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April 29, 2006

ホリエモン保釈も情報の飽和作戦なのか

 以前の記事で「情報の飽和作戦」と言う話を書いた、要はニュースを大量に流して個々のニュースを埋没させてしまう手段について書いたわけだが、先日のホリエモン保釈のニュースでふとそれを思い出してしまった。
 それというのも同じ日に審議される法案が物議を醸している共謀罪だったからである。結局一時は強行採決かとまで言われたものの幸い見直されたようだが、案の定こうしたことは全くニュースに載らなかった。また一時期いろいろもめた防衛庁の省への昇格法案も同じ日に提出されている。

 ちなみに共謀罪に関しては乱用の余地を無くすために与党と民主党それぞれが修正案を提出しているが、今回は民主党の方に軍配を与えたい。何よりも自分たちが共謀罪の対象にされるのではないかと言う不安に応える形で対象とするのは「組織的犯罪集団」のみで、対象となる犯罪は国際的なものに絞り、かつ罪を問われるのは、共謀した者が犯罪の具体的な準備をした場合に限ると明記しているからである。
 それにしてもどう考えてもホリエモン釈放より、こうした事を報道すべきだと思うのだが最近のマスコミはどうなってしまったのであろうか?

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April 28, 2006

村上隆、著作権侵害訴訟で4000万円をGet

 村上隆氏が株式会社ナルミヤインターナショナルを相手取って著作権侵害訴訟を起こし、4000万円もの和解金を手に入れたようだ。

現代美術家でルイ・ヴィトンのデザインなどで知られる村上隆さん(44)が、自らのデザインと類似したキャラクターを勝手に使用され著作権を侵害されたとして、大手子供服メーカーの「ナルミヤ・インターナショナル」(東京都港区)に損害賠償などを求めた訴訟は24日、東京地裁で和解が成立した。ナルミヤ側が遺憾の意を表し、数千万円の和解金を支払う。
 村上さんは92年、ネズミをモデルにした「DOB(ドブ)君」を発表し、のちに代表的なキャラクターとなったが、04年7月、ナルミヤ側のキャラクター「マウスくん」4種類が似ているとして、使用差し止めや賠償を求めて提訴。東京地裁は4種のうち現在使われている1種類を除いて類似性を認め、和解を勧告した。(毎日新聞)

 しかし、彼のネタじたいほとんどのものがアニメや漫画を元にしているのだが、自分はこうした所を元にしておいて他人が自分のものを使うのは駄目らしい。芸術家が他のマンガ家やアニメーターたちが「一つひとつコンセプトを考え抜き、心血を注いで造形した」「子供の様に愛し育てて来た作品達」をパクったりおちょくったりしてがっぽりお金儲けするのはOKで、企業がオリジナルアートをパクったりおちょくったりしてお金儲けすることは絶対許さないというわけか。
 しかも彼の談話がふるっている。

これらのキャラクターは、キャラクターであると共にアート作品です。日本ではアートの社会的評価や理解度は低いままです。功利主義で、文化発展への尊敬の念乏しき,文化の民意が著しく低い国。それが日本です。
しかし,こうした現状に甘んじるのではなく、オリジナルアートの価値を社会に認識してもらうことが重要です。

盗人猛々しいとはまさにこのような人物にふさわしい。

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April 27, 2006

米軍再編でむしり取られ続ける日本

 前回、米軍海兵隊のグアム移転で7000億円近くを負担させられたばかりだが、それから数日も経たないうちにさらなる負担を日本は押しつけられようとしている。

 【ワシントン=五十嵐文】リチャード・ローレス米国防副次官は25日午後(日本時間26日未明)、国防総省で記者会見し、在日米軍再編に伴う日本国内での新施設や住宅の建設などで、日本側の負担が総額200億ドル(2006年度予算の換算レートで2兆2200億円)になるとする見通しを明らかにした。
 在沖縄米海兵隊のグアム移転では、日本が約59%にあたる60億9000万ドル(6760億円)を負担することで合意しており、日本側負担は全体では3兆円近くにのぼることになる。
 日米地位協定は、日本国内の米軍施設の提供は米側に負担させずに行うと規定している。今回の再編のうち、日本国内に関するものでは、〈1〉沖縄県の米海兵隊普天間飛行場(宜野湾市)のキャンプ・シュワブ沿岸部(名護市)移設に伴う代替施設建設〈2〉那覇軍港(那覇市)の浦添市移設に伴う代替施設建設〈3〉米海軍厚木基地(神奈川県大和市など)の空母艦載機の米海兵隊岩国基地(山口県岩国市)への移駐で必要になる駐機場や米兵用の住宅整備——などに巨額の費用がかかると見込まれている。
 安倍官房長官は26日午前の記者会見で、副次官の発言に関し、「印象としては途方もない金額だ」と述べる一方、「しかるべき予算措置が必要になると認識している。具体的な事業内容を詰めたうえで、防衛庁と財務省で議論してもらう」と語った。日本政府では、「国内分の費用は、1兆5000億円程度にとどまる」とする見方も出ている。

(2006年4月26日13時36分 読売新聞)

 前回の金額でさえ膨大なものだったが、あれで全部では無かったのだ。日本の防衛費が4兆8109億円だから総額3兆円というのがいかに巨大な金額か分かるだろう。よく日米同盟によって日本の防衛負担が軽減されていると言う意見を見るがこれが実体なのである。しかも情けないのは安倍官房長官の台詞だ。今から予算処置に言及するする当たり払う気満々ととられても仕方がない。中韓に向けた威勢の良さのはどこにいってしまったのだろうか。
 アメリカでは交通事故で例え自分側に落ち度があっても謝ったら負けだという。そのためわざわざ「アイムソーリー法」と言われる法律を作って、自然な感情から出たお詫びの言葉は裁判の証拠としないようにしたと言う逸話があるくらいだ。(冗談のようだが実話らしい)
 このようにアメリカ相手の交渉は引けば引いただけ踏み込まれる。最初にふっかけられた時点でこれでは、今回もきっと膨大な負担額を負わされることになるのだろう。キルギス(下記参照)のように逆にアメリカに使用料増額要求する国もあると言うのに日本はせっせと金を貢ぎ続けている。

