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November 30, 2005

夜になるとココログが無茶苦茶重いのだが

 最近、夜になるとココログが滅茶苦茶重くて困っている。書かれたページを閲覧する分にはまだいいのだが、いざ何か書いたりメンテナンスをしようと思うと、下手をすると10分くらい反応が返ってこない有様である。
 噂ではココログは分散サーバーシステムを構築しようとしていて、ココログ・フリーはそのテストとフリーで使っているユーザーを移行させて本家を軽くするためだと言う話を聞いたことがあるが、どうも本家の方がうまくいっていないようだ。
 まあそこまでしてしゃかりきに毎日更新するほどたいしたことを書いている訳でもないので、これを口実に今回はちょっと一休みさせてもらうことにしよう。

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November 29, 2005

スタンドカラーのシャツ

 柄にもなく再びファッションの話。昔、建築家のファッションと言うとスタンドカラーが定番だった。磯崎新がそうだし、隈研吾もそうだった。いまだと安藤忠夫などが上がるだろう。そのほかにも俳優、音楽家、小説家なども好きなようで、料理研究家服部幸應、音楽家の故武満徹なども着ていたなあ。
 まあ、今となっては逆にあまりにこうした関係者が着ているので逆にジョークのネタになるくらいで、若手にとってはかえって着にくい格好なのかも知れないが、すでに中年と言って良い自分にとってはもっとも着慣れた格好と化している。そもそも振り返ってみれば、こうした格好をするようになったのは昔の上司の影響が大きかった。当時、インテリア関係の設計・施工会社にいた私は元の部署の部長が新規事業部門の担当になった事がきっかけで、出来たばかりの海外デザイン事務所上がりのメンバーからなるオフィスの設計部門に移ることになったのだが、そこのデザイン部門のボスが典型的な一癖あるデザイナータイプの人で、イッセイ・ミヤケの服やBMWの車などを持ち、大抵スタンドカラーのシャツを着こなしていたのだった。また当時はバブル真っ最中と言うこともあり、いまだと嫌みに見えかねないこうしたファッションがとても格好良く感じられた時代でもあった。
 そのせいだろうか、さすがに当時は真似をしているようでこうした格好をするつもりはさらさら無かったはずなのに、気が付くといつの間にかスタンドカラーのシャツは自分の定番になっていた(さすがにイッセイ・ミヤケは着ないが)。
 そうして十年近く押し通してきたもののさすがに最近はいいかげん飽きてきた。いや、正直に言うと格好に無頓着になったといった方が良いのかも知れない(ユニクロとか増えたし)。とはいえ、男性の格好の難点はネクタイとジャケットが無いと様にならないのが困りものだ。ネクタイが大嫌いなくせに、きちっとした格好が好きだという自分にとってスタンドカラーはちょうどこうした矛盾する要求を満たすものだったのだが、それ以外の格好となるとなかなか思いつかなくて困ってしまうのだ。
 そんな訳で、最近はさらにくたっとした薄手のコットンセーターやルパシカなどを着てごまかしているのだが、どうも大久保清ではないが、さらに怪しい格好になっているのかも知れない。

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November 28, 2005

ウィルコムの新型端末を入手する

WX310K_1
 この前発売になったウィルコムの新型端末、WX310Kを手に入れた。
一時期は、わざわざ予約まで入れたのに直前まで正確な金額が分からないは、前日には入荷台数が確保できないと言う理由で、初日予約分がキャンセルされかかるは、直前まで入手できるか心配させられたが、何とかお店の方で確保できたようでようやく初回分を入手することが出来た。それでも、当日はお店の方から機種変更の手続きでウィルコムに接続しにいくと回線が一杯でつなげないらしく、引き渡しはずいぶん後になってしまった。
それほどの大人気なのだろうか!?

 まあそんなこんなで手に入れた端末だが、使った感じの最初の感想は「早い!」と言うことだろう。これまで携帯に対して動作がもっさりしていると言われ続けたPHSだが、今回はレスポンスに関しては決して負けていないと思われる。売りの一つである、定額つなぎ放題のインターネットの方も4xパケット通信(下り最大128kbps)をサポートしてくれたおかげで、ようやく画像混じりの一般向けインターネットのページでも苦痛無く見ることが出来るようになった。これで料金が据え置きだったらどんなによかっただろうが、残念ながら4xパケット通信にプランを変更したおかげで、料金の方もアップしたのは残念だ。まあ定額なので後で請求書を見て青くなることはないものの、上がった料金分どこか生活費から削らなくてはならない。さてどうしたものだろう。

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November 27, 2005

「はやぶさ」小惑星サンプル採取に成功

 惑星探査機「はやぶさ」が小惑星「イトカワ」のサンプルを採集することに成功した。まずは概略をスラッシュドットの記事を引用して紹介したい。

宇宙航空研究開発機構 JAXAは、小惑星探査機はやぶさが小惑星イトカワへの着陸と試料採取に成功した、と発表した(JAXA理事長談話)。月以外の天体からの試料採取は世界初となる。 松浦晋也のL/Dなどによると、25日夜から第2回目の降下を開始したはやぶさは、26日07:00には高度14mでホバリングし、地表面にならう姿勢制御のモードに移行した。第1回目の降下ではこの直後に障害物検出センサが反射光を検出して着陸検出機能が起動されなかったため、今回は障害物検知によるアボートは設定されなかった。はやぶさは順調に降下を続け、07:30ごろには上昇に転じたことと2つの弾丸を発射する命令が出されたことが地上で確認された。 その後ダウンロードされたデータの解析結果から、探査機時間で07:07に正常な姿勢でタッチダウンしたこと、サンプル採取シーケンスが全て正常に動作したことが得られている。弾丸発射のための火工品が実際に動作したかの確認はまだ取れていない。 なお、上昇後にスラスターの一部に推進剤のリークと思われる不具合が出たため、探査機の姿勢が不安定となりセーフモードに移行した。今後3日ほどをかけて姿勢を立て直す予定。 数々のトラブルに遭遇しながらも、それに負けずに世界初の快挙を成し遂げた宇宙科学研究本部(ISAS/JAXA)のはやぶさ運用チームに心からの祝福を。

