NHKロシア語講座後期が始まった
ロシア語講座後期が始まった。ただ毎回思うのだが予算の関係で再放送が多くなってしまう(おそらく2年に1回更新分の予算しかないのだろう、これだからマイナーな言語は悲しいのだ)のは仕方がないとしても、TVの時間が日曜日の早朝になってしまうのはなんとかならないのであろうか。おかげで内容が前期の再放送と言うせいもあって、後期のTV講座はいつも見なくなってしまうのだ。まあ、この番組を見ている人が皆、私のような極端な夜型の生活をしている訳じゃないから、むしろ朝になってくれた方がうれしい人も多いのだろう。また入れ替わりで時間が変更になるアラビア語講座の視聴者にとっても同様の理由でいいことなのかも知れない。
そういえば先週、勘違いをしてこのTVアラビア語講座を見たのだが、長年の謎のアラビア語の構造が判った上に、講師の師岡カリーマ・エルサムニーさんが美人で思わず最後まで見てしまった。そういえばTVのロシア語講座を見始めた理由も、ゲストのアンナさんが美人だったのにつられてだったから我ながら単純なものである。
さてロシア語講座の話しに戻るが、そんなわけで後期はもっぱらラジオの方が中心である。内容は前回とはうってかわってアルファベットの綴りや発音からなので、初めて学び始める人にとってはちょうどいいのかも知れないが前回やった自分にとっては楽勝かと言うと、さすがはロシア語だけあってそう簡単に怠けさせてくれなかった。と言うのはどうせやるなら前回勉強し損ねた事もやろうとロシア語の筆記体に挑戦しながら始めたのであるが、簡単な筈のテキストを筆記体で書き写すだけでも四苦八苦だからである。なぜこんなに手こずるかと言うと、筆記体がまたラテンアルファベットになじんだ身にとっては思いも寄らぬ形をしているからである。たとえばキリル文字のアルファベット<<т>>は見た目がラテンアルファベットの"t"に似ているので当然筆記体もラテンアルファベットのtに似たものになるかと言えばさにあらず、下記のようなtとは似てもにつかない形になってしまうのである。
しかもこうした活字体と見た目が全く違う文字は他にも沢山あるからたまらない。
さらに今回は金・土日の応用編もゲストがオクサーナさんだからでは無いが始めてしまったからさあ大変、結局前回同様初っぱなから予習だけでも手一杯になってしまった。果たして後半ついていけるであろうか?
Comments
こんにちは。ロシア語後期、はじまりましたね。応用編は、題材が「ロシア絵本」で朗読がオクサーナさんなので、小躍りしてます。(その様子をトラックバックさせていただきます…)
ロシア語の筆記体、未だに覚えられません。というか、筆記体で書いても後で見返してよくわからないのが悲しいところです。
Posted by: pon | October 08, 2005 04:07 PM
こんにちはponさん。応用編の方もロシア絵本を題材にしているので楽しみですね。私もponさん同様、ロシア絵本展の時に復刻された絵本を買ったものの結局一度もきちんと辞書も引かずにたまに眺めるだけにとどまっていたので、今回の内容は感激しています。
ロシア語の筆記体はやはり難しいですよね。とはいえ私が使っている辞書は格変化型を区別するためなのか分かりませんが、単語によっては筆記体(に見える書体)で書かれていてので、半ば必要に迫られています。これがすらすら読み書きできたらきっとかっこいいんだろうなあと思いますが、道のりは遠そうです。
Posted by: fukuma | October 09, 2005 12:35 AM