【モスクワ19日共同】中央アジア・キルギスのバキエフ大統領は19日、国営テレビで、首都ビシケク近郊の米軍マナス基地について、6月1日までに使用料の増額など新協定で米国と合意できなければ、提供停止を検討すると警告した。ロシア通信などが報じた。
 大統領はこれまでも、米軍による基地使用料が低いと不満を示してきたが、具体的に期限を示して撤退要求に言及したのは初めてとみられる。使用料の大幅増を狙う駆け引きとも受け取れるが、キルギスを中央アジアでの軍事拠点として維持したい米国は難しい対応を迫られそうだ。
(共同通信) - 4月19日19時47分更新

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April 26, 2006

その後の「東欧・ロシア株式ファンド」

 以前、kabu.comが「東欧・ロシア株式ファンド」の取り扱いを開始すると言う話を取り上げてなんてチャレンジャーなと書いたものだが、あれから約半年いつの間にかロシア株もメジャーとは言わないものの、そこそこ取り上げられるようになった。そこでふと思い出して調べてみると、なんと1.5倍近く値を上げているではないか。まさにロシア株侮り難しである。
922144
ちなみに今から手を出そうと思っている方は以下のぐっちーさんの分析があてになるので一読をお勧めしたい。それによれば日本ではマイナーなロシア株であるが主な購買層はヨーロッパ圏で、そちらの資金の流入で既にバブル状態だと言うことだ。つまりどんなもうけ話もそうだがうまい話を聞いた時点ではもう手遅れだと言うことである。

参考Link:ぐっちーさんの金持ちまっしぐら-BRICsへの投資

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April 25, 2006

米軍グアム移転費、日本が59%負担

 以前も何回か取り上げた、在沖縄海兵隊のグアム移転費について日本側が59%負担することで決着した。以下にCNNの記事を引く。

2006.04.24
Web posted at: 15:08 JST
- CNN/AP

東京——在日米軍再編の一環として沖縄に駐留する米海兵隊員約8000人をグアム島へ移す計画について、日米双方は23日、移転費約103億ドル(約1兆1900億円)のうち日本が59%を負担することで合意に達した。訪米中の額賀防衛庁長官がラムズフェルド米国防長官との会談後、記者会見した。
額賀長官らによると、日本は負担する約61億ドル(約7000億円)のうち、28億ドルを直接財政支出。残りは出資と融資の形で負担する。
在日米軍再編計画については昨年10月に中間報告が発表されたが、費用負担などをめぐる交渉が難航し、最終合意が遅れていた。米国側は当初、日本側にグアム島への移転費の75%を負担するよう要求。これに対し、日本側は30%前後の負担を主張していた。

 このニュースで気になる点は多数ある。まず、費用と日本の負担分の割合の根拠が明確にされていないことだ。まず金額が記事で取り上げられるたびにどんどん増えているのだが、どうして誰も突っ込まないのだろうか。昨年7月の時点で読売新聞で取り上げられたときは約3200億円、それが5月の記事では1兆700億円、そして最終的には上にあるように1兆1900億円にまで増えている。いくら為替レートの変動があるにせよ、明らかに不自然だとは思わないのだろうか。ちなみにこの金額、在日米軍の兵士一人に対して、年間1800万円以上も払っている事になるのだ。またこの金額の他にも日本はアメリカに対し「思いやり予算」として駐留費を負担している事を忘れてはならない。
 もう一点が、59%の負担割合の根拠である。実はこれが全くニュースでも説明されていないのだ。どの記事でも「沖縄の負担を減らすため」とか「日米同盟、日本の安全保障にもプラスだ」とか抽象的な事しか書かれていない。では50%では安全保障に差し障りがあると言うのだろうか。そもそも安全保障を米軍が負担しているのだから日本側が応分の負担をするのは当然だというならまだ筋が通っているが、日本の安全を保証する活動をやめて出て行くのに金を払うというのは論理矛盾もいいところである。
 これではごろつきに金を払って出て行ってもらうのと同じではないか。

参考Link:・沖縄の海兵隊移転費用、米が日本に75%負担要求
前回の記事
沖縄海兵隊のグアム移転、米が3200億円の負担要請
前々回の記事

金額の変化に注目して欲しい。

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April 24, 2006

難しい外国語はどれ?

延々やってる割にはちっとも上達した気がしないロシア語だが、どうやら最新のNewsweek(4/26)によればロシア語はアラビア語と並んでもっとも日本人にとって習得の難しい言語らしい。
ちなみに参考データーは表の通り。

 さらに記事では続きがあって、各言語でマスターにかかる最低限の時間も載っているが、これもロシア語が抜き出ていて、最低限のレベルで100〜120時間、現地でスムーズに生活が出来るレベルには最低でも350〜400時間以上かかるらしい。何となくものにならない口実が見つかったような気もするが、以前書いた記事にもあるようによく考えたらこれは1年足らずでものに出来る時間に過ぎない。やはり学習の密度を上げろと言うことだろうか。












大学書林国際語学アカデミーの約10年分のデーターによる
難易度日本人の場合アメリカ人の場合
1(容易)インドネシア語、韓国語
スワヒリ語、マレーシア語
フランス語、イタリア語、スペイン語
ポルトガル語、ドイツ語、スワヒリ語
2スペイン語、ポルトガル語
トルコ語、中国語、ベトナム語
ギリシャ語、ヒンディー語
インドネシア語、マレーシア語
3英語、フランス語、ドイツ語
ハンガリー語、タイ語
チェコ語、ハンガリー語、ロシア語
トルコ語、ベトナム語、タイ語
4(困難)ロシア語、ポーランド語
チェコ語、アラビア語
日本語、中国語
韓国語、アラビア語

