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January 11, 2006

至高の腕時計パテック フィリップ3796

patek3796
 先日、とあるアンティーク時計を売っている店でパテック フィリップのRef.3796"calatrava"があるのをを見つけてしまった。ちなみにパテック フィリップとは作っている時計に100万円以下のものは一つもないと言う超高級時計メーカーで、スイス時計メーカーの頂点に輝くブランドの一つである。その中でも特に人気があるのがこのcalatravaなのだ。見た目は地味な感じがする小振りな時計ではあるがこの手の時計だけあって逸話には事欠かず、クオーツでも無いのに日差2秒以下であるとか、全ての部品の精度が極度に高いものを完全にくみ上げているので微調整する必要が無く、普通の機械式腕時計には必ず付いている緩急針(時計のペースを微調整するための部品。普通は組み立てた後ここを微調整して精度を出す)が無いなど様々な逸話のある代物である。
 しかもこれが定価の半分で売られていたのだ。いくら日本ではROLEXの様な人気は無いものの、少し哀れみを感じてしまった。まるでロシア革命で没落した貴族の娘が逃げ延びた先の外国で生活に困って遊郭に身を落としたようではないか。そんなわけで一瞬、思わず買いそうになってしまったが、さすがに腐っても鯛ではないがパテック フィリップ。定価の半分以下でもとても自分には手を出せるものではなく結局はショーウィンドウを曇らすだけで終わってしまった。それにこの時計は買ってからもなかなかに大変なものなのだ。まず全ての交換部品が高いと言う事がある。ROLEXなどと違い、ここまでの高級時計だとそれはそれは丁重な半永久的なサポートが付くのはいいとしても当然修理には費用がかかるし、なんと言っても交換部品それもたかがベルトなどが偉く高いのである。また最大の問題はこの時計をいつ付けるかと言うことだ。時計に限らず自分に似合ったものは仮に無くしたり壊したりしても一晩寝れば忘れられるものだと言う話があるが、そうした点ではおそらく一生自分には縁のないものだと言えるし、第一これを付けて様になる格好が思いつかない。ものの話によるとこの時計はスーツ、それも高級なものになれば成る程様になるそうだが、日頃はもちろん冠婚葬祭でもスーツを着るか怪しい人間にとってはこれも縁のない話と言える訳だ。
 そう貴族のお嬢様はたとえ没落しても庶民には無縁のものだったのである。
(2006/5/27追記:パティクフィリップを日本代理店の正式な読みパテック フィリップに修正しました。)

参考Link:物欲煩悩大王>>>腕時計(パティクフィリップ)
実際に買われた猛者の方の購買記。

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