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June 29, 2006

ピンぼけがテクニックになる日

 いつごろから始まったのか判らないが、最近の料理写真はクローズアップでポイント以外をぼかすのが流行らしい。以前は料理も含めて商業写真で商品をぼかすなど考えられなかったのだが時代が変われば写真もまた変わるものだ。
 こうした流行がいつ始まったの判らないが、個人的な推測ではコンパクトデジタルカメラが普及して誰もが隅々までピントの合った写真を撮れるようになった頃からではないかと思っている。つまりピンぼけ部分のある写真の方が今はむしろ珍しく価値があるのが理由じゃないかと思うのだ。
 コンパクトデジタルカメラを使ったことがある人なら判ると思うが、このカメラではぼけのある写真を撮る方が難しい。ピントは全自動で合わせてくれるし、詳しい説明は省くもののCCDの大きさの関係で元々ピントの合う範囲は普通のカメラよりもはるかに広い(被写界深度が深い)からである。つまり今ではピンぼけ写真は下手くその代名詞どころか、むしろ逆にそれなりの機材やテクニックを持った人間しか撮れないと言う昔とは逆の現象が起きていると言ってもいいだろう。過去の写真の歴史でも似たような事がかつてあった。フィルムの解像度がどんどん上がって粒子のざらざらした感じが無くなると、逆にそれがかっこいいとわざと解像度を下げて粒子が目立つようにした写真が流行ったのである。
 歴史は繰り返すと言うが、今の浅い被写界深度の料理写真や、少し前のポラロイドやLOMOのブームなども、今のコンパクトデジカメの隅々までピントのあった全自動写真への反動なのかも知れない。さて次に流行るのはいったいどんな写真になるのだろう?

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June 28, 2006

愛国心に関するメモ

 スラッシュドットのコメントの中で愛国心に関する素晴らしい考察を見つけたのでサルベージしておく。

勘違いしてる人が多いようですが、日本人の愛国心はとてつもなく強いですよ。
ワールドカップなんて日本が負けたら一気にどうでもよくなっちゃった感じだし。
むしろ愛国心が強すぎて、他の国に興味を持たなさ過ぎるぐらいです。
愛国心を利用した古典的な詐欺なんてものまであります。

日本人にないのは日本政府を愛する心です。
政治家たちが愛国心と混同してしまおうとするからややこしいですが、
日本人に欠けているのは政府に対する忠誠心です。

「愛国心があるなら国の言うことを聞くはずだ」なんて発想が既におかしい。
愛国心があるなら、日本政府が腐ったときには国民が政府の敵に回るのは当然です。
政府が愛されたければこれは簡単で、日本のためになることをやればいいのです。

一部の利権団体や自分たちの政党、身内のためではなく、日本人全体のためになることをやれば、
嫌だって言っても愛されるようになってしまいますよ。
あなただってそうでしょう?

もちろん政治家先生や、お偉い官僚方がその程度の事もわからないはずがありません。
それでも愛国心と、政府への忠誠心を混同しようとするのはなぜでしょう。
自分たちを「国」だと思っているから?
それはあるかもしれません。
でも、それだけなら、愛国心がないと不平を言うほどのことにはならないですね。

なぜ政府の人達が不満に思うのか?
愛されていないと感じるからです。
自分たちの行動が批判されるからです。

でも、それは愛国心とは関係ないんです。
愛されるようなことをやってないから愛されない。
それだけのことなんです。

日本人には愛国心はありますよ。
多すぎるほどにね。
米の飯、味噌汁、好きでしょう?
日本人の愛国心 by LADY_ON_THE_LOOF

ついでに余談ながら、このコメントのある元の記事「世界2位の富豪バフェット氏、ゲイツ基金に300億ドル寄付」について一言書いておくと、欧米と日本の寄附に関する社会的意味について知らない人が多いようだ。
欧米ではある程度の富豪層は慈善事業に寄付をするのが金持ちの義務みたいな所があるのはもちろん、国もまたそれをサポートするように税制面で優遇しているのに対し、日本では寄附は金持ちの道楽と見なされていてしっかり税金が徴収されると言うのが大きな違いだと思う。ちなみに日本のシステムの根底には「真のお金の使い方は官のみが知っている」と言う驕りがあるのは間違いない。どうせならここら辺も日頃ありがたがっているグローバルスタンダードを取り入れてみてはいかがだろうか。

