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June 16, 2006

福井日銀総裁の村上ファンド投資問題で思うこと

 すでに極東ブログを始め、ブログ界はこの話題で盛り上がっているようなので蛇足めくが、ちょっと気になったことを書いてみたい。
 この問題、法的な理詰めでは辞める必要はないようなのだが、道義的にはどうよというのが主な論点らしいのだが、私が気になるのはそれ以前にその法的なシステムがこの国でちゃんと機能しているの?と言うことだ。

 佐藤優氏の「国家の罠」で国策捜査と言う言葉に脚光が当たったように、ある程度政治・経済的な影響が大きい事件の捜査では政治的な影響は避けられない。明らかな冤罪がまかり通るっていると言うつもりはないが、捜査のタイミングやどれだけの量刑で起訴するかについては、ある程度の政治的な影響を見越して調整されると考える方が自然だろう。またたとえそこまで大きな影響のある事件ではなくても法の恣意的な運用があると思えるのは、同じ事件であってもある時は刑が軽くある時は重いと言うケースがあるからだ。
 例えば最新のAERAでも取り上げられたサウンドデモに対する警察の取り締まりは、同じ事をしていても(影響力の小さい)最初の頃は容認されていたにも関わらず、影響力が大きくなってきた途端、DJをしていた人たちを逮捕している。
 このように見ていくと、法の解釈が変わればその時点で有罪になってしまうのだから法的には問題が無いと言う理屈は成り立たないのではないだろうか。

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