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August 26, 2005

ワールド・ゲームの2つのルール

 バックミンスター・フラーのワールド・ゲームを知っているだろうか。地球に見立てたステージで土地・資源・資本・人口(ここではプレイヤーに当たる)を現実の比率に応じて配置し互いに最大の利益を得るようにするにはどうすればいいかを、ゲームを通してプレイすることで、現実世界の理解と相互共存の可能性を探ると言うものである。いろんなところでこれをやってみたレポートが出ているのだがそれによると、互いにゼロサムゲームとして争うよりも相互協力を広めれば広めるほどプレイヤー当たりの利益は増大するという。しかし、ご存じのように現実世界では何故か相互協力よりもゼロサムゲーム化する事が多いのはどうしてなのだろうか。
 長年気になっていたこの問題だが、少し前のワイヤードニュースの記事を見て思った事がある。それは違う勝利条件を想定しているプレイヤーがいるせいではないだろうかと言うことだ。ワイヤードニュースの記事によれば、目的を全体の利益の最大値ではなく個人の持ち点をしてプレイさせるとチームを組んで全体がトッププレイヤーを助けるようにプレイした場合がもっとも最高得点が高くなるという(しかしチーム自体はトップの犠牲となって持ち点自体は低くなる)。

 成る程、確かに目的が全体の利益の合計ではなく、トップの最大利益をめざすならこの戦略は間違っていない。そして現実の世界を見渡してみるとどうやら勝利条件は着実に2番目の方に変更されつつあるようだ。

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