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June 27, 2006

仕事に最適化された生活

 最近、以上に忙しいせいで段々生活が仕事に最適化されつつある。つまり、いかに少ない時間で生きていくのに必要な睡眠や食事の時間を確保するかがポイントになっているわけだ。私の周りは類は友を呼ぶではないが、傍目から見ても早死にしそうなくらい忙しい人が一杯いるのだが、彼らに言わせると工夫すれば毎日12時間以上働いても十分生活は成り立つそうだ。もちろんそのためには軍隊もかくやという生活の最適化は欠かせなく、一緒に出来ることは極力並列化させ食事とミーティングを兼ねたり、風呂を焚きながら食事をしたりと様々な合理化をするわけである。なんでもそうした生活を何年もしていると頭が自然にこれをしながらその待ち時間に別のことが出来るなと回るようになるらしい。
 確かに時間の無駄は無いかも知れないが果たしてそれで幸せなのと常々おもっていたのだが、どうやら今回ばかりは自分も見習わなければならないようである。

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June 25, 2006

Googleに対抗する諸国

 すでに検索エンジンの代名詞と化したGoogleだが、これ以外の大手検索エンジンもYahoo!、Microsoftなど、大手はほとんど米国企業であるのが現状だ。当然これに危機感を持っている国は少なくなく、いくつかの国でGoogleに対抗する独自の検索エンジンの開発に国ぐるみで乗り出している。
 一番分かりやすいのはフランスで4月末、ドイツと共同で国産検索エンジンのプロジェクト「QUAERO(クエロ)」の概要を発表した。これはGoogleのまだ苦手なマルチメディアコンテンツの検索機能を強化することでGoogleに対抗しようと言うものだが、もちろん主眼は国民がインターネットにアクセスするのに不可欠な検索技術を米国企業に握られることに対する危機感があるのは言うまでもないだろう。実はあまり知られてはいないものの日本でも同様のプロジェクトが進んでいる。これが経済産業省が産学を巻き込んで推進している「情報大航海プロジェクト・コンソーシアム」である。こちらもまだGoogleが得意でない画像検索技術を核に巻き返しを狙っているが、こちらはクエロの予算2億5000万ユーロに対して数十億円規模の規模しかない。とは言え以前250億円にのぼる国家予算を費しながら、コンピュータ技術の発展になんの功績も残せず失敗したΣ(シグマ)計画の例もあるので、失敗したときのリスクを考えるとまあ妥当な金額なのかも知れない。
 ところで欧米に対抗すると言えば、中国やロシアについても見る必要がある。まず中国であるが様々な所でも話題になったようにGoogleに市場を開ける代わりに自国のルールを飲ませるようにしたらしい。しかし検索技術自体は依然としてGoogleが握ったままなので、これについてどうするつもりなのか気になるところだ。どこを使おうと検閲さえ出来ればいいと思っているのか、それとも百度(バイドゥ)のような国産検索エンジンをもり立てていくのだろうか。
 次にロシアだが、意外にもGoogleのロシアでの歴史は短い。今ではページがあるものの、昨年まではロシア語のサービスはもちろん事務所すらなかった状態だったのだ。そのためロシアではまだ検索エンジンの主流はGoogleではなくrambleraprtyandexなどが中心になっている。

参考Link:
グーグル覇権に挑む(2)フランスの国産検索エンジンプロジェクト「クエロ」の野望
日経IT+の記事より
「Google独占にはさせない」--国産検索エンジン開発へ、産学官が一致団結
CNET Japanの記事
「Googleは主義を曲げた」——創設者、中国での検閲を語る
ITmediaの記事
グーグル覇権に挑む(4)中国のグーグル「百度(バイドゥ)」の実力
日経IT+の記事より