 本ミッション自体の考察は既にいろんな所で書かれているので、ここではちょっと感じたことや、他では書かれない落ち葉拾い的な事を書いてみたいと思う。
 一つは今回のミッションにおけるBlogやネットのパワーについてである。元々、予算と人的リソースが足りない日本の宇宙開発は広報が弱いと指摘されていて、それは今回も変わらない(と言うか変えたくても予算や人が足りなくて変えようがないと言うのが実情だろう)のだが、それを補う形で今回はさまざまな個人ページやBlogが「はやぶさ」の記事を書いてくれた。特に松浦晋也のL/Dでは現場で取材しながら逐一状況がアップされ、さらにそれをRogue Engineer5thstar_管理人_日記などが逐次コメントとして英訳が提供され、それがさらに松浦氏によって元の記事本文にとりこまれるといったやりとりまで行われ、読み手の自分たちもまるで現場にいるような臨場感を味わうことが出来て感動的であった。またこれにより特に手薄な海外広報を補う事が出来たのではないだろうか。日本語が読めなくても、ミッションの状況を知りたいと思っている人は沢山いると思うのだが、ぜひこれらの記事を見つけ出して欲しいと思う。
 もう一点は、今回のミッションの驚くべきコストパフォーマンスの良さについてである。一時期は予算食いと批判の多かったNASAもディスカバリーシリーズなどでは低予算の宇宙探査計画を行うようになったが、そのプロジェクト費用(これまでの1/10)180億円よりも、「はやぶさ」開発コスト(127億円)は安いのである。
(注:ただしこの予算はプロジェクトどの部分までを予算に含めるかの資料が見つからないので、あまり正確な比較にはなっていない。もしなにか間違い等があればご指摘お願いします。)

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November 26, 2005

恐るべきドイツの加湿器

ventta1
 仕事先の会社で新たに加湿器を導入した。写真がその加湿器であるが、ごらんの通りサーバーに見間違うようなデザインしている。そう、この加湿器はドイツのべンタ エアウォッシャーと言う名の製品で最近では通販などでも売られているポピュラーなものらしい。
 それにしてもさすがはドイツ製と言うべきか、驚くのはそのルックスだけではない。あらゆるつまみや操作系なども全てがかっこよく洗練されているのである。だが問題はその操作系に潜んでいた。
ventta2
写真がその操作系のアップだが、はたしてこれを見ただけで使い方が分かる人がいるだろうか? 実はこのスイッチ、数字が大きいほど出力が大きく小さいほど出力が小さくなり、0に合わせると停止するようになっている。そしてその切り替えを±のボタンで行うようになっている訳である。しかも罠はそれだけでは無かった。さて給水しようと思ってふと気づいたのだが本体にどこにも吸水口が見あたらないのだ。実はこの加湿器、本体がちょうど真ん中当たりで上下に割れて直接給水タンクがむき出しになるようなっている。ただそれが、外からは分からないほど精密に組み上がっているので簡単には分からないだけなのだ。
 それにしても、たかが加湿器なのに使い方を解明するだけでもえらく手間取ってしまった。以前、自動車評論家の福野礼一郎氏が「福野礼一郎の宇宙」と言う本の中で、「デザインよく作りよく使い勝手よいダメ機械」と言うタイトルで作りや見た目は最高だが肝心の汚れを落とす機能が全然ダメなケルヒャーの掃除機について書いていたが、どうやらドイツ人の作るものと言うのはどうも作りに凝るあまりかえって具合が悪くなると言うパターンに嵌るようである。
なお最後に弁護しておくがこの加湿器、使い方が分かりにくいことを除けば問題はなく、今も大活躍中である。

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November 25, 2005

スケボーするわんこ

 近所の駅でスケボーにのる犬をたまに見かける。もちろんちゃんと飼い主がいてやらせているわけだが、別にそれでお金を取るわけでも、路上パフォーマンスをするわけでもないようなのでおそらく趣味で教えているのだろう。この犬、結構賢くて他にも輪っかくぐりなど様々な芸を見せてくれる。芸として見せているわけでは無いようなので、いつやっているかは完全に飼い主の気分次第だがそれでもこの駅の人気者である。

skate_dog1
かけ声と共に
skate_dog2
まずはスケボーに向けダッシュ
skate_dog3
そして前足を載せてさらに加速し、勢いが付いたら後ろ足ものせてちゃんと乗るのだ。

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November 24, 2005

着陸に成功していた「はやぶさ」

hayabusa_on_itikawa1
 すでに一部のメディアにも取り上げられつつあるが、前回の惑星探査機「はやぶさ」の小惑星「イトカワ」サンプル採集ミッションは実は着陸に成功していたらしい。
なぜこうしたことがすぐに判らないかというと、小惑星「イトカワ」は地球から約3億2000万Km離れた位置にいて、光ですら届くまでに約16分かかる距離にいるために、地球からリアルタイムでやりとりするわけではなくあらかじめ命令を送っておいて自立的に動くようになっていて、後からそのときの出来事を地球に向けて送信するようになっている為である。
 20日の第一回目降下時の具体的な出来事はJAXSAのこちらを見て頂くのがいいだろう。また今回の考察は松浦さんのBlogが今回も詳しいのでそちらを見て頂きたい。

 さて、こうした優れた記事がある中で私の所で何か書き足すことがあるか考えたのだが、よく考えて見ると特別宇宙に関心を持っていない人にとって、今回のミッションがどんな意味があり、またどれだけ大変なのかピンとこないのではないかと思ったので、そこら辺の話を最後にちょっと補足したいと思う。
 まずは冒頭で触れた地球からの距離の話である。3億2000万Kmと言っても数字が大きくてピンとこないかもしれないが、この距離は地球から月までの833倍にもあたるのだ。もちろんこれだけ離れているとさまざまな問題が発生する。まず電波が届くまで16分もかかってしまうのでリアルタイム性を要求される動作は地球から指示してやるわけにはいかないと言う問題がある。そのため「はやぶさ」は多くの判断を自分で行って動けるようなAIが搭載されていて、今回の着陸も万が一途中で障害物があったり、なにかのトラブルが起きたときには自動的に避けたり着陸を中止したりするようになっている。そう、日本のロボット技術はこうした所でも反映されているのだ。またこの距離の為、探査機からの電波は非常に弱いものになってしまうので、「はやぶさ」とのやりとりはNASAのDSN(Deep Space Network)というものを借りて行わなければならないと言う制約が発生する。DSNはガリレオやカッシーニやユリシーズのようなNASAの惑星探査機も使用している為いつでも使えるというわけではない。そのため「はやぶさ」とのやりとりはNASAからもらった使用時間内に収めなければいけないのである。
 次に微少重力の問題がある。これは頭では分かっているもののなかなか感覚的につかむことが難しい問題で、つい地球と小惑星「イトカワ」で同じようにものが動くと思いがちだが、実は「イトカワ」上では全ての動作を地球から見て「ゆっくり」動かす必要がある。なぜなら脱出速度が15cm/sしか無い世界なのだ。分かりやすく言えば、普通の人間がジャンプするだけでも地上の引力を振り切って宇宙に飛び出してしまう世界なのである。とうぜんなにもかも「ゆっくり」動かさないと宇宙に飛び出してしまいかねない。また仮に宇宙に飛び出すほどのスピードが無くても、一度飛び上がると今度はなかなか着地出来ないので、地上では細心の注意が必要なのだ。今回の「はやぶさ」もこの罠に嵌ってしまったと言えるだろう。着陸時のデーターによると、どうやら一度着地したものの大きくバウンドして再び地上に降りてきたのは20分後だったと言うことだ。