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April 22, 2006

アマチュア製作液体燃料式ロケット列伝2

 以前、宇宙開発史の掲示板でアマチュアが制作した液体燃料式ロケットはあるのかと言う話になって、現役の宇宙開発関係者が集まるところだったのに遂に誰も見つけることが出来なかったと言う事があった。今や軍事用は別にして主要ロケットの中心になっている液体燃料式ロケットだが、かように制作は難しいものなのだ。同じく制作が困難で危険を伴うものにジェットエンジンもあるが、これは非常に高価なものの、まだラジコン用のものを代わりに買ってくると言う手がある。
 しかし安全性の問題からか、ロケットエンジンに関してはモデルロケット用の固体燃料式のエンジンは見かけるものの、液体燃料式ロケットエンジンについては影も形もないのが実情なのだ。
 しかし今から50年以上も昔、第一次ロケット制作ブームの頃は後年月に行くロケットを制作したフォンブラウンも、アマチュアとして液体燃料式ロケットを作っていたのだ。そう考えると技術の進んだ今、アマチュア制作の液体燃料式ロケットが無いと言うのも不思議な気がする。
 おそらく技術よりも、安全面で問題が大きいのだろう。それでも数少ないながらアマチュアで液体燃料式ロケットを作った猛者はいたのだ。一人はメガスターの作者として有名な大平貴之氏で彼の著書「プラネタリウムを作りました。」によれば発煙硝酸を酸化剤とした液体燃料式ロケッを制作し、1988年には打ち上げにまでこぎ着けたという(推力上昇中に爆発)。そしてもう一人(団体)が早稲田大学宇宙航空研究会(WASA)である。こちらは過酸化水素を使った1液式エンジンから出発し、その後2液式のエンジンまで開発したが残念ながら打ち上げられたことはなかったらしい。とはいえこちらは今でも活動中の団体なので、今後の活動に期待したい。

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April 21, 2006

皮肉な話(リテラシーのあり方について)

 皮肉な話だが昨日取り上げた「自己愛型社会」は以前のエントリーで批判した「脳内汚染」と同じ著者が書いたものである。正直な話あまりに双方の評価が自分の中で違うので未だに同一人物が書いたとは思えないでいるくらいだ。だがこうした話は良くあることだ、歴史上の偉人が実はとんでもない性癖の持ち主だった例はいとまもないし、あるジャンルで素晴らしい業績を上げたからと言って、他の分野で素晴らしいとは限らない。もちろんこれはネットでも当てはまる。アルファブロガーと呼ばれる人たちでさえ、あるジャンルでは無知や偏見むき出しのエントリーを書いている例はいくらでもあるのだ。
 しかしネットの言論を見ると潔癖な人が多いのか、ある特定の著書や言葉尻をとらえてこうした事を言っているから○○の言うことはすべて信用できないと言う意見をよく目にする、また逆にある人物の信者と化してしまい無条件にその人物の言うことを鵜呑みにしているケースもあるようだ。だが聖人君子でもないのだからすべての言説が正しい人はいないだろう。要はその中で正しいもしくは有用だと思える内容を選び出せば良いだけの事だと思うのだ。
 もちろんこうした当たり前の事こそ実践するのは難しいのは分かっている。だがせめて目標はこうありたいものである。

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April 20, 2006

無慈悲で冷たい社会

 日本人は本当に未来予想が好きらしく、昔からこれからの日本はこうなると言う内容の本が山のように出ているが、その中で最近気になった本の一つがこれから取り上げる「自己愛型社会」と「10年後の日本」である。
 「10年後の日本」の方は機会があればいずれ取り上げるとして、自己愛型社会の興味深いところは社会のあり方を「自己愛」を切り口に分析している所だ。こう書くとなんだかトンデモっぽい感じがするが、ローマー帝国やオランダを例に取った分析は今の日本などとも共通する点が多々見られ、その正確な指摘と非常にわかりやすい内容に驚かされる。本の中では自己愛型社会が終わった後に、どういう時代が来ようとしているのかにも触れている。その部分は悲観的なトーンに満ちているが、まさにこれからの日本のあり方を予言しているかのようである。以下がその抜粋である。

 豊かさが翳り始めた社会は、次第に余裕を失い、傷つきに囚われた者を手厚くケアし、そのために多大な費用をつぎ込み続けることに疑問を抱き始める。破綻した財政も、それを事実上困難にする。その結果、社会は弱い者や依存的なものやドロップアウトしたものにたいする関心や配慮を失っていく。社会は競争による淘汰を復活させ、自己責任と自助努力を重視し、敗者や弱者に対して冷淡になっていく。
 福祉や労働保障も大盤振る舞いを止め、効率重視や、自立を促す方向に見直されていく。アメリカやオランダでは、すでにそうした変化が起きている。
 こうした過程と平行して起こるのが、非共感的な利益至上主義や効率重視の浸透である。利益と効果だけを追求し、人間を利用価値だけで計り、不必要な人間を見捨てることにも呵責を覚えなくなる。さらにそれが徹底されると、冷酷で、打算的で、弱肉強食の競争原理だけを信じる<無慈悲で冷たい社会>が現実となっていく。狡く、非情なものが勝者となり、誠実で、情け深い者は敗者となり、一度でもしくじった者はバッシングされ、切り捨てられる。良識も仁義も失われた、冷たくてエゴイスティクな社会。それは自己愛型社会のなれの果ての姿である。
 反動はとかく行き過ぎたものとなる。その結果、貧富の格差や機会の不平等に対する配慮が失われ、社会の再階層化が起こる。反映を享受する特権階級と、それから閉め出された階層の差が膨らんでいく。共同体内部に生じた格差は、自己愛の満足を得るチャンスを奪われた階層が生み出す。自己愛障害はより深刻なものとなる。それは熱狂的な「誇大な自己愛」の充足によってしか、バランスが取れないものになっていく。
 アメリカで起きている貧富の差の拡大は、抑圧された階層の恨みを深め、政治的、宗教的カリスマの期待を高めている。日本にも同じような二極化が進めば、不安定さが増すことになる。

