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June 28, 2006

愛国心に関するメモ

 スラッシュドットのコメントの中で愛国心に関する素晴らしい考察を見つけたのでサルベージしておく。

勘違いしてる人が多いようですが、日本人の愛国心はとてつもなく強いですよ。
ワールドカップなんて日本が負けたら一気にどうでもよくなっちゃった感じだし。
むしろ愛国心が強すぎて、他の国に興味を持たなさ過ぎるぐらいです。
愛国心を利用した古典的な詐欺なんてものまであります。

日本人にないのは日本政府を愛する心です。
政治家たちが愛国心と混同してしまおうとするからややこしいですが、
日本人に欠けているのは政府に対する忠誠心です。

「愛国心があるなら国の言うことを聞くはずだ」なんて発想が既におかしい。
愛国心があるなら、日本政府が腐ったときには国民が政府の敵に回るのは当然です。
政府が愛されたければこれは簡単で、日本のためになることをやればいいのです。

一部の利権団体や自分たちの政党、身内のためではなく、日本人全体のためになることをやれば、
嫌だって言っても愛されるようになってしまいますよ。
あなただってそうでしょう?

もちろん政治家先生や、お偉い官僚方がその程度の事もわからないはずがありません。
それでも愛国心と、政府への忠誠心を混同しようとするのはなぜでしょう。
自分たちを「国」だと思っているから?
それはあるかもしれません。
でも、それだけなら、愛国心がないと不平を言うほどのことにはならないですね。

なぜ政府の人達が不満に思うのか?
愛されていないと感じるからです。
自分たちの行動が批判されるからです。

でも、それは愛国心とは関係ないんです。
愛されるようなことをやってないから愛されない。
それだけのことなんです。

日本人には愛国心はありますよ。
多すぎるほどにね。
米の飯、味噌汁、好きでしょう?
日本人の愛国心 by LADY_ON_THE_LOOF

ついでに余談ながら、このコメントのある元の記事「世界2位の富豪バフェット氏、ゲイツ基金に300億ドル寄付」について一言書いておくと、欧米と日本の寄附に関する社会的意味について知らない人が多いようだ。
欧米ではある程度の富豪層は慈善事業に寄付をするのが金持ちの義務みたいな所があるのはもちろん、国もまたそれをサポートするように税制面で優遇しているのに対し、日本では寄附は金持ちの道楽と見なされていてしっかり税金が徴収されると言うのが大きな違いだと思う。ちなみに日本のシステムの根底には「真のお金の使い方は官のみが知っている」と言う驕りがあるのは間違いない。どうせならここら辺も日頃ありがたがっているグローバルスタンダードを取り入れてみてはいかがだろうか。

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