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August 12, 2006

注文していたマットレスが届く

 買う買うといっていたマットレスをようやく注文した。前回、キングスダウンのマットレスについて延々と書いといて何だが実際に購入したのは日本ベットの「シルキーポケット」と言う製品である。正直なところちょっと横になった感触はキングスダウンも捨てがたかったのだが、これにした理由はいくつかある。それは日本のホテルの多くで使われているとか、今の皇太子殿下も使われている(なんでも国民の税金を使われているからと最上位クラスのシルキーポケットではなく、ノーマルタイプのビーズポケットを使われているそうだ)からというのもあるが、なんと言っても重量とサイズがこのクラスでは一番小降りだったからである。
 マットレスのサイズは共通化しているのにどこが小降りなのかと言われるかも知れないが、実は同じシングルでもマットレスという奴は高級になれば成る程厚さが増してくる。たとえば日本ベットでも一番安いものは厚さが20cmであるのに対し、最上クラスのシルキーポケットでは25cmもの厚さがある。海外メーカーになるとさらに顕著で、キングスダウンの中にはなんと36cmもの厚さのものさえあるほどだ(ちなみにアメリカの高級マットレスメーカーシーリーの製品の中にはさらに大きく厚いものもあるらしい)。当然このくらいになると日本の普通のベットではマットレスがレールやヘッドボードから飛び出してしまうことになる。ベットの乗り降りも大変だ。
 そんなこともあって国産メーカーなら多少は薄手だろうと思っていれたのだが、ごらんのようにヘットボードいっぱいになってしまった。
Mattress_side
 あと余談だがマットレスを買うときは値段の他にも納品と古いマットレスの処分についても忘れないように気をつけよう。昔インテリアの仕事をしていた教訓を生かし、今回は古いマットレスと梱包剤の処分も販売店にやってもらった。
 ところで肝心の寝心地だがこれはまだ寝てないので分からない。後日、ここに付け加える形で報告したい。

8/13追記:寝てみた感想だが劇的に寝心地が良いとかそういったのは無かったものの、いかに前のマットレスが駄目になっているかだけはよく分かった。それと同じスプリングマットレスと言ってもポケットコイルを使ったものとボンネルコイルを使ったものとでは全く別物といって良いほど感触が違っているのに驚いた。感覚的なものだがこの違いはスプリングマットレスと他のマットレス(低反発・高反発マットレスやウォーターベット)との違い以上に大きいのでは無いだろうか。
 どう違うかというとボンネルコイルを使ったマットレスがいかにもスプリングが中に入っている感触であるのに対し、ポケットコイルでは意外にもスプリングの感触が無いことだ。感触的にはむしろ低反発・高反発マットレスやウォーターベットに近いと思う。ポケットコイルのスプリングは反発力を出すためのものではなく、体の凸凹にマットレスをフィットさせるものだと言うが、まさにそれが実感できる寝心地であった。ただしそれが誰にも快適なのかどうかは分からない。

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