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April 04, 2006

意外に役に立たなかった日本刀

 今NHK教育TVが面白い。こう書くと昔、漫画「コージ苑」に出てきたNHK教育TVしか映さないラーメン屋の親父みたいだが、大まじめな話である。そう思ったのは新しく4月から始まった「知るを楽しむ 歴史に好奇心」のテキストを書店で見かけたのがきっかけだった。以前もアラビア語会話などで教育TVはたまに見ていたものの、いわゆる教育と言うのとはちょっと違う面白いテーマを扱った番組がいろいろあることをこのテキストで知ったのである。
 特に今年の前半の特集は日本刀特集で、テキストを読むだけでも目から鱗の話が山のように載っていて今から始まるのが楽しみだ。たとえば戦闘で日本刀は役に立たないものだったらしい。確かに合戦ではまず遠距離から互いに矢を打ち合い、さらに近づいてからはまず密集して槍で突き合うのだから、たとえ刀を持っていたところで接近戦になるまでは役に立つはずがない。なんと合戦での死傷者の38.6%は矢によるもので、次が槍、そしてずっと順位が下がって刀による死傷者はわずか4.5%にすぎないと言うのである。読んでみると成る程と思えるのだが、言われるまで全く気づかない事だった。
 他にも昔の銘刀と今の銘刀はどこが違うかとか、唯一刀が大活躍した江戸時代末期はどういう理由で刀が役に立ったかなど面白い話がいろいろ載っているが、これがどう映像化されるのか楽しみだ。

4/7追記:先日(4/6)放送分を見たが予想以上に面白い内容で、これが教育TVと言うだけで見られないとしたらあまりにももったいない素晴らしい内容だった。
 今回は古代刀の謎を探ると言うのがメインテーマだったが、なんと当時の鉄を再現して今の刀鍛冶に当時の刀を再現してもらうと言うのをやっていて、中世の刀と隕鉄から作られた古代刀を作っていた。そう、あの初代ルパン三世に出てきた石川五右衛門が持っていた銘刀「流星」もかくやと言う刀が作られていたのである。
 本物の隕鉄で作った刀は隕鉄中の複雑な模様が鍛造しても残っており、材質も普通の刀とは全く違う今のステンレスのような材質で、見た目のインパクトはまさに銘刀の名に恥じないものだった。(切れ味は不明)

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