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July 28, 2005

スペースシャトル「ディスカバリー」リフトオフ

122979main_launch 幸か不幸か台風の影響で早く帰ったので(いや仕事は終わってないのだが)、つらつらと思いつくことを書いてみたい。まずはさわりに共同通信の記事を引く。

米航空宇宙局(NASA)は米東部夏時間26日午前10時39分(日本時間同日午後11時39分)、日本人飛行士野口聡一さん(40)ら7人が搭乗するスペースシャトル「ディスカバリー」をフロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げた。  ディスカバリーは順調に飛行、約9分後に外部燃料タンクを切り離し、2003年2月のコロンビア空中分解事故から約2年半ぶりの打ち上げは成功した。  13日に異常を起こし、原因が特定されないままだった燃料残量センサーについてNASAは、燃料を注入した後も監視を続けたが、異常は生じなかった。  ディスカバリーは13日間飛行し、コロンビア事故後にNASAが全力を傾けた安全対策が有効かどうかを調べるのが最大の任務。有人活動をシャトルに頼る日本にとっても今後の宇宙開発の行方を左右する飛行だ。

 以前はあれほど輝いていたスペースシャトルだが、最近は老朽化や予想以上のコスト高などの問題が続出して、いつのまにかすっかりネガティブなニュースの方が多くなってしまった。とはいえ良くも悪くもこれだけニュースになってしかも他の多くの国に影響を与えたのはさすがNASAと言えるだろう。もちろん日本もその例外ではなく、HOPEを中心とした日本版スペースシャトル計画が押し進められたのだが、いまではだいぶトーンダウンしていつの間にか無人宇宙輸送システムHTVが中心になりつつある。しかし、このHTVも宇宙ステーションのドッキングシステムが世界標準と化したロシアのKursではなく、アメリカ独自の規格になっているなど今なおその呪縛から逃れたとは言い難いのが実情だ。「ふじプロジェクト」ではないが、ある程度自力でも有人宇宙システムを持たないと、このままではせっかく訓練した宇宙飛行士達の多くが宇宙にあがれないまま終わってしまうのではないだろうか。すでに国際宇宙ステーションの日本担当部分のモジュール「きぼう」も打ち上げ自体が危ぶまれている状況なのだ。

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Tracked on July 28, 2005 at 10:52 AM

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