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July 26, 2006

MDや先制攻撃論の前になすべき事

 北朝鮮のミサイル騒動もだいぶ下火になったようだが、たまたま湾岸戦争で実際にイラクからのミサイル攻撃を受けたイスラエル国内がどんな状況だったかについて書かれているページを見つけたので読んでみた。

湾岸戦争とミサイル防衛--その時イスラエル国民は

 そしてこれを読んで思ったのは、日本ではこうした点はどうなってるのだろうと言うことだ。
巷ではミサイル防衛計画や先制攻撃論など威勢のいい議論はよく聞くもののこうした点はなおざりにされているように思えてならない。
 一応、防衛庁による「平成18年度概算要求」におけるNBC防護対策の予算は115億円となっている(注1)が、イスラエルの事例でも判るようにこれだけでは決して十分と言える金額でないのは明らかだろう(注2)。MDだけでも当面8000億円から 一兆円程度と言うお金がかかると言われているが、まだ実験段階で効果も不明なMDよりも先にこうした方面にもっと予算を割くべきではないだろうか。

(注1)なおこれはあくまで防衛庁管轄の予算だけで、例えば生物兵器にい対するワクチンなどは厚生労働省の管轄だし、実際に被害を受けたときの治療に関わる費用などはこの中には含まれていないので注意して欲しい。
(注2)イスラエルのケースでは290万個のガスマスクを用意するだけでも原価500億円もの金額がかかったという。

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