 それにしても、本来こうしたかみ砕いた話こそ新聞などがすべきなのに、これまで一度も見かけたことが無いのはいったいどうしたことだろう。外国では"Japan's Media relations are mostly to blame."と言われたそうだが、これには全く同感である。

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November 23, 2005

超簡単万能つまみ

roast_garlic
 最近、また仕事が忙しくなってきた。おかげで再開していた自炊も出来ず、家にはただ帰って寝るだけの生活になりつつあり、やさぐれた気分になりつつある。
 こんな時だからこそ、どんなに忙しいときでも冷蔵庫にほとんどものが無いときでも作れる万能のつまみを作ることにした。作り方は超簡単! 単にニンニクを丸ごと耐熱容器に入れそのままオーブンで表面に焦げ目が出来るまで焼くだけである。後はこれをむきむき、オリーブオイルと塩(岩塩や赤穂の塩などお好みで)につけて食べるだけ。しかも後かたづけの必要もほとんど無く、さらに日本酒からワイン、ウオッカなどほぼあらゆる酒に合うと言う優れものである。唯一の難点は匂いくらいだが、十分に火を通せば思った以上に匂いは残らない(筈)。さらにはニンニクの強精効果で疲れやさぐれた心と体も回復できる一石二鳥のみならず三鳥・四鳥の優れものである。

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November 22, 2005

アイヌの土地だった北方領土

 いつも見ているぺり公さんの所のプチソ連の記事で気になったものがあったので、ちょっとそれをフォローする話を書いてみることにする。まずは元の話から。

アイヌの声明


北海道の先住民・アイヌのグループと市民グループとが月曜日、アイヌのものである北方の島々を求める権利は日本にもロシアにも無いとする合同声明を、日本の外務省と東京のロシア大使館に宛てて送った。共同通信が伝えた。
北海道の4島について両国が交渉を行う際には、アイヌの意見も取り入れられねばならないと声明は述べ、日本では北方領土、ロシアでは南クリルとして知られるこれらの島々に最初に住んでいたのはアイヌだったとも付け加えた。

 さて、北方諸島及び樺太の先住民の話だが、そもそもここはアイヌニブヒ(ギリヤーク)ウイルタなどの人々が住んでいた。しかしご存じのように18世紀から日本とロシアの係争地となったため、ここに住んでいた人々は2つの大国によって翻弄され続ける事になる。
 当初は1855年の日露和親条約によって明確な境界線が定まらないまま、住民にとっては雑居地域とされていたこの土地は、1885年の樺太・千島交換条約によって樺太をロシアが千島諸島全島を日本が保有することになり、それに合わせてここに済む人たちは日本・ロシア双方によって多くの人が強制移住させられることになる。
もともと狩猟生活を生業としていた人々は、これにより慣れない農業や伝染病によって多くの人々が亡くなり、生き残った人々も元の文化や生活基盤を失うことになってしまうのだった。
 悲劇はさらに続いた。1904年には日露戦争が勃発し、勝利した日本はサハリン南部も領土に加えることになった。だが元から住んでいたウイルタやニブヒの人々は突然現れた国境により、家族や親族と引き裂かれてしまう。さらに日露両国とも当時はこうした少数民族に対する独自の文化を認めず、同化政策を行うことで彼らの文化を破壊していった。
 しかし最大の不幸はこの後に起きた第2次世界大戦だろう。最初は戦火と無縁だと思われた北方諸島だが、1942年にはソ連に対する諜報活動を行うため、15歳前後の少年達が招集された。そして1945年8月9日には日ソ不可侵条約が破られソ連が進入。そして、招集された少年達はスパイ容疑として強制収容所におくられることになる。生き残った彼らがようやく戻れたのはそれから12年後のことだった。
 また彼らに対しては、日本政府は「樺太先住民に対しては兵役法の適応は当てはまらない」事を理由に軍人恩給の支払いを却下。またソ連側にいた多くの住民も、多くは強制移住させられ代わりに多くのロシア人が入植者として送り込まれたと言う。
 両国に土地も言葉も奪われる形になった彼らの事は今もほとんどの人に知られないままである。

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November 21, 2005

「はやぶさ」Link集

 小惑星イトカワを観測中の探査機「はやぶさ」についてとかいろいろ書きたいこともあるが、既に松浦さんの所で膨大な記事が書かれているほか、それを補完する形で5thstarさんが英文の翻訳記事を書くなど、すでに私の所で付け加えることは何もないので、今回はLinkを載せるだけにとどめたい。
それにしても日本のメディアは日本の計画は重箱の隅をつつくのに、アメリカの計画にはもろ手を挙げて賛美するのだろう。

参考Link:
「はやぶさリンク」:着地はできず。88万人のターゲットマーカーの投下には成功
「はやぶさリンク」:臼田局可視中の、三軸制御確立は間に合わず
「はやぶさリンク」:タッチダウンできていた?
「はやぶさリンク」:実はセーフ・モードに入っていた、予想よりもイトカワから離れていた
「はやぶさリンク」:次の情報は午後1時過ぎぐらい
「はやぶさリンク」:セーフモードに入らなかった理由、ドップラー変位による速度測定について
「はやぶさリンク」:双方向通信回復
「はやぶさリンク」:ビーコンは受信できている。双方向通信が確立していない
「はやぶさリンク」:午前9時頃に説明がある、かも
「はやぶさリンク」:トラブル発生
「はやぶさリンク」:地上局アンテナ切り替え
「はやぶさリンク」:上昇開始
「はやぶさリンク」:ターゲットマーカー放出
「はやぶさリンク」:より一層降下
「はやぶさリンク」:降下継続

