-40度の世界
1月のロシアは記録的な寒波に襲われ、モスクワでは-30度と言う気温の日々が続いた。寒冷地と言うイメージのロシアでもさすがに-30度と言うのは100年に1,2回しかない異常気象だという。その寒波に関わるロシアンジョークで面白いものを見つけたのでちょっと紹介しておこう。
-5度では、イタリア車が動かなくなる。
-10度では、アメリカ車が動かなくなる。
-20度では、ドイツ車が動かなくなる。
-30度では、日本車が動かなくなる。
-40度では、ロシア車が動き出す。
そういえば昔、ロシアカメラFed2を持って記録的な大雪が降った都心の写真を撮りまくったことがある。そのときには単純にあまりに雪が凄いので、万が一濡らしたらもったいないと思って一番安いロシアカメラを持って出たのだが、意外にも日頃の不調は嘘のようにスムーズに動いた事を覚えている。案外ロシア製品が日本で調子が悪いのは動作保証温度外だからなのかも知れないと思った出来事だった。
Comments
>動作保証温度外だからなのかも
вот как ?!
ていうか、そんなわけないやろー?! とついつい乗り突込みが入れたくなりました。
はじめまして。
パカー(さいなら)。
Posted by: ivanat | November 01, 2006 08:44 PM
Здравствуйте! ivanatさん。
忙しくて返事が遅れてごめんなさい。いやー確かにそんなはずはないんだけど、本当に寒くなるほど動作が快適になるんですよねー。
2chのポレオット掲示板にあった伝説のログに
「そこがロシアマジックなんだ、多分
アメリカが沈んだソ連原潜を拾い上げて調べて、その核弾頭の極めて高度な
技術に驚くと同時に
しょっちゅう爆発する原子炉&ロケット、いい加減な耐圧殻の溶接等々
(だからしょっちゅう沈む)に
なぜこうも極端なアンバランスが共存しうるのか理解に苦しんだ、と本で
読んだよ(w 」
とあるみたいに、大抵はダメダメなのに時々ものすごく快調な動作をするところが、ロシア製品らしいです。
Posted by: doku | November 02, 2006 09:45 AM