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時間がないときの昼食

Essenberg

 最近、ちょっと仕事が忙しすぎてろくに写真を撮る暇はおろか睡眠時間さえ危うくなっている。
そんな訳で今回は時間がないときに愛用しているBERGでランチ。

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June 22, 2006

君が代斉唱を強要する人々

 埼玉県戸田市の伊藤良一教育長が同市立小中学校の卒業式や入学式の君が代斉唱で起立しない来賓や保護者に対し「はらわたが煮えくりかえる」と答弁、調査する方針を示しているそうだ。職員ならともかく来賓や保護者に対しては何ら権限が無いはずなのに、いったいどうするつもりだろう。東京都品川区でやったように、起立しなかった来賓に対しては2度と式典には招待しないつもりなのだろうか。そもそも君が代にかんしては法制化された時に「強制しない」と明言したくだりもあるのだがどうやらそんなことはすっかり忘れ去られているようだ。
 こうした自分がどう思われているかなどお構いなく、ひたすら他人に対し愛することを強要する様はストーカーじみているとしか思えない。そもそも愛国心は強要される者ではなくて自主的に好きになるものだろう。それに政治や行政に関わる人間は強制するのではなく、国民がこの国を愛せるような国にすることが仕事ではないだろうか。
 
「起立せぬ親と来賓調査 君が代、式典で徹底図る」を受けて

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June 21, 2006

仕事場の自由な服装

 巷ではクールビズだなんやらで夏くらいはスーツを止めようと言う話があるようだが、フリーの自分にとっては自宅作業はもちろん、仕事先ですらここ10年近くスーツで仕事をした事がない。それどころか仕事先ではゲーム会社というせいもあるのか、私よりもはるかにラフな格好がまかり通っている有様だ。なにせ夏になると甚平やアロハを普通に社内で見かけるし、いつぞやなどさらに足下は下駄をはいている始末なのである。もちろん偉いさんや営業はきちんとした格好をしているのは言うまでも無いものの、デザイナーの服装についてうるさく言われないのはまさにこの業界ならではと言えるだろう。とはいえ昔インテリアデザインの会社にいたときにも、入社研修や特別な時を除けば好き勝手な格好がまかり通っていたから、カタカナ業界ではごく普通のことなのかも知れない。とはいえさすがにその会社にいたときには伝説と化した逸話があって、ある日何を思ったか髪を金髪にした上でモヒカンにしてきた奴がいたせいで、モヒカンだけは禁止になったと言う嘘かホントか判らない話が伝わっている。
 しかしだからといって自由な服装が出来るとは限らない。もちろん社会人たるもの最低限の常識というものもあるが、それ以上に難しいのが似合うに合わないといった個人のセンスやキャラクターの問題である。そう、服装が自由になった大学で直面する周りの目のチェックと言うやつが、いい年をした社会人になっても(いや社会人だからこそか)厳しいたがとなって各自の格好を縛るのだ。
 それでもいろんな格好が許されるキャラクターなりセンスがあるならいいだろう。しかしどうも私はラフな格好は似合わない役付けがされているらしく、ある日あまりに暑いのでアロハを着てきたところ「あっ、ヤクザが来たぞ」などと囃されてしまった。一見、自由な格好が許される職場でもなかなか自由な格好をするのは難しいようである。

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June 19, 2006

新たにレンズを購入する

Room_20mm_tes

Siguma_20mm

 サンダー杉山ではないが私も大口径単焦点レンズが大好きなので、必然的に揃えるレンズもそうしたものが中心になってくる。ファインダーが明るく見えるので見やすいし、レンズが明るい分、高速のシャッターが使えカメラブレ、被写体ブレにも有効でシャープな写真が期待できる。なんと言ってもそのボケ足の描写が美しいのが気に入っているのだ。幸か不幸かCANONは伝説と化したf0.98やf1.0といった化け物のようなレンズを出していたメーカーだけあって明るいレンズには事欠かないのはありがたい。
 そんなわけでデジタル一眼レフ用に購入したSIGMAのDC20mm/f1.8。残念ながらEOS Kiss Digital Nだと普通のカメラで30mm相当になってしまうが、いずれはフルサイズCCDを備えたカメラで使いたいものだ。