なおスラッシュドットジャパンでも取り上げられている。
小惑星探査機「はやぶさ」、第1回目の試行では着地できず

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November 20, 2005

新宿パノラマ写真

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 何故か、ニュースというのは重なるものでいろいろと書きたいネタは多々あるのだが、そういうときに限って時間が無いから困ったものだ。そんなわけで今回は久しぶりに文章を書かなくても良い撮ってきた写真を載せることにする。(とはいえ、スキャンしたりしたら結構な時間がかかってしまってこれなら文を書いた方が時間はかからなかったかも知れない。)ちなみに使ったのはロシアのパノラマカメラ、HORIZON 202である。
 写真は新宿の一駒。この時期はサザンテラスでイルミネーションも始まって、デートスポットとしても撮影スポットとしてもにぎわっていると思ったのだが、写真を撮っている人は思った以上に少なかった。以前などは私を含めて三脚を立てて本格的に撮影している人をしばしば見かけたものだが、迷惑になると言う理由からか規制されるようになったのだろうか。そういえば、以前も三脚を使っていたら警備の人に注意されたのを思い出した。それにしても不思議なのは、携帯で撮影している人は多いもののカメラで写真を撮っている人自体ほとんど見かけないことである。デジカメに押されてフィルムカメラがなくなりつつあると言う指摘はよく聞くが、カメラ自体が携帯に取って代わられようとしているのだろうか?

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November 18, 2005

今週のコミック「勇午」における情報収集衛星の考察

 イブニングで連載されている漫画「勇午」は毎回社会問題や国際情勢を取り上げた硬派な漫画で結構気に入っているのだが、今回は日本の情報収集衛星がテーマの話になるらしい。そんな訳でどんな切り口になるか気になって読んでみたのだが、残念ながら衛星やロケット周りでいろいろ気になることが見つかったのでちょっと突っ込んでみようと思う。
 まず気になったのは、これまでの打ち上げの内容の詳細が機密情報として書かれているくだりである。具体的な内容については言及してはいないものの、実は打ち上げ内容に関しては少なくとも日本では機密と呼べるようなものは存在していない。もともとロケットの打ち上げというのは思ったよりも自由度が低く、どのくらいの重さの衛星をどの軌道に載せるかでほぼ打ち上げ時刻や使われるロケットは決まってしまうので、逆に言えば衛星の目的やロケットの打ち上げタイミングさえ押さえてしまえば、後は逆算で大抵の事が判ってしまうのである。また打ち上げ自体、冷戦時代に米ソが互いの核ミサイル打ち上げを察知するために構築した情報網により、地球上ほぼどこから打ち上げてもすぐに察知されてしまうのが現実だ。さらに付け加えるなら、アメリカはノーラッド(NORAD)と言う組織で24時間体制で宇宙の衛星の状況や地球上の核ミサイルや戦略爆撃機などの動向を見守っている上に、発見された衛星はどんな軌道を通っているかなど全て把握され、しかもそれは誰もが閲覧可能なのだ。じつは以前、日本が情報収集衛星を打ち上げたときも当初秘密のはずの軌道が公開されてしまって、後で日本がクレームを入れて引っ込めてもらったと言う下りさえあるくらいである。
 もう一点は、打ち上げの妨害の危険性を確認するために地上からロケットを爆破できるのかと勇午が聞く場面が出てきて、しかもそれがかなり重要な機密事項のような書きかたをしている点。実は有人ロケットは別にして大抵のロケットは万が一軌道がそれて人口密集地に落下する事が無いように、爆破装置が付いているのはごく普通の事なのだ(皮肉にもこれが最初に使われたのは、1999年に打ち上げられた情報収集衛星を載せたH2A6号機である同年に打ち上げられたH-II 8号機(ひまわり後継機)の方が最初だと言う指摘を頂いたので修正します)。もちろんこれは秘密でも何でもなく、宇宙開発関係者やその手のものが好きな人なら誰でも知っている事である。

 まあ漫画の中のロケットや衛星、さらに軍事の描写がお粗末なのは別に「勇牛」に限らない(むしろ「勇午」は良く書けている方だろう)、MOON LIGHT MILEなどではステルス機が空母に着艦したり、人間が踏んで爆発する地雷(対人地雷)で戦車が吹っ飛んだりと無茶苦茶な描写が多くて一時期はスラッシュドットでネタにされたくらいだが、この手のネタをあげつらっていけば、当てはまる漫画はいくらでもあるのが現実だ。だが宇宙開発好きの一人としてもう少し間違いが減ってくれれば良いと思うのである。

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November 17, 2005

ヘブライ語の雑誌

 先日、電車の中で何気なく隣を見たら、若いおそらく日本人と思われる女の子がヘブライ語の雑誌を読んでいた。ヘブライ語とは現在イスラエルで使われている言葉で、独自のアルファベットを持つ言語である。長らく誰も話し手がいなく死語となっていたこの言葉をユダヤ人達は自分たちのアイデンティティ確立のため執念で復活させた下りは興味深いのだが、この話を始めると話が長くなってしまうので話を進めよう。
 面白いと言うか気になったのは、単にヘブライ語だからと言うだけではない。その雑誌が語学勉強用の何かのテキストやポピュラーな小説のダイジェスト版と言う体裁ではなく、向こうのティーンが読みそうな写真とポップなレイアウトの雑誌だったからである。特にびっくりしたのは向こうでも文字の中にハートマークが使われていることだった。まあ、よく考えてみれば、イスラエルも西洋文明諸国で若者も徴兵があるとはいえ、若者達の文化はそう違いがあるものではない。それにしてもイスラエルと言うとどうしても、周りのアラブ諸国やパレスチナと日々戦闘を繰り返している準戦時国家と言う先入観がぬぐえないせいか、こうした国にも普通の若者文化や生活があることをつい忘れがちになってしまう。日頃、特定の文化に対して先入観を持たないように気をつけているつもりでも、いつの間にか先入観に囚われてしまう事を反省させられる出来事だった。
ところで、雑誌を読んでいた貴女はいったい何者ですか?

