村上隆、著作権侵害訴訟で4000万円をGet
村上隆氏が株式会社ナルミヤインターナショナルを相手取って著作権侵害訴訟を起こし、4000万円もの和解金を手に入れたようだ。
現代美術家でルイ・ヴィトンのデザインなどで知られる村上隆さん(44)が、自らのデザインと類似したキャラクターを勝手に使用され著作権を侵害されたとして、大手子供服メーカーの「ナルミヤ・インターナショナル」(東京都港区)に損害賠償などを求めた訴訟は24日、東京地裁で和解が成立した。ナルミヤ側が遺憾の意を表し、数千万円の和解金を支払う。
村上さんは92年、ネズミをモデルにした「DOB(ドブ)君」を発表し、のちに代表的なキャラクターとなったが、04年7月、ナルミヤ側のキャラクター「マウスくん」4種類が似ているとして、使用差し止めや賠償を求めて提訴。東京地裁は4種のうち現在使われている1種類を除いて類似性を認め、和解を勧告した。(毎日新聞)
しかし、彼のネタじたいほとんどのものがアニメや漫画を元にしているのだが、自分はこうした所を元にしておいて他人が自分のものを使うのは駄目らしい。芸術家が他のマンガ家やアニメーターたちが「一つひとつコンセプトを考え抜き、心血を注いで造形した」「子供の様に愛し育てて来た作品達」をパクったりおちょくったりしてがっぽりお金儲けするのはOKで、企業がオリジナルアートをパクったりおちょくったりしてお金儲けすることは絶対許さないというわけか。
しかも彼の談話がふるっている。
これらのキャラクターは、キャラクターであると共にアート作品です。日本ではアートの社会的評価や理解度は低いままです。功利主義で、文化発展への尊敬の念乏しき,文化の民意が著しく低い国。それが日本です。
しかし,こうした現状に甘んじるのではなく、オリジナルアートの価値を社会に認識してもらうことが重要です。
盗人猛々しいとはまさにこのような人物にふさわしい。
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