 余談だが、これを見つけたMapCameraで伝説と化したCanon EF 50mm F1.0 L USMの実物を初めて目にすることが出来た。相場より大分高いが、もはや見つけることも困難なレンズなので興味のある人は拝んでみるといいだろう。
 さすがに私も値段もさることながら、とても使いこなせる自信が無かったので拝ましてもらうだけにしてもらった。

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June 18, 2006

日本の核開発能力を検証する(3)

 前回2回は核開発能力でもその弾頭部分を中心に書いてきたが、今回は運搬手段であるミサイル部分について書いてみたい。
 よく日本の核開発能力の話になると、必ず出る話に「日本は既に世界最高レベルの固体燃料ロケットを持っているのだからこれを転用すればすぐにICBMを作ることが出来る」と言うものがあるが、果たしてこれは本当だろうか。折しも、日経BPでジャーナリストの松浦さんがその固体燃料ロケットM-Vを巡る問題点を記事にしているので、これらの記事(参考Link)を参考に検討してみることにしよう。
 それによるとM-Vは高性能ではあるが想像以上に最適化が進んだ、ある意味ゼロ戦などに通じる余裕のない設計であることが伺える。一部、印象的な部分を抜き出してみるとこのように書かれている。

(前略)
その結果、M-Vは世界にも他に類のない、性能を追求して徹底した最適化を施されたロケットとなった。第1段から第4段に至るまでの推進剤の量や燃焼時間に推力、切り離しのタイミング、どのような高度をどのような速度で抜けていくかの飛行プロファイル――すべてが性能のために最適化された。
それだけではなく、M-Vは、宇宙科学研究所の内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県・内之浦町、現肝属町)の打ち上げ施設と、そこに集まるロケット打ち上げ班についても最適化された。M-Vは内之浦の崖の上に立つ発射施設からしか打ち上げることができない。またロケット内部の構造は、ランチャー班、テレメトリー班、レーダー班といった班単位で準備作業を進める、東京大学以来の打ち上げ体制に合わせてブロック化されている。各班の仕事分担が、そのまま内部構造に反映している訳だ。

 一方、ミサイルに要求されるのは極限まで突き詰めた性能よりも即応性と運用の容易さが要求される。使用される場所・目標・時期は一定せず、しかも必要なときはいつでも打ち上げ可能でなければいけないからだ。こうしてみると日本の固体燃料ロケット技術は軍事転用しようにも要求される性能・目的が違い過ぎるため実は何も流用出来ないと言うことも出来る。もちろん箇々の基礎技術やパーツなどは十分役に立つのは間違いない。しかし巷で吹聴されているような衛星を弾頭に入れ替えれば即完成と言ったものではないのは確実だろう。
 かねてからの疑問の一つに日本が優れた固体燃料式ロケット技術を持ちながら、どうしてそれについて外国から脅威論や懸念などが聞こえてこないのだろうと思っていたが、こうした事情もあるのだろう。思った以上にロケットの軍事転用は難しいものらしい。

参考Link:
日本の核開発能力を検証する
日本の核開発能力を検証する(2)
以上、昔書いた記事

松浦晋也の「宇宙を読む」より:日経BPに書かれたM-5を巡る問題点の記事
低コスト化で岐路に立つM-Vロケット(1)〜表面化する日本のロケット開発力の衰退
低コスト化で岐路に立つM-Vロケット(2)〜失敗が生かされない設計の裏に旧組織からの確執
低コスト化で岐路に立つM-Vロケット(3)〜問題の根本は情報収集衛星による予算不足
低コスト化で岐路に立つM-Vロケット(4)〜顧客である衛星のために欠点補う改良を