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November 16, 2005

ロシア語とアラビア語の類似点

 最近、師岡カリーマ・エルサムニーさんの美貌につられていつの間にかNHKテレビのアラビア語講座を見るようになってしまった。とはいえ勉強するつもりはなく単に娯楽として見ているだけなのだが、思い起こせばロシア語を勉強するきっかけも似たようなものだったので、数年後にはどうなっているか判らない。とはいえ今はいつまで経ってもものにならない英語と、面白いものの難解で手こずっているロシア語を先に何とかしなくてはいけないだろう。
 それにしても授業内容は判断付かないものの、番組の面白さと言う点では数ある語学講座の中でもアラビア語講座はピカイチなのではないだろうか。なんと言っても師岡さんが魅力的だし、生徒役の柳家花緑氏が本業が落語家だけあって会話のテンポがよく、聞いていて面白いのがいいのだ。あと賛否両論あるようだが、テーマソングでわざわざ昭和初期の歌謡曲「アラビヤの唄」を使っているセンスも悪くないと思う。もともとこうした変なノリが好きなせいかもしれないが、自分にとってはこれらのセンスが日本からとても遠そうなアラビア語に対して親近感を生むものになっている気がするのだ。
 ところで漫然と見てて気づいたのだが、アラビア語と言うのは思った以上にロシア語に共通点があるのには驚いた。簡単な言い回しは動詞が省かれる点や、名詞の性に合わせて形容詞も変化する点、日本語で「てにをは」に当たる語が無く、代わりに単語の語末が変化する「格変化」と呼ばれる構造など、ロシア語を学んでいる自分にとっては思い当たる事が次から次へと出てくるのである(しかも変化の形はロシア語よりもずっと簡単そうだ)。ある程度外国語を習得すると類似点から他の言語の習得も楽になると言う話を聞くことがあるが、もしかしたらアラビア語はロシア語習得者にとっては取っつきやすい言葉なのかも知れない。

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November 15, 2005

携帯とPHSの話し

 先日、WILLCOMの新型端末の予約をした。月末発売なのに近所の店では未だに(店頭)価格が決まってないらしい。
以前のAH-K3001V(京ぽん)の時は品薄で入手するまで大変だったが、今回は無事入手出来るだろうか。
既にモバイルフォン(携帯、PHS合計)のうち、4.8%の割合しか占めていないPHSであるが、日常の利用の9割以上がデーター通信でしかも通常のインターネットやメールの閲覧に当てている自分にとってはこれ以外のチョイスは考えられない。今では普通の携帯でもフルブラウザ搭載で、PC向けのページを見ることの出来る機種は出てきたものの、今の私の使い方ではおそらくパケット代で破産してしまうに違いない。まして、次のWILLCOMの端末ではBluetoothを搭載し今使っているPowerBookならそばに置くだけで端末を通してインターネット接続が可能になる。まさに自分のために作ってくれたような端末といってもいいだろう。唯一の不満はもう少しデザインがシンプルでスリムな方が良かった事くらいだろうか。
それにしても思うのは、PCにせよ携帯にせよ何故か私の好みの大半はマイナーなものになってしまうようである。

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November 14, 2005

武器としての通貨戦略

 アメリカ国債の全流通量(約500兆円位)のほぼ50%にあたる2兆600億ドルが外国人保有である事が先週発表された。しかもこれはアメリカにとって必要なオペレーションになっていて、金利の急騰がこれによってブレーキがかけられていると言う実情がある。
 この国債の半数以上が外国の保有になると言う自体は本来懸念すべき事で、普通の国ならばこれにより自国の経済政策の自由度に制限がかかる事態を招きかねない。事実、アルゼンチンの経済破綻の一因も国債の外国保有分が原因になっていた。(要は外国資本が引き上げられると自国経済が破綻してしまうのでそのために金利を上げていった結果、ショートしてしまったのである)
 さて問題はこの外国保有分をどこの国が持っているかだ。例えば日本は膨大なアメリカ国債を保有しているが、これはまず引き上げられる心配は無い。と言うか実は橋本内閣時代に「米国債を売りたくなる衝動に駆られる」と、コロンビア大学で橋本総理が演説したことがあるのだが、米国は米国内の日本資産の封鎖・凍結する可能性すらほのめかしてその動きを封じてしまったくらいで、そもそも売ることさえ出来ないのが実情である。またEU諸国も交渉の余地はあるだろう。しかし、実情はこれらの国に加えて中国がかなりの分を保有しているらしいのだ。そうなると中国はこれらを戦略化して使用することは十分有り得る訳で、アメリカとしては面白くない状態だと言えるだろう。
 中国はアメリカに対してはロシアと大規模な共同軍事演習を実施したり上海協力機構を作るなど様々な対抗策を取っているが、こうした所まで手を伸ばしているとは思わなかった。思った以上にしたたかな国なのかも知れない。

 それにしても感じるのはEUや中国に対して日本はどうして通貨政策に関しても国際的な戦略が打てないのだろうか。中国に関しては既に触れたが、ヨーロッパ(主にフランス)もかつてアメリカが金・ドル交換の停止を一方的に発表した際(ニクソン・ショック)には、課徴金の廃止とドルの切り下げをいち早く実現したと言う歴史がある。しかし日本は当時も固定相場制度を維持し続けたために膨大なドルの売り浴びせを受けて大きな損失を出したのだった。そしてその後の橋本内閣時の顛末は先に書いたとおりである。私たちが自主的な通貨戦略を持てるのはいつのことになるのだろうか。

・参考Link:極東ブログ:中国の外貨準備高が日本を抜いたことへのやや妄想っぽい話
ここのコメント欄を読むと例えアメリカの圧力が無かろうが、中国であっても経済システム上簡単に売却できない事が伺える。

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November 12, 2005

アルゴリズミックビューティー2

procedural_modeling_of_cities_video_siggraph2001
 再びCGそれもプログラムで面白いページを見つけた。
Siggraph2001でProcedural Modeling of Citiesという論文で「自動生成」で街を作ると言う発表があったが、その論文をParish氏と共に発表した、Pascal MuellerのWiki(そしてHP)(日本語紹介記事)である。
 どんなことが出来るのかはぜひLink先を見て欲しいのだが、一言で言えばかなり複雑でかっこいい町を自動的に作ることが出来るのである。よく見ると建築的に怪しいところはあるものの、ぱっと見では全く遜色ない仕上がりである。最近のネットゲームなどが顕著なように最近ますますステージが広くなりつつある今のゲームでは、すでに手作業で街を作るのは不可能になりつつあるのだが、こうした技術がそれを解決する手段になりそうだ。

