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September 28, 2006

衛星攻撃用レーザー兵器の話

2006090701372 まるでSFのような題名だが、実はこうした攻撃兵器は存在している。
まず代表的なのはアメリカではカートランド空軍基地内の天文観測施設(実体は各国の人工衛星の監視及び攻撃が任務の軍事施設)にあるレーザー発信器があげられるだろう。ここでは軌道上の敵の衛星を破壊するための巨大なレーザービーム兵器の研究開発が行われているのだ。(写真)

また中国でも同様の動きがある。以下に産経新聞の記事を引く。

≪米偵察衛星にレーザー照射≫

 【ワシントン=山本秀也】米軍事専門紙ディフェンス・ニュース

(25日付)によると、地球を回る軌道上にある米国の軍事偵察衛星が、中国領内に設置された対衛星兵器によるレーザー照射を受けた。照射は光学機器など衛星の「目」を狙って偵察能力を奪うことを目的としたもので、これまで数年にわたり複数回の照射が確認されたという。

 複数の消息筋の話として伝えた。照射による衛星への実害や、実際の運用に影響があったのかは明らかでない。この兵器は高密度レーザーを軌道上の衛星に向けて照射するものだが、中国の開発レベルでは当面、衛星の破壊よりも偵察活動を妨害する「目つぶし」を狙っているもようだ。

 米国防当局は、最近の国防報告で、偵察衛星の破壊や妨害を狙う中国の対衛星兵器の開発に警鐘を鳴らしてきた。

 米の偵察衛星には、精密な光学機器を使って高い解像度を誇る「キ ーホール」や、天候に左右されないレーダー装置を搭載した「ラクロ ス」などがあり、中国側のレーザー照射はこうした衛星を狙ったもの とみられる。

 なお旧ソ連でもこうしたビーム兵器は開発されていた。旧ソ連の核開発施設のあるセミパラチンスクでは核爆発で発生したエネルギーを利用した粒子ビーム設備を保有しているのが知られている。その他にもサミー・シャガンではヨウ素パルスレーザー装置があり、電子ビームを使用した炭酸ガスダイナミック型レーザーもモスクワ近郊の施設で確認されていた。すでに1960年代の時点でソ連はタングステンまたはモリブデンなどの高密度金属電磁流を空気中では25km/s、真空中で60km/sの速度で発射できる電気銃の試作に成功している。これらのうちレーザー装置に関してはテストを兼ねて何度かアメリカの偵察衛星に対して使用されたほか、1984年10月10日にはローパワーレーザーがスペースシャトルに対して使用され機内装置の機能不全および米国の外交抗議をもたらす乗組員の一時的な盲目を引き起こしていると言う(注:これについては確認出来ず)。しかしこれらはあまりにも効果に対して費用がかかりすぎるためソ連崩壊後はそのほとんどが開発休止状態となっている。

参考Link:
米空軍の天文観測所?、対衛星レーザービーム兵器「スターファイヤー」
Third Generation Soviet Space Systems
第三世代のソビエト宇宙システム

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家賃1万円台のアパートを発見する

Cheap_rented_apartment

たまたま通りすがりに見つけた今時珍しい家賃1万円台のアパート。よくネタにはでるものの今時この値段の部屋は珍しく、TVや雑誌の取材でもなかなか見つけることが出来ないものらしい。

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September 26, 2006

教育格差の放置は民主主義の崩壊を招くだろう

 先日、インプレスのPC Watchに掲載されたアラン・ケイ氏へのインタビューは予想通りすばらしい内容で技術系Blogや掲示板で結構話題になっていたようだ。その中で特に私が興味深く同感できると思ったのは以下のフレーズである。テーマが科学的リテラシーや教育論になったときのコメントである。

--少数の創造的な人がいるだけだったらどうだろうか。

 それは民主主義にとって破滅的だ。一般教育を行なう主な理由の1つはまさに、有権者がさまざまな問題で同じ会話ができるようにするためだ。そうしなければ職業訓練校やギルドの昔に戻ることになる。

これはまさに今の民主主義の根幹が何かを指摘している発言だと思う。これまで格差論の議論で出てくる「格差があって何がいけないのか?」と言う意見に対して不快感は感じていたものの、では何がいけないのか明確に言えなかったのが、この一言でやっと答えが見つかった思いがする。そう、結局のところ民主主義を行っている限り、国民が愚かでは話にならない。愚かな政策が行われる可能性が高いし、それを避けるために独裁的な手法がまかり通ることになれば、今度は民主主義自体を破壊して社会全体の退行を招いてしまうからである。

 しかし現実には日本の教育システムは格差を増やす方向に進んでいる。現状で日本の公教育に掛ける予算の割合は先進国では最低レベルの状態であり、阿部政権が教育問題を最重要項目に取り上げたものの、打ち出される政策はどうにもだめそうなものばかりが目につくありさまなのだ。

