両替所と外貨で買い物の話
前回の「国家の崩壊」やこの前のタイ旅行で思い出したが、外国でよく見かけるのに日本で全然身近に無いものの一つに両替所がある。それだけ日本人が自国通貨を信用しているのか、それともまだまだ見えない規制などの縛りがあるのか知らないが、日本で両替しようとすると大手銀行でしかやってくれない上にひどく面倒なのに驚かされるのだ。だいたいいまだに1000ドルパックなどの一定額のセットしか無かったり、目的を聞かれるとはどういう事だろう。何に使おうが私の勝手ではないか。バンコクではそれこそ町中に両替所がある上に、観光地では円やドルで普通に買い物が出来たので短い滞在だったがすっかりそのノリになじんでしまったので、日本に戻ると両替に関してはひどく不自由な古くさい感じがしたものだった。
ちなみにこうした両替所、場所ごとに微妙にレートが違ったり、違う通貨で買うと微妙に値段が違っていたりするので、慣れてくると結構レートが気になってくる。もちろん現地の人たちは良いレートで替えてくれるところを知っているので、私がやった手口は日本円で支払っておつりをバーツでもらうと言うものだった。そうすると大抵は(買い物をしてくれるので)現地の人の知っている良いレートで換算しておつりを返してくれるからである。どこの国でも使える手段なのか解らないが、良いレートの両替所が無かったら試してみるといいかも知れない。
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