 出来るなら私に代わって今のマップを作って欲しいと言いたいところであるが、もしこの技術が完全に人が作ったものと見分けがつかない街が作れるようになった暁には、私は用無しになってしまうと思うと、なにやら複雑な心境である。

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November 11, 2005

日本酒とつまみの小話

 前も書いた記憶があるが私は本当の酒飲み(ってなんだ)では無いらしく、つまみがなければお酒が飲めない質である。とはいえ、つまみは有形なものでなくても構わない以前書いた話ではないが目に見えないもの、例えば絶景だとか最高の音楽とかそういったものでも構わないのである。
 そんなわけで自分にとって本当の酒飲みとは「つまみは塩だけ!」とか、さらにはアルコールさえあればOKで少しでも酒を沢山飲むためにわざわざ絶食すると言う位が本物だと思っている(しかも周りにいたんだよなあ)のだが、どうも周りはそう見てくれないようである。
 ところでつまみが欠かせない左党にとって困るのが、思いついたときに酒はともかくつまみのストックがない時だ。お酒は特に腐らないこともあり、常にストックがあるからいいのだがつまみとなるといざ思い立ってもわざわざ作るのも面倒だし、かといっていつ食べるか判らないのに常時ストックしておくわけにも行かない。しかも、たちが悪いことに変に美食家なものだから日持ちがする乾きものやましてやジャンクフード風のスナックなどでは満足出来ないから困るのだ。
 幸い、今は北海道土産と言うことでもらったラム肉のビーフジャーキーがあるから良かったものの、それが尽きたらまた何か考える必要がありそうだ。これで洋酒党なら上手いチーズの1つか2つを備えとけば問題ないのだろうが、日本酒から泡盛、時にウオッカなどを飲む自分にとって常備するおつまみのチョイスは結構悩ましいものなのである。

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November 10, 2005

嗚呼楽しき床屋談義

 たまに国際政治や軍事ネタを書くように、この手の話題は嫌いではない。いやむしろ国際政治にまつわる陰謀論やまるで神のような視点で政治や経済に関してあれこれ床屋談義をするのは最高の酒のつまみだと思っている質の悪いタイプと言えるだろう。
 こうした話題を振ると、実際に自分たちが関われるわけも無いのに何が面白いのとか、テーマによっては不謹慎だと怒られてしまうことさえあるが、下手なSFやフィクションよりも物語としても現実は遙かに面白いし(かつ恐ろしくもあるが)、実生活に関しても「現在」に連なる現実を話題にしている以上、無関係とは言えないからにはせめてそれを肴に楽しんだ方がいいと思うのだ。たとえ現実に出来る手段が限られているにせよ、選択肢は必ずあるからだ。それにこうした話は意外に実生活でも役に立つものである。一つはいろんな話やアイディアのネタとして役に立つと言うこと、そしてもう一つは為替や株価の動きを予想するのに役に立つと言う点だ。
 ただこうした床屋談義の難点は同好の士がなかなか見つからないことだろう。確かに最近はBlogなどでも政治系サイトなどは山のようにあるわけだが、多くの所はガチだったりするので、知的遊戯の道楽でやっているこちらは得てして「不真面目だ」とか右翼・左翼呼ばわりされてしまうのである。そういえば、最近ではこの手の陰謀論系サイトの大本締めである「★阿修羅♪」も最近はおかしくなってしまっている。このサイトの面白さは、既存の常識を離れて歴史や現代社会の裏を読み解こう、という一種の知的なゲーム感覚にあったはずなのに、いつの間にか負け犬系市民運動家の溜まり場の様相を呈しているのである。
 陰謀論にせよ政治談義にせよ適当な距離を保ちつつ、楽しんで行きたいものである。

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November 09, 2005

ゲームのローカライズと外国語の単語の長さ

 今回はネタ切れ気味なので、また外国語の話。
 ゲームのローカライズ、要するに各国語版を作る際にはいろいろな問題が発生する訳だが、その中でも大きなウェイトを占めるのが言葉の問題である。まだ音声だけなら問題は少ないのだが、困るのがテキストの部分で外国語によって文字の長さがすっかり変わってしまうから頭が痛いのである。特に問題視されるのがドイツ語で、日本語に比べて下手をすると倍以上の長さになってしまうから堪らない。おかげで場合によっては文字を入れるウィンドウのサイズはおろか、画面デザインすら変える羽目になるから恐ろしい。パソコンなどまだ高解像度の画面なら多少文字を小さくしたりして無理が利くものの、TV出力が前提のゲーム機では入れられる文字数が限られているからちょっと文字が長くなると大変なのである。ましてや携帯ゲームだったりするとなおさら大変なのは言うまでもないだろう。
 ところで長い長いと言われているドイツ語だが、実はロシア語に比べるとまだ可愛い方なのである。例えば「現実の」действительностьとか「農業の」селькохозяйственныйなど特別難しい言葉でなくてもこの長さなのだ。これじゃあロシア語の単語など絶対に覚えられないと言いたくなってしまうところだが、良くしたものでその代わりと言ってはなんだがロシア語はほぼ完璧な表音文字なので、とにかく音さえ覚えてしまえば後は発音表記ルールに従って書けばまず間違い無いのである。そのせいだろうか、日本に来たロシア人はとにかく音をそのままひらがなに落として覚えようとするので、時々何とも妙な日本語を書くとロシア人の奥さんを持った人が言っていたのを聞いたことがある。
 それにしてもドイツ語でさえこんなに苦労するのにロシア語にローカライズする話は来たらいったいどうなってしまうのだろう。こんな時は、決してローカライズの話など来そうもないロシア語のマイナーさに密かに感謝するのである。

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November 08, 2005

会社案内の写真

camera_equipment
 仕事先の会社でたまたま会社案内の撮影をしているのに出くわした。もともと会社案内に載っている写真や業務内容など、お見合い写真並みに美化しているものだと皆思っていると思うが、それでも私はかつて働いていたインテリアデザインの会社にはまんまと乗せられた思い出がある。