この本が書かれてもうすぐ1年、社会はだんだんとここに書かれているものに近づきつつある気がしてならない。

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April 19, 2006

ウラン239にはクロームメッキ(シベリアでも凍え知らず)

 ネタ切れなので以前、「「ポレオット/POLJOT」etcについて語ろう」で紹介された逸話を紹介しよう。

スターリン同志はソ連で初めて出来上がったウラン239の玉(コア)を前にえらく不機嫌になっていた。 それは空気中で燃焼しないようクロームメッキが施され、やけにピカピカと光っていた。 つまり同志はこれをフェイクではないかといぶかっていたのだ。

そこで震え上がった科学者は本物なら崩壊熱で暖かいから部下にでも触らせたらどうかと進言した。 すると同志は自分でそれをひっ掴み、なで回すと途端にニヤニヤしはじめたと言う。

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April 18, 2006

寝る力

 以前、喫茶店の中かどこか忘れたが何気なく耳に入った中高生くらいの女の子の会話で「寝るのも体力を使うから、年をとると早起きになるんだよね」というフレーズが面白かった。もちろん本当は違うのだが、妙に説得力のあるフレーズだと思う。
 かく言う自分もいつの間にか睡眠が浅くなってしまい、いつも寝不足である。たまに早く寝ても寝付けないし、そのくせ朝になると目が覚めてしまうのだ。しょうがないので休日などは、その後2度寝したりするのだがそれが体内時計のリズムを壊してしまうらしく、かえってその晩に寝付けない元になってしまうのだ。どうやら自分も寝る力が衰えつつあるようだ。

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April 17, 2006

変化を迫られるとき

 最新のコマーシャルフォトの記事によると、とうとうフィルムカメラの牙城だった建築写真の分野にもデジタルカメラの波が押し寄せてきたらしい。デジカメでどうやって建築写真に必至なアオリ撮影をこなすのかと言うと、なんと撮影後にPhotoshopなどで補正をかけてしまうのだ。確かにツール側もきちんとそれに対応していて最新のPhotoshopでは、ちゃんとアオリ補正機能が付いている。それでもフィルムで仕事をしている人はまだまだいるしフーンと読み飛ばすのは簡単だが、もっとも現場に近い専門誌でこんな記事が載ってしまう所を見るとデジタル化の勢いはもう止まらないと見るべきなのだろう。そういえばこの前、カメラの修理をお願いした修理屋さんも最近はデジカメの普及で仕事が減っているような事を言っていた。
 思えば、私が習得した多くのスキルも今では使う機会が無いものも多い。SGIのワークステーションの管理や、Linuxのサーバー管理などもせっかくマスターしたにも関わらず、仕事先のマシンが全てWindowsベースになってしまったおかげで今では全く役に立たなくなってしまった。
 とはいえ嘆いても仕方がない。建築写真は飯の種でもある以上いよいよ腹をくくってデジタルの移行を考えなければならない時期が来たようである。

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April 15, 2006

久しぶりにNewsweekを買う

 「ニュースがわかる国際情勢入門」と言う特集に引かれて久しぶりにNewsweek(4/19号)を買ってみた。表紙を見ると「米軍はイラクから撤退できるか」とか「ヨーロッパはいずれ1つの国に統合されるの」とか、なかなか興味を引くフレーズが並んでいる。これはもしかしたら以外につっこんだ事や鋭い分析が載っているかも知れない。
 とはいえ期待は禁物だ。どの週刊誌もそうだが電車のつり広告の週刊誌の思わせぶりな記事につられて読んでみたら、中身はすかすかと言う事があるからだ。
 案の定、記事によってはそれなりに良いところまで押さえているものの、全体としては底の浅い特集だった。そもそも表紙にある質問の答えになってない記事が多い。ヨーロッパの記事に至っては、いったいどこに表紙の答えが書いてあるのか思わず読み直してしまった位である。
 だがヨーロッパなどはまだいい方だろう。韓国とイランに関しては驚くほど一面的な浅い分析で正直がっかりした。
 確かに記事にあるように韓国が北朝鮮に対して寛容なのは確かに同族と言う期待や甘い希望的観測があった事は否めない。しかし最大の理由はそれではない。北朝鮮が崩壊するなり民主化するなりしたときの膨大な難民と経済支援(注1)を避ける為に北の延命を計っていると見るべきなのだ。
 そしてイランの核問題だが、Newsweekの記事の一番の問題はイスラエルの核問題(注2)に関する記述が一言も無いことだ。これではイランが何故必死になって核武装を視野に入れた原子力技術の開発を進めているのか全く判らなくなってしまうだろう。案の定、記事ではインドやパキスタンに対する対抗意識だとか、アハマディネジャドの野望に結論を求めるなど見当違いなことが書かれている。アメリカではユダヤ系ロビーの力が強いと言われているが、それを意識した自己検閲でもあったのだろうか。

(注1)ちなみに東側の優等生と言われた東ドイツを支援するために、ドイツが払った金額はドイツのGDPの約30%にも及んでいる。東ドイツよりもはるかに貧しい北朝鮮の場合、必要な支援額は天文学的な値になると言われている。

(注2)核拡散防止条約(NPT)に加入していないイスラエルは核保有に関して肯定も否定もしていない。しかし核技術者モルデハイ・ヴァヌヌの内部告発などの状況証拠から、国際社会においては核保有はほぼ確実視されておりアメリカも核保有を事実上認めている。アメリカがイスラエルの核開発を裏面で支援してきたとも言われている。

