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July 06, 2006

国産偵察衛星および早期警戒衛星に関する補足

 北朝鮮のミサイル発射のおかげかこのマイナーなBlogにもいつもの倍近いアクセスがあったようだ。
ログを見るとどうも早期警戒衛星に関する記事を見に来ているようなので、ちょっと補足することにする。
まずは過去の記事のリスト。

参考Link:早期警戒衛星について調べてみた
早期警戒衛星に関する覚え書き
書評:誕生国産スパイ衛星
日本核武装の蓋あるいは壮大な気休めとしてのミサイル防衛(MD)システム

 ちなみに日本の早期警戒衛星のプランだが、誕生国産スパイ衛星(春原 剛著)によると2004年の青写真ではラインナップには載っておらず、2011年度においてさえ第三世代(Xバンドを使用?)SAR(合成開口レーダー)衛星と光学衛星(解像度不明、第二世代で50cmとあるのでそれ以下なのは確実だろう)までしか運用する計画は無いようである。そもそも偵察衛星を自前で持つことでさえ、アメリカからの様々な干渉があった経過を見ると(注1)早期警戒衛星を自前で持つのはなかなか難しそうである。

注1:日本が偵察衛星を運用するに当たり日米で取り交わした覚え書きの内容で興味深いやりとりがあった。国産スパイ衛星が「米本土を撮影しないと言う約束を米側が日本に求めてきたと言うのである。米国製中枢部品の移転問題とからめ、日米事務当局は激論を重ね、結果的に、読みようによっては国産スパイ衛星が米本土を撮影する可能性があることを示唆する文言が盛り込まれたという。(誕生国産スパイ衛星 P174)

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