 当時はバブルの真っ最中と言うこともあり、今では信じられないかも知れないが求人は完全な売り手市場で、各企業とも人集めにあの手この手を尽くしていた。その中で私の気を引いたのはあるインテリアデザインの会社だった。業界最大手のこの会社は、インテリアでも特に美術館や博物館などの公共施設や展示会のパビリオンやテーマパークなどを設計・製作している所で、当時から気の多かった自分にとってまさに理想の仕事場だった。
 新人研修も終え仕事や職場環境は特に不満もなく仕事に励む日々だったが、当時の自分にとって一つだけ大きな謎が残っていた。それは入社案内や、デザイン雑誌に載っていた当時最新のオフィスにも全くひけを取らない内装を誇った部署が社内を見渡しても何処にも見つからないことである。当時の自分でも多少はひねくれていたので、どうせ役員室ででも使って撮ったのだろうと思ったのだが、ある程度会社になれて役員室や社長室も見せてもらったにもかかわらず、依然として入社案内に載っている部屋は見つからなかったのである。
 ある日とうとう気になって仕方なかったので、思い切って人事部の人と話す機会があった際に聞いてみた。驚いたことにそんな部屋自体どこにも存在していなかった。なんと展覧会のパビリオンやテーマーパークの舞台宜しく、カタログに載っていた部屋は大ホールの中に仮設で立てられたものだったのだ。これが普通の会社なら、詐欺と言ってもいいだろう。しかしちゃんとカタログには仕事内容のページにその写真は掲載されていたのである。そう、まさにその写真のオフィス自体が、会社の技術力を結集して作られた仮設建設の仕事の成果だったのである。

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November 07, 2005

沖縄海兵隊のグアム移転、米が3200億円の負担要請

 今月頭のニュースだが、ちょっと気になっていたので調べてみた。まずは概略を読売新聞から引いておく。

 日米両政府が在日米軍再編に関する中間報告で合意した在沖縄海兵隊司令部などのグアム移転を巡り、米側が日本政府に対し、移転費用3200億円以上の財政負担を求めていることが2日、分かった。  日本側は、前向きに検討することを米側に伝えた。  日本側の具体的な負担額は今後、日米間で詰める。政府・与党内では、米軍再編の日本側の負担が巨額に上るため、防衛費とは別枠を設ける案も浮上している。また、日米両政府はグアム移転を来年3月の最終報告後、6年程度で完了することを目指すことで基本的に合意した。  関係者によると、米側は日米交渉で、キャンプ・コートニー(沖縄県うるま市)の第3海兵遠征軍司令部などをグアムに移転する方針を伝えた際、グアムでの新施設建設費などの移転費用が総額30億〜35億ドル(2005年度予算の換算レート1ドル=107円の場合、3210億〜3745億円)に上ると説明。さらに、「米軍が単独で行うと20年かかるが、日本が支援してくれれば6年程度で完了できる」として財政負担を求めた。日本側も前向きな検討を約束したという。

 気になる点はいくつかある。まず「中間報告」に合意してわずか10日目でこれだけ具体的な金額が出た上で、しかも日本側が基本的に合意していることだ。後で触れるが在日米軍に関する特別協定(SMA)によりある程度の裏付けがあるにせよ、負担合意が早すぎる。これはどう考えても水面下である程度の合意が行われていたと見るのが自然である。
 もう一点はさらに重要な問題で、言いがかりにすら思える今回の費用負担要求は過去の日米特別協定で既に明文化されていると言うことだ。1995年に結ばれた新たな協定内容によれば、日本は実質的に基地従業員の労務費と光熱水費、さらに日本が要求した場合の演習移転費の全額を負担することになっている。余談だが米軍駐留費を負担している国はいくつかあるものの、ここまで全面的に負担している国は日本以外にはどこにもない事も念頭に置いておくべきだろう。
しかも本来、今回の移転は米軍のトランス・フォーメーションの一環で日本側の地元負担減の要求に応えたと言うものではなく、これ以上沖縄に米軍が駐留する必要がないから撤退していくのが実情なのだ。沖縄からの早期移転を後押しする目的があるにせよ、日本側からの要求に応えて移転すると言う形を取ってしまっては移転費用全額を日本側の事情から負担すると言う形になってしまう。裏にどんな事情があるのか判らないが、少なくとも今回の移転が日本側の事情よりもアメリカの事情によるものだと明示すべきではないだろうか。

参考Link:
Allied Contributions to the Common Defense
Annual Report 1999
Defense Reform Update
Budget of the United States GovernmentFiscal Year 1999

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November 06, 2005

久しぶりにジャケットを買いに行って思うこと

 最近の流行のファッションというのはどうなっているのだろう。もう若者と言うにはだいぶ苦しくなる年にもなると、そこら辺がすっかり判らなくなってしまう。どうも大抵の男性は若い頃に擦り込まれたファッションパターンを延々と引きずるような気がするのだが、実のところはどうなのだろうか?
 ホイチョイのネタやバブル課長攻略講座にあるように、この世代の人間は未だに襟を立てたポロシャツを着ていると言うイメージがあるが、自分も未だに着る物は雑誌「MEN'S CLUB」の影響を受けているのか、J.PRESSやNEW YORKER、BROOKS BROTHERSなどが妙に多い(まあ、最近は値段の関係でどんどんユニクロ率が上がりつつあるが)。さらにたちが悪いというか、ちょうど色気づいた学生時代から社会人の頃にバブルにぶち当たったせいで、ファッションやインテリアなどの価値感覚のリミッターがだいぶ甘いようなのだ。まあインテリアの場合はその後、仕事にしてしまった関係もあって個人だったら絶対に見ることも出来ない高級インテリアや什器なども扱ってきたので、逆に仕事として見る訓練が出来てしまったので、かえって値段や品質にはシビアになったのかも知れない。
(余談だが、当時のおかげで自分は高級インテリアや什器を扱っているお店にはいるのは全く抵抗感が無くなってしまった。なにせ仕事で嫌と言うほど扱っていたからである。)
 だがファッションについてはどうだろう。何となく当時から来ているから買っているものの、正直良い物なのかいまいちピンとこないのだ。とはいえ、若い頃のすり込みとは恐ろしい。今でも特に意識しないで洋服を選ぶと、いつの間にかここら辺のブランドのデザインの物を選んでしまうのである。
 だが先日冬物のジャケットを買っていて気づいたのだが、周りの客層の年齢は私よりもさらに10歳以上年上のように思えることである。昔、初めて洋服を自分で買うようになった大学生の頃は、自分の好きな服を売っているお店に行くと周りの年齢層が高くてとても敷居が高い気がしたものだが、もう十分当時の客層の年齢を上回っている筈なのにと不審に思ったが、よく考えてみれば当時の客層も同じように年を取っている事に思い当たった。どうやら、男どもの服の好みは本当に若い頃に擦り込まれたまま変化しないようである。