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April 14, 2006

パノラマ2題

 ちょっと殺伐とした話題が続いたので(笑)写真など。
実は以前愛用していたパノラマカメラはタイに言ったときに置き引きにあってしまい、仕方がないので新しいのを買おうかと思っていたところ、ちょうどあつらえたように無くした本体周りだけが中古屋さんで売りに出されたのを見つけて購入したのだ。しかし、それにしてもタイミング良すぎる。案外、取られたカメラがe-Bayなどで巡り巡って日本に戻ってきたのではないかと疑ってしまった。
 そんな訳で購入した新しいパノラマカメラによるテストカット。上は浅草仲見世通り、下は新宿駅の改札である。

Nakamise_pano1

Ticket_gate

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April 13, 2006

教育改革国民会議のしびれる資料

 昨日のネタの続きだが、今月10日の警察庁研究会設置の元となったとされる教育改革国民会議の出した「一人一人が取り組む人間性教育の具体策」と言う資料は、ちょっとgoogleて見たところなんと2000年7月に発表されてそのあまりにトンデモぶりにいろんな所でネタにされまくっていたものだと言うことが判明した。
 確かに言われてみれば以前どこかで見たような気がする。どうも、そのあまりの内容に記憶から落ちてしまっていたようだ。
 前回はその中の「バーチャル・リアリティは悪であるということをハッキリと言う」(←いや、本当にこう書いてあるのだ)を取り上げたが、驚いたことに実は他にも山のように突っ込み所に満ちた提言にあふれている。「簡素な宿舎で約2週間共同生活を行い肉体労働をする」と言うタコ部屋労働の賛美や、よっぽど「我慢」と言うフレーズが好きなのか「遠足でバスを使わせない、お寺で3〜5時間座らせる等の『我慢の教育』をする」などの「我慢」をキーワードにした提言が至る所に満ちている。なるほどきっとこうして「リストラ・首切りを我慢する」「徴兵制を我慢する」などの立派な日本人が生み出されるに違いない。そのほかにも「「ここで時代が変わった」「変わらないと日本が滅びる」というようなことをアナウンスし、ショック療法を行う」などと言う項目もあって、なるほどそれで今盛んに言われているわけだ。ところで「団地、マンション等に「床の間」を作る」「学校に畳の部屋を作る」っていったい何の意味があるのでしょう?

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April 12, 2006

仮想現実は悪

 警察庁は10日にアニメやゲーム、インターネット上にあふれる性暴力などの有害情報が凶悪犯罪を巻き起こしたり、子供らに悪影響を及ぼしたりしているとして仮想現実(バーチャル)社会の弊害や問題点を検討する研究会を設置し、法律や教育の専門家、精神科医らが議論を重ね、夏ごろまでに論点を整理し、問題提起するそうだ。
 しかしこの精神科医の顔ぶれが「脳内汚染」の岡田尊司だったりするので、どうも最初から偏見丸出しで規制の根拠作りをしているとしか思えない。きっと警察は以前書いたパチンコ同様、自分達が監督すると言う名目でたかれる業界を作り出そうと言うあたりが本音なのだろう。なにせいまやパチンコ業界は警察の超有力な天下り先と化しているのだ。
 それにしてもこのニュースをつたえる放送を見ると、どこの局も、示し合わせたようなネガティブキャンペーン満載なのには恐れ入る。ついこの前には電車男などで盛り上げておいてブームが過ぎたらこんどは叩くと言う訳だ。
しかし政府もアニメや漫画は世界に通じる素晴らしいコンテンツだと言っておきながら、ことあるごとにいろいろ規制しようとするが、いったいどうしたいのだろうか?

参考Link:Slashdot/J-バーチャル・リアリティは悪である!? 警察庁研究会設置

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April 11, 2006

グローバリズムの果てに(2026年の日本)

分裂勘違い君劇場-西暦2026年の日本
ディストピアのifもので、ここで提示される未来像には異論がある人も多いかも知れないが、これは大変な労作だ。
特に個々のディテールの描写の細かさや、そこからアイディアを発展させたサービスや仕事のあり方の描写は面白い。確かにネットワークが発達して回線が太く確実につながるなら人件費がうんと安い土地の人をネットワークで使えるならわざわざAIなどを搭載しなくても人にリモコンで全部やらせてしまえば良いわけだ。そして会議やTV電話などすべての行動をlogとして残す世界は会社などではもう目前に迫っているとも言えるだろう。
 それにしてもこの話で行けば、その行き着く先が貧富の差が開き完全な2極化した社会だと言うのは恐ろしい。

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April 10, 2006

アンパンマンの恐怖

Anpanman
街で見かけたアンパンマンの像。ライトは下から当てたらいけないと思う。

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April 09, 2006

調味料の話

 旨い料理を作る手っ取り早い方法の1つに良い素材を使うと言う手があるが、それだとどうにもお金がかかる。しかし調味料を良いものにするくらいなら、なんとか出来るのではないだろうか。そう思って結構調味料は良いものを揃えたが正直言ってどれくらい効果があるかなかなか確信が持てなかった。しかし外で刺身を食べた時に明らかに醤油の味に違いを感じて、その効果を実感したのである。

 前振りが長くなったが、そんなわけで今使っている調味料の一部を紹介しよう。まずは醤油は「井上 古式醤油」と言うものを使っている。これの良いところは比較的小さな(300ml)の瓶で売られている点にある。実は一人暮らしの自炊の難点は量の多い調味料が使い切れない点なのだが、こうした高級品は買いやすくするためか結構小さい瓶で売られているのでありがたいのだ。同じ旨い醤油では他に丸中醤油というのがあって、こちらはさらに150mlのものもあるので「自炊なんかしないから300mlでも多すぎる」と言う人にはこっちの方がお勧めだろう。
 ちなみに醤油くらい値段によって作り方が違う製品も珍しく、一番安いものになると100%化学合成で作られていると言うから恐れ入る。そして一見普通に原料に大豆を使っているものでさえ、コストを下げるために外国産の脱脂加工大豆(大豆油を取った残りカス)をベースに化学調味料などで味を調えているものがあるから困るのだ。