追記:懸念していたとおり教育再生担当の首相補佐官は山谷えり子、官報副長官は下村博文に決まったらしい。山谷えり子氏は、男女共同参画社会は、伝統的社会を破壊し社会不安を煽るための一部勢力の陰謀であると雑誌「正論」(産経新聞)で語ったり、統一教会系の日刊紙世界日報でこれまで自分も推進していたはずの夫婦別姓に慎重な姿勢を表明したと言う経歴を持っている人物である。また下村博文氏は市場原理による学校自由化と愛国心や宗教教育を重視する教育基本法改正のいずれにも積極的な人物で、これでは教育改革は期待できないだろう。

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September 25, 2006

外国語=英語の日本人

 昔から外国語学習関連の話でよく言われている事だが、日本人にとっての外国語は英語と同意語になっているようだ。だから非英語圏の人に「日本人は英語ばかりなんだよ」と言われるのだが、Webでもそれを痛感するときがある。ニュース記事などでもソースが英語だと鬼の首を取ったように「ソースを読めよ!」などと力む人たちがソースがフランス語だったり、ましてやロシア語やアラビア語だったりすると読めなくて当然といった態度に変わるのである。それが単なるネタ記事ならそれはそれで問題ないが、時々政治ネタなどきちんとソースを当たるべきニュースでさえ、そういった乗りだったりするから困るのだ。
 とは言え言葉が分からなくて良かったこともたまにはある。以前ロシアでДва.чと言うロシア語で「2ch」と言う意味になるページが見つかった時がそうで、一時期は2chからもスレッドが立った為に興味本位の書き込みや荒らしが相次いで一時は大荒れになりそうな事があったのだが、ごく一部のメンバーを除いてほとんど互いの言っている事が分からなかったため、単なる野次馬や荒らしはすぐに飽きて退散してしまったのだ。
 また話す人が少ないからこそ、私のような片言のロシア語使いでさえも外国語をテーマにこうしたいっぱしのことが語れるのだろう。

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September 24, 2006

久しぶりにライカを取り出す

Leica_lenzcarryer

天気が良いので久しぶりにLeicaを引っ張り出して散歩としゃれこむ。写真はレンズキャリアーと言うカメラバックを使わないで本体に交換レンズをいつでも使えるようにするパーツを取り付けたM6。こんな変なもの絶対生産中止になっているだろうと思って、中古カメラ屋で見つけたときにその場で買ってしまったのだが、驚いたことにまだ現用品でヨドバシでも普通に売っているものらしい。

追記:使ってみた感想だがこれが意外(?)にも役に立つものだった。取り付けた交換レンズが持ち手代わりになるのかホールド感も増すし、なんと言っても迅速にレンズ交換出来るのがありがたい。しかもズームレンズと違いどんなレンズの組み合わせだって出来るのだ。とはいえこんな変なものおそらくLeica社くらいしか出してないのだろうなあ。

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September 23, 2006

Помогите мне! (Help me!)

2006091916_1196487146

Web上で見つけた写真。貼られていた場所はここ
ちなみに下のПомогите мне!もロシア語で「私を助けて」である。

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東京ゲームショウメモ

 仕事関係で東京ゲームショウに行ってきた。
昔は出展者として朝早くからセッティングの為に会場に入り夜の打ち上げまで平気でいられたのに、午後3時頃に会場入りして見て回っただけでへとへとになってしまった。もう年なのか?
 いくつか気づいたことをつらつらと書く。

・いろいろ危ぶまれたPS3はプレイアブル出展されているところを見ると何とか無事に立ち上がりそうである。(値段も下がったことだし)
・X-Box360はよく出来ていてソフトも凄いのだが、ブースの見せ方(一定人数ごとに人を入れて見せるシアターなど)は完全にアメリカンスタイルのままだと思う。確かに映像とかかっこいいんだけどね。ハリウッド映画風というか映像とサウンドのパワーで押し切る演出や日本語が皆無と言っていい映像は万人にアピールするものではないだろう。
・willはセガのブースにちょこっとしかありません。ゲーム画面のインパクトではどうしても他のハードに見劣りするので、プレイしているユーザーの姿を見せると言う戦略が徹底しているのはよく考えられていると思う。
・以前より確実にパチスロのブースが増えつつある。やはり前に書いたような状況なのだろうか。

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かみ合わない議論

 22日に東京地裁が国歌斉唱などを教職員に義務づけた東京都教育委員会の通達を憲法違反とした判決を下した。案の定、早速ネット上などでは左右両派で議論が起きてるが、読んでみて思うのはどうにも話がかみ合っていないのだ。しかもそれが個人ブログはともかく政治家までが同じような論調なのにはあきれてしまう。
 たとえば小泉首相は判決に関連して、「社会人になって国歌も歌えない、国旗に敬意も表せないのは外国で変に思われる。個人の考えも大事だが、社会性、協調性がいかに大事か、どういうことに敬意を持って接するかという教育は大事だ」と述べたと言う。論点はそこではないだろう。問題は「日の丸への起立、君が代斉唱」の強制に法的根拠がないのなら仕事上の命令であってもそれに従ってはいけないだろうと言うことだ。それに対して「いや最高裁で結論が出てない以上、とりあえず従うべきだ」と言うならまだ反論として筋が通っているものの、伝えられる政治家の発言はそうした文脈のものは一つも無いのには恐れ入る。それとも学習指導要領は憲法の上位概念だとでも言うのだろうか? 
 ちなみに国歌を持ち国民が皆が歌うと言うのは実はそれほど普遍的なものではない。バーレーンやブータンやギニアやクウェートやカタールやサウジアラビアやスペインやアラブ首長国連邦など曲はあるものの歌詞がなく歌おうにも歌えない国は至る所にあるのである。

