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August 04, 2005

日本の核開発能力を検証する

 軍事研究(ジャパンミリタリーレビュー社発行)と言うマイナー(?)な雑誌がある。大体、軍事関係の雑誌と言うとミニタリーマニア向けだったり、思想的に色が付いてそうな感じがするものだが、この雑誌は題名通りの硬派な内容で、おそらく読者層も防衛産業関係者や自衛隊関係者などを想定していそうな感の雑誌だ(その割にはどこの本屋にも置いてあるのだが)。その最新号の特集が「国産による日本核弾頭開発計画」と言う刺激的な内容だったので思わず買ってしまった。それにしても、さすがに硬派な専門誌だけの事はある。特集の内容は純粋に技術的な観点から日本の核武装能力がどの程度あるのかを検証するというものだが、内容は非常に読み応えのあるものだった。
 特に興味深いのはその検証結果だろう。結論から言えば日本はその気になれば数ヶ月でミサイルに搭載可能な核弾頭を生産可能だと言うもので、それ自体はある程度の軍事マニアなら予想は付くものだが、特記すべきはその検証の細かさである。記事中では具体的な生産手段や弾頭小型化技術まで踏み込んで書かれていていて、おそらく日本語で読める核弾頭技術の第一級の資料と言えるのではないだろうか。

 ところで記事を読んで感じたのだが、日本はいざと言うときはいつでも核保有出来る能力を維持したいのではないだろうか。記事を見るとあつらえたように核兵器生産に転用可能な技術と設備が一通りそろっていると言うのもちょっと出来すぎな感じがする。(まあそうは言うものの肝心の運用や兵站に当たるサイロや早期警戒衛星周りの技術が無いのであるが・・・)


参考Link:
日本の核開発能力を検証する(2)
日本の核開発能力を検証する(3)
日本の核開発能力を検証する(4)

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