ゼンマイ仕掛けのおもちゃで思うこと
コンランショップで見つけたゼンマイ仕掛けのおもちゃ。何の役にも立たない物だがつい面白くて買ってしまった。機械式腕時計やゼンマイでフィルムを巻き上げるカメラ“ROBOT”など元々こうしたものが大好きな性分なのだからしょうがない。ただ、残念なのはこうした物を自分が思いつけなかった事である。仕事柄、メカデザインなどもやっていたし、手元にはシミュレーションに最適なCGソフトというツールもあり、しかも大学ではいろんなオブジェも作っていたというのに、ついぞこうした物を自分で作ろうと言う発想は浮かばなかったのが残念だ。
そういう意味では最近話題になっている本城直季氏の写真なども、大判カメラの使い方を知っている人なら一目で作り方の見当が付くにもかかわらず、これまで誰も撮ろうとしなかったものだった。コロンブスの卵ではないが後から見れば簡単に見える物でも最初にやるのは実に難しいものである。
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