参考Link:国旗掲揚、国歌斉唱に関する諸外国の判例・事例
諸外国の事例をまとめてくれたページをみつけた。これによるとアメリカを含め先進国では国歌斉唱を強制している国は希なことが分かる。

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September 21, 2006

MVロケット廃止に関する記事のクリップ

 日本の世界最高の性能を誇るMVロケットが廃止されようとしている。MVロケットは日本が最初に人工衛星を打ち上げたのに使ったL(ラムダ)ロケットなどから続く3段式固体燃料ロケットで低軌道へは2tものペイロードを打ち上げることが出来る、固体燃料式ロケットとしては世界最高レベルの性能を誇るロケットである。
 これが次回の打ち上げで開発が打ち切られるというのだ。理由は公式には約65億円で2t以下という M-V の打上げコスト及び打ち上げ重量単価の高さの問題と言われているが、宇宙作家クラブの笹本祐一氏やジャーナリストの松浦晋也氏の記事によるともっと厄介で暗い事情が絡んでいるという。まずは宇宙作家クラブの掲示板に掲載された笹本氏の記事を引いておこう。

 つまり、まだ実機も飛んでおらず、その性能の実現も危ぶまれているGXロケットと、すでに実績のあるロケットを改良するMVロケットは宇宙輸送系としてほぼ同じポジションに並んでいるのである。
 四五〇億円を投入しながら開発が遅れているGXロケットと、165億円で開発され、すでに2トン級の性能を確立しているMVロケットを同列に語ることは難しい。そしてここに企業論理、官の論理が加わると、話はさらに難しくなる。
 ISASは、政治献金など行っていない。しかし、GXの中心企業である石川島播磨は多額の政治献金を行い、政治家の支持も取り付けている。そして、MVロケット三基分の開発予算が投じられた官民合同の第三セクターで開発されているGXロケットは、もし失敗を認めれば責任問題に発展する公共事業なのである。
 だから、実績もあり、発展性もあるMVロケットがそのままの姿で存続していると、邪魔なのである。

 そのGXロケットはLNG(液化天然ガス)を燃料とする斬新な構造が祟り、開発スケジュール及び性能に大きな疑問符が付きつつあるのが実情だ。このままではこれから何年もの間、日本は3t以下の衛星を打ち上げる手段を失った状態が続きかねない。衛星など安い中国やロシアに打ち上げてもらえばいいだろうと意見もあるかも知れない。それに関しては的川先生がパリ航空ショーで聞いた以下の話を引用したい。

今年の3月、パリで、かなり日本の事情に通じている、ある著名なロケットエンジニアが言いました──M-Vは最高のペイロード比(衛星重量のロケット全備重量に対する比率)を実現したロケットだ。それを捨て去るとは日本も気前のいい国だね。これからどんな後継機を開発しても、M-Vほど世界に胸を張れる優秀なロケットを完成することはできないだろう。北朝鮮のことがこれほど問題になっている昨今、M-Vを打ち続けるだけで相当な抑止力になると思うがね

今回の決定は国益さえも損ねていると思う。

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September 20, 2006

困ったときの花頼み

Lily_2006

 インテリアの撮影やプレゼン用のイメージカットを書くときによく使われる手に、手っ取り早く花を置くというのがある。だれでも思いつきそうな古典的な手法だが、これが意外によく効くのでいまだによく使われているのだ。
これは私自身が立ち会った話では無いのだが、TVなどの○○さん家訪問といった番組ではまずは花を置くのが定番化していて、結構な花代が費やされているという。もう一つ顕著な例は建て売り住宅のショールームだろう。もともとショールームでは一見華やかなものの、よく聞いてみると様々な建具や内装は全部オプション扱いで同じような部屋にしようとすると思わぬ出費がかかるのは有名な話だが、さらに膨大な花や食器・調理器具などで飾られているので注意が必要だ。
 元インテリアデザインをしていた意地悪な私など、試しにこうした花や食器・調理器具などを試算したことがあるのだが、結構な金額になっていて驚いた事がある。

 写真は同じ手口を狙っていつもよりも高めの花を生けた玄関脇。とっさの来客を凌ぐときに使う手口の一つである。

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September 19, 2006

いろいろ

Sunset_sep18

 たまには日記らしい話など。
今日は以前書いたソビエトSFスタイルの写真展を見に行くべく、気分をもり立てるためにロシア軍ボーダーカットソー(紺色の横ストライプのいわゆるバスクシャツ)にシュトールマンスキーなんぞつけて行ったにもかかわらず、思ったよりも小さな展示でちょっと期待はずれだった。ちなみに着ていったボーダーカットソーだが、ロシア製にもかかわらず裁縫は思ったよりもちゃんとしていたものの通販ショップ曰く、洗えば洗うほど縮むので少々だぶだぶなのが困ったところだ。なんでも1サイズくらい小さくなるそうなのであと2〜3回は洗ってやる必要がありそうだ。

