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September 22, 2005

NASA再び月に

 すでにいろんなところで報道されているようにNASAが再び人類を月に送ることを正式に決定した。まずはどんなものかの概略を日本経済新聞の記事を引く。

【ワシントン=吉田透】米航空宇宙局(NASA)は19日、2018年に宇宙飛行士を再び月面に送り込み、恒久的な基地を建設する計画を正式に発表した。予定通り実現すれば、人類の月面着陸は1972年の米アポロ17号以来、46年ぶりとなる。  月面に人が居住可能な基地を作るのは初めてで、ここを拠点に火星への有人探査も目指す。  計画では、巨大なロケットの先端部に4人の宇宙飛行士が乗る多目的宇宙船(CEV)を取り付けて打ち上げる。別に打ち上げた月面着陸機とは宇宙空間でドッキングさせた後、月に向かう。  最初の月面着陸では、飛行士らは4—7日程度、月面に滞在。基地が完成すれば、6カ月間の滞在が可能になるという。 (01:38)

 ここでまたこれに対していろいろ思うところや補足を加えたいと思うのだが、実は出遅れてしまったせいもあり言いたいことはほとんど他の方のBlogで語られてしまったので、今回はそうした所を紹介することにする。
 まずは計画の詳しい内容だが本家NASAのページが一番詳しいのは言うまでも無い、英文で難儀かも知れないが図版が多いのでそれほど苦では無いだろう。興味深いのは、今回はなるべく低予算で確実に月に行くと言うことを目標にしているせいか、新規開発するものは意外に少ないと言うことである。例えば打ち上げ機のエンジン関係はほぼ全てが既存のものの改良版で、月軌道投入ステージのエンジンのベースに至ってはサターンVの第3段=月軌道投入ステージに使われたJ-2である。多少真新しいのはサービスモジュールのエンジンのメタン+液体酸素燃料エンジンくらいであろうか。
How We'll Get Back to the Moon(NASA)

それに対しての私の感想だが、これはすでに宇宙関係の記事を中心に書かれているノンフィクション・ライターの松浦氏がほとんど私に代わって語ってくれていたので下に紹介する。やはり日本はたとえ時間がかかっても、自分で技術を手に入れなければならないのだ。
松浦晋也のL/D:NASA有人月探査復帰に対して

9/30日追記:以下の歌島さんのblogにメタンエンジンに関する興味深い考察があったので追記する。

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