 醤油の次は当然塩と来るわけだが、実はこちらは最初から赤穂の塩と言うやつを延々使い続けていてそれなりに気に入ってはいるのだが、友人のmixiの日記によると実は赤穂とは名ばかりのものが蔓延しているらしい。下手に私がまとめるより直接引用させてもらうことにする。

ちなみに「伯方の塩」はメキシコの海塩を日本で溶かしてミネラルを添加再製した塩です。まぁ、もとが自然塩なので自然塩を名乗っても問題はないんだけど、いかにも国内産っぽい(国産って書いてあるし(たしかに生製したのは日本だけど))のに何かだまされた感じ。※昔はオーストラリア産の塩を使っていたんだけど、オーストラリアでは海水の蒸発速度を高めるために黒色の色素を混ぜていたらしく、これが日本で認可されなかったためにメキシコに切り替えたらしい。もうひとつの自然塩のメーカー、赤穂化成の「赤穂の塩」もメキシコ産の海塩を日本でミネラルを加えて再精製したものだそうな。でもあれって赤穂の特産品ってゆって売ってるような…。というか、日本で自然塩として売ってるのはそのほとんどが海外産の塩を日本で溶かして再結晶化したもののようです。そういや今の日本で塩田ってみかけないもんね。

 それにしても醤油にしても塩にしても、基本的な調味料さえずいぶんいろんなものが添加されているものである。

参考Link:醤油について
オーガニック・エコ食品を扱っている「てくてくネット」内の記事。

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April 07, 2006

言葉(言語)を巡る戦争

 4月5日の溜池通信や雑誌「Foresight(2006年2月号)」などでも取り上げられたが、最近中国語学習者の数が世界中(特にアメリカ)で急増しているらしい。たとえばアメリカ大学委員会(College Board)の調査によると公立学校では新規に中国語クラスを始めたいと言う学校が2400校もあるのに対し、日本語クラスを始めたいと言う学校は300校しか無かったという(注)。理由は明快でビジネス上の相手としても、情報収集すべき脅威の対象としてもこれから中国語の需要は増えることはあっても減ることは無いのに対し、安定した逆に言えば発展性も脅威も無い日本はいまさら日本語を学んでまで情報収集する必要はないと言うことらしい。
 逆に学ぶ対象の語学圏にとっては、どこも自国の言葉の話者が増えた方が様々な点で都合が良いこともあって、自国語の学習者を増やすべく様々な支援を行っている。特に有名なのがフランスで直轄のフランス文化センターを世界92カ国で運営するなど様々な優遇策を行なっているし、学習者が急増している中国も例に漏れず中国教育省は在米公館を通して公立学校に中国語教科書を寄付したり、教育関係者を中国に招待するなどの優遇策を行っている。
 対する日本はどうだろうか、アメリカの日本語学習者の減少が伝えられているにもかかわらず、積極的に日本語学習者を増やそうという話はあまり耳にしたことがない。今話題になっているNHKの改革に絡んで、海外向けの情報発信を増やそうと言う話は出ているものの、これは英語の放送で日本語教育という点では関係の無い話である。むしろ一部で出ている話のようにNHKが民営化されてしまったら、こうした利益に結びつかない語学教育番組は真っ先に割をくらいそうなくらいで、日本語学習者拡大に関してはむしろ後退しているのかも知れない。自国語学習者拡大競争では明らかに日本は中国に遅れをとっていると言えるだろう。

(注)唯一の例外は日本で昨年の反日デモの為、今年の大学では第二外国語で中国語の受講者が減っているという。しかし太平洋戦争中のアメリカが日本の情報収集の為に、日本語エキスパートを養成したように、対立する可能性があるのなら逆に相手の言葉を覚えるべきなのである。

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April 06, 2006

愛媛県警の不正がWinnyで「流出」

 もういい加減うんざりだが、またもWinnyで警察情報が流出した。だがこの話がこれまでの流出騒動と違ったのは、漏れたのが警察の不正行為に関する事だと言う点である。まずは元の朝日新聞の記事を引用しておこう。

2006年04月04日06時39分
 愛媛県警捜査1課の男性警部(42)の私有パソコンからファイル交換ソフト「ウィニー」を介して捜査情報などがインターネット上に流れた問題で、流出した捜査報告書の中で02年に未解決殺人事件の情報を提供して謝礼を受け取ったと記載された住民2人が、県警から事情をまったく聴かれていなかったことが3日、関係者の証言で分かった。捜査報告書通りに捜査報償費が支払われていれば、実態のない捜査報告書に基づいて公費を支出していたことになる。
 事情聴取をせずに作成したとみられるのは、02年11月14日付と11月21日付の捜査報告書。いずれも当時警部補だった男性警部が容疑者として浮上した男性の情報を入手し、その謝礼を交付したことを上司の捜査1課長に報告する内容になっている。
 50代の自営業者の男性に聴いたとする報告書によると、同年9月に宇和島市内のスナックに酒を飲みに行き、当時容疑者として浮上していた男性と会った。自営業者の男性が「やったんやないん」と聞いたところ、「うん。おれがやったんよ」と話し、「死体の他の部分はどこへ隠したん」との質問に、「山よ」と答えたことになっている。
 しかし、自営業者の男性は取材に対し、「警察は来ていないし、報告書にあるような内容は話していない」と証言。「当然、物品も金も受け取っていない」と話した。
 この事件に関して流出した捜査報告書はほかに15人分あり、いずれも情報提供に対して謝礼を交付したことになっているが、取材に応じた12人のうち、お菓子の提供を受けたり、食事をおごってもらったりして何らかの謝礼を受けたと認めたのは2人のみだった。4人が自分が証言した内容とは大きく違っていると話している。
 県警広報県民課は「捜査報告書の件については十分把握していない」としている。