 出るときには降っていた雨も帰りにはようやく上がり、帰りには見事な夕焼を見ることが出来た。途中で絶景の夜景ポイントになりそうな所が見つかったので後日攻略してみることにしよう。

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September 18, 2006

書評:ペルセポリスI イランの少女マルジ

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ペルセポリスI イランの少女マルジ

 イランと聞いてどんなイメージがわくだろうか。ベールをかぶった女の人や髭を生やした男の人が抑圧された社会のしたで惨めに暮らす姿だろうか。それとも口々にスローガンを叫びながらアメリカ国旗を焼く原理主義者達のすがただろうか。
 この漫画に書かれたイランの姿はそれとは全く異なるものだった。キム・ワイルドやアイアン・メイデンをこよなく愛しマルクスまで引用する少女の目線で書かれたイラン社会は、抑圧的な社会の中でもその裏をかき自由と知識を求める人たちの姿が書かれている。そこで生活する人々は私たち西側社会と変わらない人たちであったのだ。

 書かれているエピソードには面白い話や考えさせられる話がたくさんある。主人公のマルジがジーンズとマイケルジャクソンのバッチを付けているのが女性革命防衛隊に見つかり連行されそうになるのを、マイケルジャクソンのバッチを黒人ムスリムの指導者マルコムXだと言い張り逃れようとする話やイスラム革命が起こる前、デモ一つ参加したことのない人が革命後改革者を気取り、本当にシャー(イラン国王)の圧政に抵抗していた主人公の父親をないがしろにする話。西洋的な生活に浸っていたはずの隣人達が革命後はすっかり敬虔なイスラム教徒を装う話。そしてそうした隣人達が互いに相手を西側退廃生活者として当局に密告をする話。そしてついにはイラクとの戦争が始まり事態はどんどんひどくなってくる。こうした悲惨な話が多いながらも話は不思議と陰惨にならないのは要所要所で披露されるユーモアのセンスだろう。もっとも暗い場面であってももっとも笑える話が挿入されているのだ。またもう一つ読後感が悪くない理由は、主人公の周りにいる人たちの生き方にもある。革命後、これまで西側生活にどっぷり浸っていたくせに急に敬虔なイスラム教徒を装う人々や、狂信者に対し、両親はいつでも理性的であろうとするし、周りに迎合することなく正しいと思ったことを時には命がけで行ったりする。
 周りの空気を読み、世間の言うこと=正しいこととしがちな日本人の中でこうした行動を取れる親がどれだけいるのかこの部分では特に考えさせられた。

 もう一つ印象に残ったのは、急速に抑圧的な社会になっていくイランの姿である。当初は皆、男女共同で西側と同じような教育を受け、アメリカナイズされた生活をしていたのが、あっという間に革命防衛隊が秘密警察のように市民を監視し、市民も互いに密告し合うような社会になって行く姿が、リアルティを持って書かれているのだ。
 きな臭くなりつつある今の世の中、必読の本だと思う。

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September 17, 2006

風呂場のドアが開かなくなった

 古い家に住んでると様々なトラブルに見舞われる。水道が壊れたり、蛇口が閉まらなくなったり、幸いうちでは起きてないものの雨漏りに見舞われることだってある。だがその中でも特にやっかいなのはある日突然扉が開かなくなったり閉まらなくなる事だろう。私自身、立て付けのせいでは無いものの以前もトイレに閉じこめられた事がある
今回も状況によってはかなり危機的な事態だった。なにせ風呂場の扉を閉じたら蝶番が壊れてしまったらしく、その後2度と開かなくなってしまったのだ。しかもお風呂場は密閉度が高く作っているせいか、妙に立て付けが良くて古い家には珍しく押しても引いてもびくともしない。幸いお風呂場の外にいたから良いようなものの、お風呂に入っているときだったら大惨事になっていたに違いない。
 こんな事もあろうかと、歯ブラシなどの洗面用具は2重に置いていたので(単に買いためておいたのがたまたまあった)それほど不便はないものの、連休中は実家にお風呂を借りに行ったり銭湯で過ごさなくてはならなくなりそうだ。

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September 15, 2006

宇宙関係の面白いページのクリップ

 mixiのコミュニティーで知った宇宙関係の面白いページのクリップ。
REAL TIME SATELLITE TRACKING
文字通り人工衛星の今いる場所をリアルタイムで地図に表示してくれるページ。上の衛星リストから衛星を選ぶことが出来る。

ロシアの地球観測衛星Resurs-DK1の衛星写真
ロシアも地球観測衛星を運用して画像を公開している。ロシアも偵察衛星を軍から民間に委託していくのだろうか?

