまな工夫を凝らしたウォーターベットの保温性はすばらしく、冬場でさえ一度ヒーターを入れて規定温度になってしまえば、数日はヒーターを入れずともぬくぬくと暖かいものなのだ。当然、夏場はその逆になるのは言うまでもなく、よほどの猛暑が連日続いてもまるで地下室の中のようにひんやりしたままなのである。(逆に涼しい方がいいからと夏にヒーターを切ってしまうと風邪を引いてしまうくらいである)(追記:本当に暑くてベット内の水温が上がってしまうと地獄のようです)
 そんな訳で少なくとも冬の寒さと夏の寝苦しさに関しては、究極とも言えるウォーターベッドであるが、私が購入しなかったのはもちろんそれなりの訳がある。まあ、値段が高かったと言うのが最大の要因だが、他にも重量がすさまじく重く(以前よりはましになったものの確実に100kgは越える)そのせいもあって一度セットした後はおいそれと動かすことも出来ないからである。築ウン十年の古い一軒家に住む自分にとってこうしたものを置くことは、たとえ地震がこなかろうとまさに自殺行為ものなのだ。
 とはいえ、今のマットレスは人からもらったものをさらに10年以上使っているせいもあって、今や腰回りのスプリングがかなり怪しくなっている。さすがにそろそろ買い換えなければとは思っているのだが、古いマットレスを捨てる手間や寝室に運ぶ手間を考えるだけでもおっくうなうえに、良さそうなものはどれも一長一短でいいものが決められないのが現状である。

|

« その後のラジオ講座(英語編) | Main | 巨大建築VS宇宙戦艦 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 暑い夏とウォーターベッド:

« その後のラジオ講座(英語編) | Main | 巨大建築VS宇宙戦艦 »