2006/9/21追記:そのMVロケットだがどうやら開発中止は決定的らしい。その裏にある問題点は以下の記事を参考にして欲しい。
MVロケット廃止に関する記事のクリップ

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June 16, 2006

福井日銀総裁の村上ファンド投資問題で思うこと

 すでに極東ブログを始め、ブログ界はこの話題で盛り上がっているようなので蛇足めくが、ちょっと気になったことを書いてみたい。
 この問題、法的な理詰めでは辞める必要はないようなのだが、道義的にはどうよというのが主な論点らしいのだが、私が気になるのはそれ以前にその法的なシステムがこの国でちゃんと機能しているの?と言うことだ。

 佐藤優氏の「国家の罠」で国策捜査と言う言葉に脚光が当たったように、ある程度政治・経済的な影響が大きい事件の捜査では政治的な影響は避けられない。明らかな冤罪がまかり通るっていると言うつもりはないが、捜査のタイミングやどれだけの量刑で起訴するかについては、ある程度の政治的な影響を見越して調整されると考える方が自然だろう。またたとえそこまで大きな影響のある事件ではなくても法の恣意的な運用があると思えるのは、同じ事件であってもある時は刑が軽くある時は重いと言うケースがあるからだ。
 例えば最新のAERAでも取り上げられたサウンドデモに対する警察の取り締まりは、同じ事をしていても(影響力の小さい)最初の頃は容認されていたにも関わらず、影響力が大きくなってきた途端、DJをしていた人たちを逮捕している。
 このように見ていくと、法の解釈が変わればその時点で有罪になってしまうのだから法的には問題が無いと言う理屈は成り立たないのではないだろうか。

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June 14, 2006

謎のハニワ

Haniwa1

 遙か昔にも同じテーマの写真を載せたことがあるが、こちらはとある廃墟風のような建物の庭にたたずむ埴輪。埴輪もそうだがこの建物自体も不思議なところで、見た目はどう見ても廃墟なのにちゃんと株式会社の看板がかかっている上に、普通の身なりの若者達が出入りしている。いったい何をしているところなのか気になるところだ。

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June 13, 2006

北朝鮮人権法案に反対する人々

 Ereniの日記:「民主党長島照久議員ブログが、北朝鮮人権法案言及で炎上している事について」で知ったのだが、この法案なぜか2chのみなさんにも評判が悪いようである。社民・共産が反対しているのは判るにしても、何故ねらーが一緒になって反対するのかというと、どうやら脱北者の面倒を見るのがいやだと言うことらしい。
 それにしてもネットの北朝鮮・中国強行派は一方では体制の崩壊を望みながら、一方では崩壊時の難民や資金援助の負担は負いたくないと言うが、それで済まないからやっかいな問題なのだ。いずれにせよ、この問題は日本が抜けようにもアメリカなどを巻き込んで拉致問題に当たってもらった以上、かならずアメリカからも(北朝鮮崩壊時の)負担を回されるのは確実だ。これからますますシビアな選択は増え続けるだろうが、どこも傷つかないで解決といかない以上、どこかで身を切る羽目になるのだろう。

