外国語の学習で思うこと
前回書いたように、病み上がり後早速やったのがBlogの更新と外国語の勉強だったように、どうやら自分の中では思った以上に外国語(特にロシア語)の学習に対するウェイトが高いようだ。その割にはいっこうにものにならないのが不思議でならないのだがそれはひとまず置いておいて、今回は何故こうした事をやっているのか考えてみたい。
外国語を学ぶ理由は人それぞれあるだろう。単純に受験や仕事で必要なのかも知れないし、役に立ちそうだという実利的な動機もある。あるいはその国に憧れていつかはそこに行ってみたいとか、原書を読んでみたいというのもあるだろう。しかし、少なくとも自分の場合どうもそれとはちょっと違うような気がするのだ。もちろん、実利的な理由や憧れというのも多少はあるのだろう(特に英語の場合)。しかし、どう考えてもこの先ロシア語が役に立つ機会がそうあるとも思えないし、憧れといってもロシアの場合そこに住みたいとかいう、他の国にはありがちな熱烈さとはちょっと違うような気がする。
ではなぜやっているのか。どうやら自分の場合ロールプレイングゲームで経験値を上げることが面白いように、単純に自分のスキルを上げるのが面白いからみたいなのである。そうして考えると対象は違うもののRPGで必死になってレベル上げに励むうちにいつしかそれ自体が目的になってしまう人がいるように、こうした能力上げはある種の麻薬的な要素があるのかも知れない。そういえば、以前働いていた同僚でRPGのデモ版でシナリオも何もなく、ただひたすらレベル上げとそのための戦闘しかないゲームにはまっていた友人がいたのを思い出した。ただ私の場合は根がせこいのか、そこまでバーチャルなものの値を上げる気がしない分、代わりにマイナーな外国語というある意味同じくらい実生活で役に立つか分からないもののパラメーター上げにはまっているのかも知れない。
それでも、何か脳みそを使うということは結構楽しいのも事実である。特に今行きつけになっているEXCELSIOR CAFFEでは近くに語学学校があるせいか店内で勉強している人が多く、その中に混じって勉強しているとなんだか学生時代に戻ったような感覚と、連帯感を覚えて密かに悦に入るのである。
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