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August 10, 2006

最近買った雑誌のメモ

 今週のNewsweek(8・16/23号)は「海外で暮らす」と「中東情勢」に関する内容に釣られて買ってみた。
意外だったのはどうせ元はアメリカの雑誌だしイスラエルよりの記事だろうと思っていたのが、予想に反してイスラエルにも厳しい記事が多かったことである。もちろんだからといってアラブよりという訳ではなく、極力公正に書こうと言う姿勢があるのが好ましい。これに比べたら日本のメディアや一部の政治系Blogなどはイスラエル・アメリカべったりと批判されても仕方がないと言えるのではないだろうか。記事の中ではイラン問題にも触れており、ヒズボラ=イラン黒幕説を牽制しているのも興味深い。(やや陰謀論めくがアメリカがヒズボラ=イラン黒幕説にかこつけてイランに軍事力も含めた圧力をかけようとしていると言う分析は多くの記事やBlogで指摘されている)
 なおもう一つの特集の「海外で暮らす」の方は、各国で暮らす日本人のレポートと言う内容で、つまらなくはないがありきたりな内容だった。ちょっと面白かったのは定番の欧米圏ではなくアジア諸国が対象だったことぐらいだろうか。ただカザフスタン共和国が取り上げられていたのは面白かった。

 もう一冊はNHK教育テレビでやっている「知るを楽しむ 歴史に好奇心」のテキストである。テキストと言っても立派な内容で(180P以上ある)それだけでも下手な文庫よりも充実した内容だ。今月の特集は「江戸時代・夏の一日」と言う江戸時代の夏の過ごし方の特集と「黄金島・ジパング」と言う日本の金採掘や経済システムの特集でどちらもとても面白い。最初の特集も単に当時の風俗ばかりでなく、古民家の暑さを防ぐ建築のしくみや、日本に初めてラムネやアイスクリームがやってきた話などエピソード満開で、テキストを読んだだけで果たしてこれだけの内容が全部番組で紹介しきれるのか心配になってしまうくらいなのだ。
 後半の金の日本史の話も、具体的な金採掘の歴史や方法から各時代ごとの貨幣経済の仕組みの変化、果ては江戸時代末期に外国と交易が始まると日本の金-銀レートの違いに目をつけた外国に徹底的に金を買いまくられてしまう話など、今と変わらない経済戦争の有様が書かれていて興味深い。

 こうしたものを見るたびになんやかんや言われてもNHKにはがんばってもらいたいと思うのである。

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