追記:これについて非常によく書かれた記事をカワセミさんのところで見つけたので下にLinkを貼っておきます。
日本の北朝鮮人権法案に関する個人的メモ

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June 12, 2006

中版・大判カメラの終焉2

 以前も同じテーマで記事を書いたが、実は私自身は結構楽観視していた。それは中古市場をあたればちゃんと動作する製品がまだまだいくらでもあり、メーカー保障が切れていようが修理をしてくれる所はいくらでもあるからである。それに新品が欲しければ外国メーカーのものを買うという手もある。当分の間は安泰だろう。と思っていた。
 しかし事態は想像以上に進んでいたようだ。まずフィルムの生産が減りつつある。コニカなどは生産を止め、老舗のコダックでさえもコスト上昇により一般用カラー ネガ フィルムの出荷価格を6月1日(木)出荷分から10〜17%引き上げるとアナウンスしている。また、カメラの方も国内メーカーのみならず老舗のHASSELBLADまでもが唯一のモータードライブモデル555ELDの販売が終了してしまい、Hシリーズ以外はある日突然「販売終了、在庫なし」という事態になりかねない空気になってきた。そして、最後の新品の手段である旧ソ連圏のコピー機種でさえも生産は事実上止まりつつあるらしい。こちらはデジタル化へのシフトというのではもちろん無く、ウクライナなどでは選挙後の国内の混乱からカメラやレンズの材料が来なくなってしまい何も作ることが出来なくなってしまったと言うのである。(; ;)
 写真工業というカメラ雑誌でこの前、「古典印画に学ぶサバイバル写真術」と言う特集をやっていて、印画紙などを自作する方法を採り上げていたが、案外本当にフィルムや印画紙を自作しないと撮れない日がやってくるのかも知れない。

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June 10, 2006

キッチン

Kitchen_bw
Canon EOS Kiss Digital N/SIGMA DC 30mm 1.4

 せっかくデジタル一眼レフを買ったものの、新しい仕事で初っぱなから最前線に送り込まれてしまったため撮る暇がない。仕方がないので自宅のキッチンを撮ってみた。肉眼では逆光で白黒の墨絵のような面白い光景だったが、改めて写真に撮ってみると窓の汚れが気にかかる(笑)。
 冗談めかして書いたがインテリア・建築写真の仕事をした経験から言えば、インテリア写真の肝はライティング(これはどんな写真も同じだが)掃除にあると思っている。昔インテリア施工会社で設計側として働いていたときにプロのカメラマンの方がオフィスチェアのキャスターの向きまで揃えていたのに驚いたものだが、写真に撮ってみると肉眼では分からない些細な汚れや粗が目立つから恐ろしいのだ。
 そういう点では、今の我が家は被写体としてはもう完全に失格だろう。

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June 09, 2006

ココログに記事を奪われる

 いろんな所で書かれているが、相変わらずココログの調子が悪い。しかももう1年以上前からこんな具合だから質が悪い。
実はかなり長いエントリーを書いたのだが、アップ直前にメインテナンスに入られてしまい先日はまるまる記事を無くしてしまいすっかり嫌になってしまった。NiftyもNiftyServeの頃はユーザーフレンドリーだった記憶があるのだが、いつの間にこんなに駄目になってしまったのだろうか。

 いまさら記事を書き直すのも面倒なので、そのとき取り上げたリンク先のみ書いておくことにする。

「福島瑞穂の迷言」という都市伝説について(事務所コメント付)
2ちゃんねるに以前から、社民党党首の福島瑞穂さんが「朝まで生テレビ!」で発言した内容だというコピペ(警察官の拳銃使用について、福島さんが「絶対反対」「凶悪犯と言えども警察官は丸腰で逮捕に向かうべき」「(犯人が抵抗したら)逃がしても良い訳ですしぃ〜」「(犯人がほかで殺人を犯しても)それはそれで別の問題」ととんでもない内容」)が捏造だったと言うもの。

 これで思うのは検証する側は膨大な手間と時間をかけなくてはならないのに、コピペ側はわずか数秒で済むと言う非対称性についてだ。これでは例え嘘だろうとそれらしい話なら物量戦でいろんな所に貼りまくった方がいいと言うことになってしまう。この不均衡を解消する手段を見つけない限り、いずれネットはデマゴギーや広告などで埋め尽くされてしまうことだろう。