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気になる展覧会のメモ

 Frederic_chaubin01

 神宮前、Paul Smith SPACEで9/24まで行われているフレデリック・ショバン氏の写真展をチェックする。リトアニア、ウクライナ、ロシア、ベラルーシ、グルジアなどで主に1970年代に建てられたまるでSF映画に出てきそうな建築の写真展と言うまさに自分の為に行われているような展覧会なのでこれは見に行かなくてならないだろう。
 もともと旧ソビエトでは大きいことは良いことだと言う価値観と、日常生活に直接役に立ちそうもない分野に限って高度な技術を使うという伝統によって(ほめ言葉です)宇宙開発から兵器まで素晴らしい成果を上げてきたが、こと建築も例外ではない。スターリン時代には共産主義の栄光をたたえると言う目的で高さ495mにもおよぶソビエト大宮殿を建てようとしたり(結局完成しなかった)、まだチタニウム加工技術もろくすっぽ無かった時代に100mを超える総チタン製のモニュメントを作ったりする国なので国内にはこの手の建物があちこちにあるのだ。
 写真はウクライナ共和国のヤルタにある休暇センター。そのあまりにぶっ飛んだデザインに偵察衛星からこれを見たアメリカでは新たな宇宙基地が出来たと思って非常に恐れたという(笑)。

関連Link:フレデリック・ショバン:ソビエトSFスタイル
展覧会の紹介記事。

9/18追記:見に行った感想だがちょっと期待はずれ。写真自体は悪くないのだが想像以上に規模が小さく、それだけを目的に行くとがっかりする事になるだろう。それとドキュメントがほとんど無いのも問題だ。キュレーターの人はぜひロシア建築案内などを読んで勉強して欲しい。

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September 14, 2006

傭兵の行く末

 仕事先でゲーム業界のデザイナーの将来について少し雑談をする。そこで出た結論なのだが、やはり単にスキルがあるだけでは駄目でプラスアルファが必要でしょうと言う結論になる。要はどんなに腕が立ってもそれだけでは単に忙しい現場の最前線を回り続けるだけになってしまい、年取ってからだときついでしょうと言うことだ。
 確かに周りを見ると絵の描ける人間は比較的簡単に転職していくのに対し、ゲームなどに特化した技能を覚えている人間はつぶしがきかない感じがする。それでもマネージメントが出来れば外注管理に行けるし、プログラムの方の素養もあればエフェクト(次世代機のエフェクトはプログラムにより自動生成する方向に進んでいる。この分野はプログラムが分かり、かつ格好いいエフェクトを作れる美術センスのある人間が求められている)制作などに関わることが出来るが、そうでなければ年を取るごとに段々やれる仕事が減っていくのでなかなか厳しいことになりそうである。
 私も無事に老後を迎えるためにも、他のスキルである建築設計と写真の方をもう少し開拓しておく必要があるだろう。

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September 13, 2006

しこたま本を買い込む

 amazonでまとめ買いした本が届き隙を見ながら読んでいる。それしても昔は今よりずっと忙しかった筈だが不思議とゆとりがあった気がするのに、どうして最近はいつも時間が足りないのだろうか。
購入した本は以下の通り。

Satellites:Photographs form the Friges of the Former Soviet Union
以前触れたジョナス・ベンディクセンの写真集

宇宙の果てまで-すばる大望遠鏡プロジェクト20年の軌跡
世界最大級の望遠鏡「すばる」の統括推進役を務めた天文学者の手記。固い内容かと思いきやそこに書かれている内容は、科学の領域ばかりでなく今の日本の科学技術のあり方、政治システム、官僚機構などの多くの美点、問題点を浮き彫りにしてかつ人生ドラマとしても秀逸な内容だった。これだけの大プロジェクトを進めるに当たっての心労は尋常ではないのだろう。関係者の多くが激務で心身を壊していくエピソードが印象深い。

宇宙へのパスポート(3)
ARIELの著者、笹本祐一氏による宇宙ロケット打ち上げレポートの3巻目。相変わらず素晴らしい内容。宇宙・SF・航空機好きなら迷わず読むべし。

月に行こうか、火星に行くか
純国産HIIロケットの開発責任者であり、宇宙開発の歴史と現場を知り尽くした著者による、月と火星探査にまつわる歴史と日本のアプローチ。とても判りやすく易しい言葉で書かれているので、あまり宇宙開発に詳しくない人でも十分読める内容で、しかも現場の人間ならではの愛情と観察に満ちている。

アウトサイダー・アート
以前書いたこともあるヘンリー・ダーガーを初めとしたアウトサイダー・アートの作品集。正規の美術訓練も受けず、世間で評価されることもなくただひたすら作品を作り続けた彼・彼女らの作品に心を打たれる。

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September 12, 2006

情報収集衛星打ち上げ成功

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 先日11日、天候不良のため延期になっていた情報収集衛星が無事打ち上げ成功した。以下は読売新聞の記事を一部引く。