しかし例のごとく、何故かこうした警察や政府の不祥事は大した記事にもならず、Blogなどのネットでの突っ込みも無いので、サルベージとしてポイントだけ拾い出しておくことにする。まず重要なのはWinnyで漏れた事ではなく

・架空の捜査報告書を作って未解決事件を解決したことにしたこと
・架空の捜査報告書をいままで見抜けなかったこと
・架空の捜査報告書で解決したことになってた未解決事件の犯人として捕まえた人は冤罪かもしれないということ
・架空の捜査報告書で解決したことになってた未解決事件の真犯人はどっかにいるかもしれないということ
・証言したことになってる人に渡したはずの謝礼の行き先
・この手の捜査報告書がまだまだたくさんあると思われること
・捜査報告書を私有PCに入れていたこと
・私有PCから捜査報告書がWinny経由で流出したこと
・Winnyでやりとりしていたファイルの内容
・身内に対する甘さからこれらの問題をなかったことにしそうなこと

とざっと上げただけでもこれだけあるのだ。
 またスラッシュドットでは、これに関するやりとりの中でパチンコ業界と警察がずぶずぶだと言う指摘もあり興味深い。

Wiki にもまだまだ甘い記述が目立ちますね。というよりも、おそらくは2ちゃん的厨房に汚染されているため、ぐちゃぐちゃになっていると言うべきでしょうか?
大体、三店方式は警察の指導のもとに導入された方式です。ですから、
景品交換所とホールの関係が証明されたにも関わらず神奈川県警は捜査、取締りを行っていない。
なんていうのはある意味当たり前の話です。そもそも、この景品交換所の総元締めは警察の重要な天下り先です。この三店方式自体、暴力団を排除するという建前のもと、警察がパチンコ店に強く指導(というか強制)したものなのです。
これまたwikiに記述がありませんが、パチンコ台の販売には、保通協の認可がいりますが、この保通協は警察の超有力な天下り先です。
また、これまたなぜかwikiに記述がありませんが、90年代に、脱税をさせないためと称して、プリペイドカードによって玉を買わせるシステムを警察はパチンコ屋に強要しましたが、このカード関連会社はもちろん警察の重要な天下り先です。営業停止処分などをちらつかせながら売りつけるのですから良い商売ですねw
パチンコ業界の業界団体、全日本遊技事業共同組合連合会や日本遊技関連事業協会も重要な天下り先です。
もちろん、メーカーも例外ではありません。パチンコメーカー最大手の平和やパチスロメーカー最大手のアルゼなどの取締役には、警察官僚OBが就いております。
直接的にもパチンコ屋はたかられます。警察の「勉強会」への差し入れの強要など、様々な形でたかられます。営業停止処分などをちらつかせながらたかるんですから最強です。
本当にパチンコ業界を食い物にしているのはドコなのか、常識としてしておいた方がいいですよ。
もちろん業界も警察のやり口には辟易していて、管轄を経済音痴の警察から、もっとまともな他の省庁に変わって欲しいと思っているという噂を聞いたことがありますが、表だって動けば比喩ではなく叩きつぶされますから、どうにもならないらしいですな。

これについても、昔ゲームセンターの兄ちゃんのアルバイトをやっていた(ゲームセンターは大抵パチンコ屋と同じオーナーが営業している場合が多く、パチンコ屋の事も自然に詳しくなるのだ)頃から、いろいろ聞いてきたことだが、どうやら今でも変わっていないらしい。
 それにしてもこの、「自動化されたジャーナリスト」に対し当局はどのような手段にでるのか気になるところである。意外に中国並みの検閲や規制がネットに対して行われるのであろうか?

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April 05, 2006

花見

Riverbank_sakura1

Riverbank_sakura2
 毎年ろくに行く暇もない花見だが、今年は誘われる形で何年ぶりかで行くことが出来た。しかし、さすがは雨男と言うべきか、最初は薄曇りだった天気は見る見る怪しくなり始め、帰るときには嵐と言っていいくらいの有様だった。
 写真は行く途中で寄った緑が丘霊園側の平瀬川。ごらんのように川辺はすっかり宴会場と化していて、わざわざ出店も出ている盛況ぶりである。

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April 04, 2006

意外に役に立たなかった日本刀

 今NHK教育TVが面白い。こう書くと昔、漫画「コージ苑」に出てきたNHK教育TVしか映さないラーメン屋の親父みたいだが、大まじめな話である。そう思ったのは新しく4月から始まった「知るを楽しむ 歴史に好奇心」のテキストを書店で見かけたのがきっかけだった。以前もアラビア語会話などで教育TVはたまに見ていたものの、いわゆる教育と言うのとはちょっと違う面白いテーマを扱った番組がいろいろあることをこのテキストで知ったのである。
 特に今年の前半の特集は日本刀特集で、テキストを読むだけでも目から鱗の話が山のように載っていて今から始まるのが楽しみだ。たとえば戦闘で日本刀は役に立たないものだったらしい。確かに合戦ではまず遠距離から互いに矢を打ち合い、さらに近づいてからはまず密集して槍で突き合うのだから、たとえ刀を持っていたところで接近戦になるまでは役に立つはずがない。なんと合戦での死傷者の38.6%は矢によるもので、次が槍、そしてずっと順位が下がって刀による死傷者はわずか4.5%にすぎないと言うのである。読んでみると成る程と思えるのだが、言われるまで全く気づかない事だった。
 他にも昔の銘刀と今の銘刀はどこが違うかとか、唯一刀が大活躍した江戸時代末期はどういう理由で刀が役に立ったかなど面白い話がいろいろ載っているが、これがどう映像化されるのか楽しみだ。