関連Link:こんなの流行ったら嫌だなあ「両論併記、真相は藪の中だろ?」
同様の事を思う人は多いようで、同じテーマについて書かれた記事。

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June 07, 2006

ロシア語の単語と発音の話

 誰も読みそうも無いロシア語学習ネタである。
以前もロシア語の長い長い単語の綴りの話を書いたことがあるが、こんなに長い綴りを現地の人はどうやって覚えているのか常々不思議に思っていたが、どうやら正しい発音をマスターすることがその肝になるらしい。というのもロシア語はかなり「発音=綴り」の決まりが守られている言葉なので、発音の決まりさえ覚えればほぼ発音通りに綴ればいいし、逆に綴りさえ分かれば大抵の単語は発音できる。したがって正しい発音さえ覚えれば自動的に綴りも覚えたことになるわけだ。
 これで一件落着といきたいところだが、大抵の日本人はここで落とし穴に嵌ってしまう。それはロシア語に限らず、英語などの多くの語で苦しめられるlとr(ロシア語ではрとл)の区別である。これが日本人には分からない。ロシア語では比較的рとлの音は明瞭な違いがあるものの、それでも勉強しているとしょっちゅうこの二つを混同して覚えていることに気づかされるのだ。これではもちろん正しい綴りなどおぼつかない。さらにやっかいなことにロシア語では同じように間際らしい発音аとоの違いもある。ロシア語のоは英語のoと違い、アクセントが来ない限り「ア」と発音されるのだが、これが日本人にはどうしてもаと区別が付かない音なのだ。
 かくして正しい発音をマスターするまで、長い綴りのスペルに悩まされる日々が続くのであった。

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June 06, 2006

しめじとニンニクのパスタ

Mushroom_pasta
Canon EOS Kiss Digital N/SIGMA DC 30mm 1.4
 
 これから激務が予想されるので冷蔵庫の中身を退治すべく休日に作ってた、しめじとニンニクのパスタ。シンプルな割には意外にいける味だ。飲み物に白ワインを合わせると最高なのだが、さすがに昼間なので自粛した。
作り方は簡単で、単にこの2つをオリーブオイルで炒め、唐辛子のみじん切りと塩・胡椒で味付けし、アクセントにネギのみじん切りをかけただけである。強いて気をつけることと言えば焦げないように弱火で炒めることと、唐辛子を早めに入れる事ぐらいだろうか。本当はベーコンがあると格段に旨くなるのだが、残念ながら今回は切らしてしまっていた。

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June 05, 2006

相互監視社会化する日本

 6月1日から駐車取り締まりが民間依託された。ニュースによれば絶大な効果が上がってはいるものの短時間でも車を離れると違反と見なされるため、宅配・コンビニ業界にはえらく不評らしい。それにしても官から民へのかけ声では無いが、昔なら民間委託など考えられなかった治安維持などの分野まで民間委託が進んでいる。ざっと思いつくだけでも今回の駐車違反取り締まり、そして2009年から始まる裁判員(もちろんこれは民間委託ではないが、これまで民間人とは無縁の法曹界に民間人が関わると言うことでとりあげている)、さらにインターネット・ホットラインセンターというのも始まっている。これはインターネット上の有害情報を規制するために利用者からの通知を受けて警察への通報やプロバイダやサイト管理者への違法・有害コンテンツの削除依頼を出す役割を持つと言うものだ。
 こうした民間への依託によって一見、行政のスリム化が進んでいるように見える影で実は警察などの利権構造は温存されたままであるらしい。

駐車取り締まり 民間業者74社に警官天下り先も 2006年06月01日09時57分(朝日新聞)

 駐車違反の取り締まり強化と、違法車両の確認業務の民間委託が1日から始まる。これらを請け負う全国74法人の中には、利害関係を疑われる企業や、警察官の再就職先として知られている法人もあった。どのような基準でこれらの法人は選ばれたのか。
 全国の都道府県警察は、それぞれ競争入札で委託法人を決めた。競争入札の仕組みについて、警察庁は、価格と評価を合わせた総合評価制度による決定が好ましいとの通達を出している。「公共性の高い職務ゆえ『安かろう悪かろう』を防ぐためです」
 この制度では、安いほど高くなる価格点、「公平性」「適正性」「確実性」から判断される評価点の合計100点満点で最高点の業者が落札する。だが、18県は最低価格だけで業者を決めていた。福島県警は「条例の制定が遅れたため、作業が間に合わなかった」と話す。
 総合評価制度も万能ではない。評価の配点などは各都道府県警に委ねられている。導入した29都道府県のうち回答しない6県をのぞく23都道府県で見ると、「公平性」への配点は平均6.6点。「みなし公務員」として期待される業務の公平性は、それほど重視されていないようだ。
 最低の3点を配点した三重県警は「何をもって公平とするか判断しづらく、不公平にならないように小さくした」。最高の14点とした茨城県警でも「ほとんど差がつかなかったので、来年から配点を小さくする」。  また、74法人のうち、少なくとも36法人が警察OBを受け入れている。
 関西地方で落札した企業の担当者は、警察OBがいたから落札できたのかもと考えている。「3地区で入札に参加したが、落とせたのは、取り締まりの責任者に警察OBをあてていた地区だった」と声をひそめる。