 宇宙航空研究開発機構は、11日午後1時35分、鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターから、北朝鮮の軍事施設などを監視する3基目の情報収集衛星(光学衛星)を、H2Aロケット10号機で打ち上げた。衛星は予定の軌道に投入された。
 H2Aは4回連続の打ち上げ成功。10機目で世界の主要ロケットと肩を並べる90%の成功率を達成した。
 衛星を運用する内閣衛星情報センターは、今後、衛星の性能を確認し、今年度内に本格運用を始める。
 衛星は、高度400〜600キロ・メートルの極軌道を周回し、高性能のデジタルカメラと望遠レンズで、地上を監視する。地上の長さ1メートルの物体を識別する能力があり、北朝鮮の軍事施設や日本周辺の自然災害状況の観測を行う。
 現在稼働中の情報収集衛星は、2003年3月に打ち上げられた今回の同型機と、電波の反射波で地上を昼夜なく把握する「レーダー衛星」の2基。内閣衛星情報センターは、年明けには2基目のレーダー衛星を打ち上げ、今回の光学衛星と合わせた計4基で、地上のあらゆる場所を1日以内に最低1回は監視できる態勢を整える方針だ。
 同機構などによると、H2A10号機の製造・打ち上げ費用は96億円、衛星開発費は290億円で、今回の打ち上げでかかった総額は計約390億円。
(2006年9月11日19時49分 読売新聞)

 くわしい状況はいつものように宇宙作家クラブの掲示板に上がっているが、今回はさすがに打ち上げるものがものだけにそうと見えない警備車両や海上保安庁の巡視艇などが警戒に当たったようである。とはいえロケットの打ち上げや衛星の軌道など、今ではマニアによって米露あらゆる軍事衛星の軌道が解明されてしまうご時世だ。予想通り、情報収集光学衛星2号機の軌道要素も早速解明されている。

Epoch is 12. Sep 2006

IGS 2A
1 29393U 06037A 06255.94050995 0.00000000 00000-0 00000-0 0 04
2 29393 97.3059 14.6731 0005460 350.5714 9.4284 15.25871519 04

9/19更新:最新の軌道要素(TLE)がサテライトウォッチングのページCalskyに出たのでそれに差し替えた。
ちなみにここで今の衛星の位置を確認できる。

 今回の衛星の光学カメラの解像度は1mだが、日経の記事によると2009年に打ち上げられる予定の次の衛星の解像度は最先端の商業画像衛星レベルまで引き上げられる予定らしい。おそらくSOLAR-A 「ようこう」のバス(衛星の基本構造部)あたりを利用した改良型になるのだろう。

関連Link:これまで書いた偵察衛星周りの記事など。
民間委託される偵察衛星
偵察衛星に関するメモ
国産偵察衛星および早期警戒衛星に関する補足

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September 11, 2006

しこたま酒を買い込む

Umesyu_chinese_rice_wine

 たまたま実家によった途中で日頃行かない百貨店の地下食料品売り場を散策した成果。写真は12年物の紹興酒と高級ブランデーにつけ込んだ梅酒。
 日本人にはあまり馴染みがないかも知れないが年代物の紹興酒は日本酒の古酒に通じる何とも言えないうまさがあり、しかも人気がないせいなのか千円ちょっとでおつりが来るから素晴らしい。ただし飲むときは決して角砂糖などは入れないようにしたい。そもそも氷砂糖は、かつて紹興の旧家が新酒を披露する際、「不出来でしたら砂糖を入れてお召し上がりください」と紹興酒に添えて出したものなのだ。ちゃんとした紹興酒はそんなことをすることなく十二分に旨いのである。あくまでストレートかせめてオンザロックといった飲み方こそふさわしい。
 そして梅酒。これは以前ロシアでは梅酒が高級酒と言う話でもちょっと触れたが、外国(主にロシア)では日本酒以上の高級酒なのである。しかもこれは贅沢にも高級ブランデーでつけ込んだという一品で松浦さんのところで書かれた「バランタイン17年物」の梅酒にはかなわないものの、自分で梅をつけるリスクを考えればこんなものが買えるだけでも有りがたいものである。味の方は絶品で特にオンザロックのソーダー割(しかも割るのは単なるソーダーではなくサンペリグリノと言う凶悪さ)は無限に飲めそうで恐ろしい。たぶんお酒を飲み慣れていない女の子でもいちころではないかという代物である。

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September 09, 2006

安倍政権でこうなる

 産経Webに載っていた記事より抜粋。

・奉仕活動、ボランティア活動を必修化
・ジェンダーフリー教育は即刻やめさせる。自虐史観に基づいた歴史教科書も官邸のチェックで改めさせる
・真のエリートが1万人いれば日本は救われる
・真のエリートの条件の一つは国のために命をささげる覚悟があることだ
・若者に農業に就かせる「徴農」を実施すれば、ニート問題は解決する

 これが全部ネタではなく安倍氏側近の下村博文衆院議員ら3人が参加して8月29日に開かれたシンポジウム「新政権に何を期待するか?」で出た台詞というのが恐ろしい。そういえば一番最後の「徴農」は大量虐殺を行っていたカンボジアのポルポト政権や文化大革命時代の中国がやっていたな。安部氏は共謀罪の早期成立も目指しているそうだから、反対意見の取り締まりも簡単だ。
 どうやら阿部政権もこれらの仲間入りを目指すつもりなのだろう。

Nouhonyuuri
(good2ndの日記さんであまりに傑作なバナーを見つけたのでお借りしました)