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November 04, 2005

本日のジュンク堂攻略記

 最近、休日になると新宿のジュンク堂などの大きな本屋に行っては山のように本を買い込む生活になってしまった。
正直、置き場所は無くなるは財布は軽くなるわでいい加減控えないととは思っているのだが、日頃忙しいのと品揃えの良い本屋が周りに無いせいで、つい面白そうな本を見かけるととりあえず買って見るようになってしまった。
まあそんな言い訳は置いといて本日の買い込んだリストを記録する。

プラネタリウムを作りました。
あのメガスターを作った、大平貴之氏の本。もういろんなところで話題になっているが、改めて読んでみるとその執念というか情熱には感心させられる。本物の星空と同じように見える、100万個の星を投影できるプラネタリウムを制作すると言う目的を、個人で実現していくプロセスの途中で自動工作機械やマシンの制御のためにプログラムをマスターしたり、電源基盤設計の為に基盤設計をやっているメーカーのアルバイトに応募して、熱意から相手の社長さんまでも動かして、技術部門の出入りを許可してもらったりと、一見不可能な事でも1つ1つものにしていくのだ。
どんな分野でも、十分習得した人間はそれを通して一見関係なさそうな事まで習得していると言う話を聞いたことがあるが、まさにこの言葉は彼に当てはまる言葉だと思う。
かつて何かに熱中した人は読むと自分に照らし合わせて勇気と情熱をもらえる本だと思う。

未来兵器
世界の傑作機別冊の一連のビジュアル軍事解説本。これも同シリーズの「世界の空母」「世界の潜水艦」などと同じ、坂本明氏の手による物らしい。相変わらず膨大で分かりやすいイラストと図解で非常に読み応えがあり、参考になる本だ。特に私のようにゲームなどの美術設定などをやっている人間にとっては、単なる趣味ではなく仕事で必至な本と言っても良いだろう。またこの手のミリタリーに特に興味が無くても日本の米軍基地移転問題に密接に関連したトランスフォーメーションやRAMが具体的にどう言った物なのかを知るのにも役に立つので国際政治などに興味がある人も一読する価値はあると思う。
それにしても思うのは、今や最新の軍事技術は一昔前のSFやアニメの世界よりも先に行ってしまっている事には驚かされる。

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November 03, 2005

惑星探査機「はやぶさ」リンク集

fig03

 頻繁にLinkを貼らしてもらっている松浦さんのBlogが今凄いことになっている。日本の打ち上げた惑星探査機「はやぶさ」の膨大な資料と画像がLinkされ、解説されているのだ。もちろん本家JAXAの資料の方が多いのは言うまでもないものの、それが分かりやすい形のコメント付きでLinkが紹介されているのでかなり重宝している。
これまで人的リソースが無くて、なかなか発表できなかった小惑星「イトカワ」の観測データーだが、発表されている資料を見ると、日本の宇宙技術も外国に決して負けていないと言うことが分かるだろう。

「はやぶさリンク」:イトカワの全球マッピング終了!

「はやぶさリンク」:午後5時からの記者会見

「はやぶさリンク」:午後5時からの記者会見その2

「はやぶさリンク」:午後5時からの記者会見、質疑応答

「はやぶさリンク」:「はやぶさ」のイトカワ近傍観測の成果について

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November 02, 2005

鶏肉のバジルソースオーブン焼き

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 先日思いつきで作った料理が結構いけてたのでレシピを記録することにする。とはいえ、毎度の事ながら作り方は簡単だ。
・材料:鶏の胸肉(もも肉でも可)、ニンニク、アスパラガス、しめじ(ニンニク以外の野菜は火を通したときに水が出なければ他の物でも構わない)。鶏肉はあらかじめ塩をすり込んでおく。焦げ目が欲しいなら、さらに蜂蜜などを薄く塗ると綺麗な色になる。
・これをくっつかないようにオリーブオイルを塗った耐熱容器に入れ、塩・胡椒をふり(鶏肉に擦り込んでいるので塩は控えめに!)、さらにバジルソースをかける。このバジルソースが味のポイントになる。
・これをオーブンに入れ、200度で20分から30分(鶏肉の大きさによる)火が通るまで焼き上げる。

以上で出来上がりだ。単に容器に入れて焼くだけなので後かたづけも簡単な割には、かなりいける味である。

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November 01, 2005

ハリケーンβ発生

 いろいろ気になることはあるものの、一つの話として書けるほど手元に資料が無い話が大半なので以下箇条書きで書く。

・ハリケーンβ発生
アメリカのハリケーンは人名で管理しているが、これは年の初めに国立ハリケーンセンターがあらかじめ21個のアルファベットから始まる名前を用意してそれを順次つけていくようになっている。しかし、今年は異常気象なのかとうとう用意していた人名を使い果たして、予備の名称であるギリシャ文字まで動員されるようになってしまった。先日のFENによればすでにβがフロリダ沖に発生しているそうだ。
このハリケーンの異常発生は地球温暖化が原因だと言う説がある。もしそうなら自ら京都議定書を調印せずにいるアメリカだが、皮肉なことに一番それで被害を受けているのことになる。

・ひまわり6号管制用アンテナ故障
「ひまわり」が予算の関係で様々な機能を持った多目的衛星に為らざる得なかった話は以前にも書いたが、そのなかの国土庁管轄の管制用アンテナの日本上空と小笠原周辺上空を担当部分が故障したという。幸いまだ残る4つの空域を担当するアンテナを予備として使うもののこれもおかしくなると交通管制機能については機能を停止せざる得ないだろう。実は「ひまわり」はその名称から気象観測(だけ)している衛星を連想させると、他の機能を盛り込んだ国土庁などは猛反発したいきさつがあるのだが、皮肉にもその名称のおかげで今回の故障もそれほど目立たなくなりそうである。

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