以上は駐車取り締まりの話だが、インターネット・ホットラインセンターに関しても一方で規制対象者への理由の開示義務がなかったり、異議申し立てが出来なかったり、民間団体なのに警察庁と総務省が深く関与しているなどさまざまな問題が指摘されている
 こうして役所(=警察)が本来すべき仕事を、民間に丸投げして、民間の監視機関に国民の不満を集中させる仕組みが作られつつある訳だが、怖いのはそれに市民が協力するようになった時である。モーニングに連載されている漫画「ジパング」の中で角松と篠原が特高に捕まってなぶり殺しに合うエピソードがあるが、そのときにも逮捕のきっかけになったのは喫茶店の中でアメリカとの和平などについて話していたのを善良な市民が通報したのがきっかけだった。そういえばタイミング良く今、共謀罪が国会で可決するか否かと言う状態になっているが、可決された暁にはきっと善良な市民の通報が相次いで喫茶店や飲み屋で床屋談義も出来なくなるのかも知れない。

参考Link:「インターネット・ホットラインセンター」が運用開始
スラッユドットのトピック

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June 04, 2006

休日のランチ新宿編

Berg1

Belg_beer

 新宿の知る人は知っているJR東口改札から徒歩15秒のお店BERGで昼食を取る。ここは場所が良く安くて旨くて早いと言う3拍子揃ったビールとコーヒーのお店だが、そのおかげで常に込んでいるのが玉に瑕だ。
ちなみにこの店、非常にメニューが豊富な上にそれがドンキホーテもかくやと言う感じで貼られているので未だにメニューの全貌が把握できない。しかも期間限定でビールやワインはては日本酒からウインナーまで現れたり消えたりするもんだから、小さい店ながらも制覇にはなかなか時間がかかりそうである。

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June 01, 2006

浅草ローカルフード

Okinawa_lunch1

 浅草は意外に日本各地の郷土料理のお店がある。新宿や渋谷と言った繁華街なら分かるが、ちょっとイメージが繋がらない。やはり観光で来た日本各地の人を狙っているのだろうか?
 その中でも一番のお気に入りは沖縄料理のお店、うちなー亭である。以前も書いたように100種類近くある膨大な泡盛も魅力だが、お昼のランチも侮りがたい。沖縄の各種定番料理であるゴーヤチャンプルなどの定食はもちろんだが、週替わりランチが日頃食べる機会のない沖縄料理のレパートリーを広げてくれるのが嬉しいのだ。

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ただいま水位上昇中

 PS3の仕事の契約も終わり今月から新しい仕事に移ることになった。気になるのは新しい仕事に移る度に段々と契約期間が短くなってくることだ。以前に書いた例えで言えば水位は徐々に上がっているのかも知れない。
 仕事の方もそうだが、その他のこともじりじりとタイムリミットが近づいている。古い一戸建てをいろいろ手を入れて住んでいいるのだが、ここも自分の見たところ賞味期限は後数年くらいしかないようだ。すでにいくつかの扉や窓はゆがんでいるのか開け閉めに工夫がいるし、水回りも怪しいところが多数ある。
 いろいろと思うところはあるのだが、そろそろ新しい事を始めるときなのかも知れない。

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