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August 30, 2005

デバッグオプ

昔、SOFTIMAGEのデモリールだったともうのだがこんなタイトルのCGアニメーションがあったのを思い出した。話は単にバグに見立てた虫をカエルのキャラクターが食べまくると言うストーリーで、CGソフトのデバッグ用にそのソフトを使って作られたテストアニメーションである。こんな事をふと思い出したのはちょうど今やっているゲームの仕事がまさにマスターアップ直前で、日々デバッグに追われているからである。ゲームのデバッグと言うとたとえソフトハウスで働いている人でも、仕事でゲームが出来るから楽なんじゃないと思っている人も多いようだが、どの仕事でもそうなようにやってみると難儀な仕事なのである。特にゲームの場合困るのはプログラムのデバッグの様に、想定される動作を一通り全て試みてチェックするもののその想定される動作自体が、ゲームと言うこともあってそう簡単に再現できない事である(シューティングなどの難しいゲームでは、本当に一部のすご腕のデバッガーしかチェック出来ないものもあるらしい)。しかも、チェック自体はゲームといえども決して甘いものではなく、例えば経験値やお金がイベントの各時点できちんと計算通りに入っているか全部ログを取りながらチェックするし、シナリオが分岐する場合は分岐数だけチェックしなくてはいけない。さらにこれでキャラクターが何人から選べたりするとキャラクター数×イベント分岐数で途方もないバリエーションをチェックしなくてはいけないのである。まあ、唯一の救いはたとえ何かあっても死人が出ないことぐらいだろうか。知り合いのプログラマーで工場の大型機械の制御プログラムを書いていた人によると、こうしたプログラムのチェックはまさに人命がかかっている分それは大変なものであるそうだ。
 とはいえバグが許されないのはどのプログラムでも変わらない。そしてそれは直接プログラムを組むわけでない私のようなCG素材パートであっても、動作に密接に関わっている以上バグつぶしに励まざる負えないのである(歩ける部分に抜けがあってプレイヤーが世界の外に落ちたりすると言う事故は、背景素材パート側の問題であることが多い)。
 とはいえこの文章が無事アップされている頃にはきっと全てが終わっている頃だろう。久しぶりにぐっすり眠りたいと思う。

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