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August 15, 2006

違う名前で呼ばれているもの

 ラジオをつければいつでも耳に出来る英語と違って(正確には米語だろう。イギリス英語のアクセントを聞こうと結構無いものだ)、マイナーな他の外国語でリスニングの機会を増やそうとするとなかなかいい素材がないものだ。
 それでも最近は良くしたものでロシア語のような結構マイナーな言語でもインターネットを探すとポッドキャスト番組が見つかるようになってきた。その中でこの前、秋葉いつき嬢番組を見つけて聞いてみたのだが生まれて初めてある程度内容が聞き取れるのに驚いた。なぜならこれまでは簡単な挨拶文などは別として、たいして難しい内容ではないはずの分でも知っている単語を拾うのが精一杯だったからである。ようやくこれまでの学習の成果が上がったのかと思って、試しに今度はNHKの海外向け外国語ニュース番組「ラジオ日本」のロシア語放送を聞いてみたのだが、今度は殆ど判らない。こちらは題材がニュースとはいえ、その国の言葉が母国語でないリスナーの為に比較的平易な文にしてあると言われているのにである。
 どうしてこんな事になったのか最初は判らなかったのだが、思うにこれは知っている内容や単語が多いかの違いによるものなのだろう。いつき嬢の番組はお約束通り日本のアニメ・漫画・ゲームネタ満載で出てくる固有名詞は皆知っていて元々のネタを知っているのに対し、ニュースの多くは初めて聞く出来事に満ちている。知っていることや興味のあるジャンルから外国語は入れと言われているが、まさにそれを実感する出来事だった。

 ところでこのルールにも例外がある。それが私の好きなジャンルの旧ソ連の軍事・宇宙開発情報なのだ。と言うのも旧ソ連時代には軍事情報はもちろん宇宙開発ニュースに関しても多くは秘密のベールに覆われていた関係で、私たちに馴染みのある名称の多くは西側がつけたコードネームだからである。当然、向こうでは本来の名前で呼ばれているわけで、馴染みのある名前を手がかりにしようにもそんなものはどこにも見つからない。
それでもロシア語はまだましだろう。キリスト教国とイスラム諸国の対立のせいかは知らないが、これがイスラム圏となるとこちらで誰もが使っているピラミッドやモスクと言った名称ばかりか向こうの日常的な物の名称ですら欧米圏とは違う名前なのである。いやこの言い方はフェアではないかも知れない。向こうの人に言わせれば欧米圏の人間が勝手に違う名前で呼んでいるからだ。

 なにげない固有名詞でも文化圏が変われば違った名称があるのである。

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