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September 08, 2006

次世代ゲーム機需要発生せず

 この前のDigitale Imageの展覧会のオープニングパーティや仕事先の雑談で話題になったのだが、次世代機戦争が近いにもかかわらずCG業界ではすでにゲームの仕事は不調になりつつあるらしい。たしかに私の仕事でもゲームの仕事は思ったよりも低調で一時期はPS3の仕事にタッチしたにもかかわらず今では別の仕事をやっているのが実情だ。ではなにが好調かというと今はパチンコ・パチスロがゲームに変わってCG業界を牽引していると言うのである。
 私はこの手のものをやらないのでよく分からないのだが、なんでもいまのパチンコのグラフィックはちょうどゲームで言えばPS2が登場したくらいのレベルにあり、インターフェイスが液晶ディスプレイになっているものもあるそうだ。そんな訳でそのグラフィックを作る作り手が不足しているらしく、今では大手CGプロダクションまでがこのジャンルの仕事をやっていると言うのである。確かに今やこの業界は「エヴァンゲリオン」や「北斗の拳」を初めとして昔のアニメ漫画ネタに満ちている。なんでもそのグラフィック周りを高年齢化した元ゲーム業界上がりのCGデザイナーが手がけているという構図があるらしい。
 それともう一つ好調なのが映画業界で、これまで食えないことの代名詞だった日本映画もさすがに時代の流れには逆らえきれないらしく、およそCGとは無縁そうな映画でも今ではCGを使うようになったおかげで、やっとCG業界でも映画の仕事が出来るようになってきたそうだ。映画好きのCG関係者はこれまでは「ゲームで稼いで映画で持ち出す」と言う状況だったのがようやく映画でも稼げるようになって来たのは良いことだと思う。

 それにしてもこれまで私の仕事の中心だったゲームの仕事はおもったよりも不調らしい。どうやらもう一つの柱である建築・インテリア関係や写真などの開拓を進める必要がありそうだ。

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September 07, 2006

政治家が支持される理由とは

 深夜のシマネコBlogさんのところで知ったのだが、漫画通で有名な麻生太郎が実は「マンガ文化の良き理解者」どころか「子供向けポルノコミック等対策議員懇話会」の会長として、「有害」コミックの迫害に荷担しているという。時期総裁選候補者の中では麻生太郎に比較的好印象をもっていたのだがこれを知ってがっかりしてしまった。
 それにしてもネットなどでは麻生太郎を初めとした政府側の人間は評価されることが多いのに対し、同じような活動をしても左派陣営の人間は評価されないのはどうしたことだろう。先のBlogでも書かれていたように児童ポルノ法からマンガの適用を外すのに努力した功労者は左派側の人間だったのだ。

 似たような事は日本人拉致問題に関しても言えるだろう。安部晋三の人気の理由の一つに拉致問題に真剣に取り組んでいると言うのがあるが、実はこの問題をいち早く国会で取り上げたのは共産党の方がずっと早かったのはあまり知られていないようである。1988年3月26日に共産党の橋本敦参院議員が拉致疑惑を全面的に取り上げたことにより、初めて当時の梶山静六国家公安委員長から「北朝鮮の疑いが濃厚」と言う回答が出てきたのだ。


 よくアンケートなどで政治家を支持する理由に政策や実績を上げる人が多いが、本当の理由は単なる立ち位置と印象だけが幅を効かせているだけなのかも知れない。

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September 05, 2006

水陸両用飛行メカ

 一部でとても盛り上がっている水陸両用飛行メカのラジコン。下の記事中のLinkにある動画を見て欲しいがまさに悪路も水もものともせずに空まで飛ぶと言う素晴らしいマシンだ。これで人が乗れればまさにサンダーバードなどのITCメカや昔のロボットものの乗り物である。

モントリオール滞在記:玩具の域を超えています♪

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刀削麺を食す

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休日に新宿で食した「精進風刀削麺」。少し前まで刀削麺というと幻の麺料理とまで言われたそうだが、雑誌や漫画で取り上げられるようになったとたんあっという間に日本各地で食べられるようになるのがこの国らしい。ちなみに現地では釜茹で麺に酸味の利いたトマトソースをかけたり、豚肉の脂身とニンニクの芽が入ったミートソースをかけて食べることが多いそうだ。
 それにしてもこれを食べた店は新宿ヨドバシカメラのすぐ側にある店で、これまで何百回も前を通ったにもかかわらずこれまで一度も気づかなかった。新宿の食の開拓は奥が深そうである。

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September 04, 2006

3年ぶりのデジタルイメージ展

Di2006

 この前の休みは私も参加しているデジタルイメージの3年ぶりの展覧会に行ってきた。(今回は出品せず)
なんだかしっかりオープニングパーティでただ飯ただ酒を飲み食いしてきたような気もしないではないが、どうしても仕事だとルーチンワークになりがちなので久しぶりに良い刺激を受けたように思う。それにしてもこの業界わずか3年の月日の流れはものすごく早い感じがしてならない。
 ちなみに期間は今週いっぱいで無料なので気が向いた人は覗いてみて欲しい。

