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May 19, 2006

世界最大規模のゲーム関連のトレードショウE3に見る次世ゲーム機状況

 ネット上で見つけた転載された記事なので肝心のソースが判らないのだが、次世代機でちょっと面白いネタを見つけた。

2006年5月16日(火) 0時41分
次世代ゲーム機で誰が敗者になるかは不透明ですが、勝者は任天堂であることが満場一致で決定しました。ソニーとマイクロソフトがそう言うのですから間違い無いと思われます。
マイクロソフトのゲーム部門担当副社長のピーター・ムーア氏はロイターに対して消費者は2つのゲーム機を買うだろうという予測を明らかにしました。「何故600ドルでPS3を買おうとするでしょうか? 人々は2つを買うでしょう。PS3がその値段なら、彼らはXboxを買い、Wiiを買うことを選択するでしょう」
SCEの上級副社長であるフィル・ハリスン氏も同様の見方を示しています。「ピーター・ムーアは正しいでしょう。私は任天堂が消費者がPS3の次に買うシステムになると思います。私自身はまだWiiを遊べてませんが、任天堂は長く偉大な革新な歴史とゲーム業界にとって有意な事業を常に行ってきました。彼らは私達の戦略に関係してきます、しかし大きく異なるマーケットで商売をしています」
またN-Siderによれば海外の掲示板でも、PS3とWiiもしくはXbox360とWiiを選ぶという声が圧倒的になっているそうです。少なくとも勝ちは保証されているのかもしれません。

確かにE3でもっとも盛況だったのは任天堂ブースの次世代機Wii(ウィー)のコーナーだったのだが、実はちょっと仕掛があった。後藤弘茂のWeekly海外ニュースによると以下のようになっていたらしい。

もっとも、公平に言えば、この列の違いの主因は展示方法の違いにある。SCEブースのPS3試遊コーナーの大半は自由に出入りできるようになっているのに対して、任天堂ブースではWiiコーナーは囲い込まれていて列につかないと入れない。PS3では、各台のところで、それぞれ人が並び混み合うが、Wiiでは入り口に長蛇の列ができるわけだ。

 とはいえそれでも一時は完全に劣勢に回った任天堂が着実に巻き返しを計っているのは間違いない。私の周りのE3に行った人の感想などでも、確かに今回のE3では任天堂の次世代機、Will(ウィー)の評判が高かった。ゲームを制作している立場としても、X-Box360は日本の市場ではさんざんだし、PS3は本体の値段が微妙で立ち上がりに一抹の不安をぬぐえない。それに大きい声ではいえないが、次世代機はマルチコアCPUやShaderなど新しい技術がてんこ盛りでプログラマーは四苦八苦だし、キャラクターや背景を作るグラフィッカーは物量戦がますます進む次世代機に合わせてより高解像度に耐える精度の高いモデルを大量に作る必要に追われて、仕事量は明らかにこれまでよりも増えている。そうした中でこれまでのの開発環境からさほど変わらないWillは、魅力的に映るのだ。
 ただし本当に次世代機がWillの巻き返しで三国志状態になるというのは、ちょっと楽観的な見方なのかも知れない。といってもX-Box360やPS3の一人勝ちになると言うのではない。それ以上にありそうで怖いのはこうした次世代機戦争の裏でユーザーはじわじわとゲーム機離れを引き起こすと言うシナリオである。2chのゲーム版でもPS3の価格が発表されたときに出た発言で「ゲーム卒業」と言うのがあった。要はこれを機にX-Box360やWillを買うのではなくゲームをやることを止めてしまうと言うのである。ゲームディベロッパーにとってもハードメーカーにしても、今度の最大の強敵はライバルメーカーではなくユーザー自身の関心をつなぎ止められるかと言う点なのかも知れない。

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