4/7追記:先日(4/6)放送分を見たが予想以上に面白い内容で、これが教育TVと言うだけで見られないとしたらあまりにももったいない素晴らしい内容だった。
 今回は古代刀の謎を探ると言うのがメインテーマだったが、なんと当時の鉄を再現して今の刀鍛冶に当時の刀を再現してもらうと言うのをやっていて、中世の刀と隕鉄から作られた古代刀を作っていた。そう、あの初代ルパン三世に出てきた石川五右衛門が持っていた銘刀「流星」もかくやと言う刀が作られていたのである。
 本物の隕鉄で作った刀は隕鉄中の複雑な模様が鍛造しても残っており、材質も普通の刀とは全く違う今のステンレスのような材質で、見た目のインパクトはまさに銘刀の名に恥じないものだった。(切れ味は不明)

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April 03, 2006

コピペ兵が自動化される日

 少し前に2chで祭りになった(まだなってるのか?)山田オルタナティブウィルスは感染者のPCのデスクトップを常時キャプチャした画像に加え、ハードディスク内部にある全てのファイルを意図せずにWeb上に公開してしまう。さらにその亜種のウィルスでは2ちゃんねるに感染者のホスト名を表示して犯行予告などを自動的に書き込むものもあるようだ。
 幸いなことにまだこれは悪質な悪戯目的としてしか使われていないようだが、大量に出現する亜種はいずれスパマーやコピペ兵のツールとして使われるような気がしてならない。今でもちょっとgoogleれば分かるように掲示板自動書き込みソフトを売っている業者は山のように存在するし、スパイウェアなどを埋め込まれてユーザーの知らぬ間にスパムメールの中継基地と化しているPC群を時間貸しするアングラサービスもあるのだ。
 どのタイミング(もしかしたら公職選挙法でインターネットの利用が広く認められた日だったりしたらシャレにならないが)になるかは分からないが、いずれ自己増殖するウイルス汚染された機械化コピペ兵がネットを蹂躙する日が来るのかも知れない。

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April 02, 2006

イラン多弾頭ミサイル実験成功

 てっきりエイプリルフールのネタだと思ったのだが、どうやらネタではないようだ。
とりあえず産経新聞に掲載された記事を引く(元の記事は共同通信らしい)

 イラン革命防衛隊のホセイン・サラミ航空部隊司令官は31日、国営テレビに対し、イランが国産による多弾頭ミサイルの発射実験に初めて成功したと述べた。多弾頭化で複数の標的を同時に攻撃することが可能になり、敵のレーダー網を撹乱(かくらん)させ、ミサイル防衛システムをかいくぐることができるという。
 発射実験の場所や、ミサイルの種類は公表されておらず、詳細は不明。核兵器開発疑惑が指摘されるイランが、核の「運搬手段」になりうるミサイルの性能向上につながる実験を行ったことは、国際社会の懸念を呼びそうだ。(共同)
(04/01 00:23)

 なぜこれがエイプリルフールネタに思えるかと言うと、最新の多弾頭ミサイルは想像以上に複雑な代物で本格的に配備しているほとんど無いからである。まずは、どう複雑か今の多段頭ミサイルの仕組みを見てみよう。

 冷戦時代、ソ連の保有していたICBMが自国のミサイルよりも多いことに気が付いたアメリカはその解決策としてミサイルに複数の核弾頭を搭載することで対応することにしたのが、多段頭ミサイルの始まりである。最初は少ないミサイルで効果的に核弾頭を撃ち込む手段として始まった多段頭化だが、その後すぐにミサイル迎撃システムへの対抗や同時に複数の目標の攻撃などが出来る利点に気づいてより高機能なものに改良された。これが現在の多段頭システムMIRV(マーブ)である。
 MIRVはミサイルの最終段に再突入体(弾頭)を載せた台のようなものを置いてあり、ミサイルは飛翔中に目標を変えながら各弾頭を発射していくようになっている。文に書くと簡単だが、ミサイルは複数の目標に合わせながら次々と姿勢制御を繰り返す必要があり高度な技術を必要とするものだ。しかも最新の多段頭ミサイルはこの弾頭が10〜14発にもなっており、姿勢制御の複雑さは相当なものになっている。
 現在は、STARTなどの核軍縮条約により多段頭化は抑制される傾向はあるものの、打ち出される弾頭をダミーに替えれば弾頭は1発であっても、迎撃は非常に困難になることから、MIRV自体は今も依然として搭載され続けている。現在ではさらに突入する弾頭にも精密誘導装置が組み込まれ、各弾頭が自ら姿勢制御や回避行動を取るようになり、迎撃は益々困難になっている。

長くなったが、こんな代物なので現在、多段頭ミサイルを持っているのはアメリカ・ロシア・フランスのみでイギリスはアメリカのミサイルを導入し、中国は次世代ミサイルで実用化されると言われている。

 そうした訳で、もしイランが持つとしても、おそらく弾頭が複数あるだけのMIRVとは似ても似つかないものであるのは間違いないだろう。

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April 01, 2006

ロシア語講座修了

 今週でNHKラジオ「ロシア語講座」の後期が終了する。今回は一昨年の再放送だったのでストーリーは既に知っていたものの、肝心の文法や単語については綺麗さっぱり忘れていたらしく、初めて学習するような新鮮な発見の連続だった(笑)。とはいえ、何とか予習が出来ただけでも進歩したと言えるのだろう。なにせ、一昨年は予習として知らない単語や文法を調べるだけでもいっぱいいっぱいで、後半は間に合わずに投げ出した回も多数あったからだ。
 それにしても、これだけやってもいっこうに話せる気がしないのがロシア語の恐ろしい所である。以前、アラビア語を勉強している方のBlogで「アラビア語は(最低)5年かかる」と言われた話を書いているのを見かけたが、そのアラビア語の文法が簡単に思えるぐらい面倒なロシア語もまた(習得には最低)5年はかかるものに違いない。
 今の貧弱な英語くらいの会話がロシア語でも出来るようになるのは果たしていつになるのだろうか。

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