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September 03, 2006

IDEE、無印良品の傘下に

 セレクトショップを展開しまた独自のブランドとして生活雑貨や家具などを扱っているIDEE(株式会社イデー)が無印良品の傘下に入ることになったという。

 家具・インテリア等のホームファーニシングの小売・卸売を事業とする株式会社イデーが持つ「IDEE」ブランドは、当社が展開する「無印良品」ブランドと同様に完全なる日本発のグローバルブランドという点で共通し、高い将来性が期待されます。
 今回の事業譲受を通じ、双方の更なるブランド価値の向上を図るため、相互が保有する様々な経営資源、ノウハウを共有することで株式会社イデーの持つ創造性、独自性を更に発展させ、良品計画グループの新たな成長軸のひとつとし、グループ全体の企業価値向上を目指してまいります。
良品計画

 これについて言及してるBlogなどでも書かれていたが、IDEEの売りは他とは違う高級ブランドと言うイメージで、買っている側の意識の中にも無印などとは違うと言う自尊心が底辺にあったと思うのだが、これでどうなるのかちょっと見物だ。まあ、実はブランドなどは単なるイメージで大抵のものは中国や東南アジアの工場で作られているし、あのLeicaのレンズだってその多くはSIGMA製だったりするので、中身は一緒なのだが…。

 ところでもう一点これで思ったのは、いよいよインテリア・家具業界も車などのように世界的に大手の寡占化がすすみ、好調な一部大手とそれ以外と言う二極分化が進んできたと言うことだろう。インテリア・家具業界の各社の決算報告などを見ると分かるが、今業績がいい家具メーカーは皆大手(大塚家具・オカムラ・コクヨ)ばかりなのに対し、中小のメーカーは例え良いものを作っているところでもかなり厳しいのが実情だ。実際この前は柳宗理氏デザインの曲げ木ダイニングチェアを初め素晴らしい製品を数多く作っている秋田木工の自主再建が失敗し大塚家具の傘下に入ったというニュースも流れている。いずれにせよ、勝ち組の大手販売店には買収したメーカーが作っていた良い製品を守ってもらいたい。

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September 02, 2006

ミニチュア椅子の食玩

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Model_chair1

 ミニチュアの椅子というとインテリア業界ではVitra Design Museum Miniatures Collectionが有名だ。1989年にオープンしたこの美術館の展示品をそのまま1/6サイズで再現したもので、可能な限り本物と同じ素材を使い職人の手で一つ一つ手作りしたモデルは、その美しさと精密さで世界中に愛好者がいるという。ただこのモデルはその分高価なのが難点で、ちょっと綺麗だから買ってみると言うわけにはなかなか行かないのが実情だ。なにせ、どれも一万円を超える値が付いていて下手な本物の椅子より高いのである。
 そんな訳で、最近は何でもありの食玩業界(正確にはもはやお菓子すら付いてないので食玩とはいえないが)で似たようなものが出ないものかと思っていたのだが、このたびようやく出たらしい。ヨドバシカメラの模型コーナーで見つけたので早速試しに買ってみた。出来はさすがに値段が値段なのでMiniatures Collectionとは比較にならないものの、値段の割には良くできている方だと思う。
 ただおそらく権利関係の都合だろうと思われるが、肝心の椅子に関するドキュメントはおろかモデルになった椅子の名前すら書いていない。これでは普通の人には何がなんだか分からないだろう。
 写真はイームズとサリーネンの合作のオーガニック・アームチェア。この他にもDCMやLCMを初めとして多くの有名な椅子があるようだ。

関連Link:hhstyle.comでもVitra Design Museum Miniatures Collectionを扱っている。一見本物に見えるこれらの写真は皆ミニチュアを撮ったものだ。

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September 01, 2006

モスクワにある女子士官学校

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 今回は完全な趣味のネタ。たまたまネットで見つけたモスクワにある士官候補生の寄宿学校No.9。速水螺旋人さんあたり大喜びしそうだなあ。その手の写真が満載です。

(追記:どうやら今年の3月にテレビ東京系列のニュースでやってたものらしくネタとしては既に古いものらしい。案の定、2chにとっくにスレッドが立っていて妄想と並んで各国の似たような軍事学校(があるのだ)が紹介されていた)

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気になる記事の紹介といくつかの補足

 たまたまネットで見つかった面白い記事の紹介と多少の補足など。

コラム: 過剰な情報の弊害
インターネットを例に情報過多の弊害を主に子供の立場を例に上げて説明した話。こうしたテーマは得てして抽象的だったりステレオタイプな話になりがちなものだが、対象を子供に限って説明したおかげでとても分かりやすい話になっている。しかしこれ、明らかに子供以外でも当てはまりそうな人がいると思う。

そうそう、これなら俺も立派なネット右翼
元ネタ「はあちゅうのおかげでなんかわかった気がするよ@【B面】犬にかぶらせろ!」を受けてネット右翼的な言動を自覚した筆者の自己分析記事。元記事にある「オカルトや新興宗教にはまるのと同じからくりで右翼思想にはまるのが今のネット右翼」を受けて自己分析しリアルな気持ちと考えが綴られて参考になる。思うに一番多感な時期にどんな世界観が擦り込まれるかは結構重要なことなのかも知れない。
(9/2:文章がうだうだだったので一部修正)

ロシアでは梅酒を「CHOYA」と言う チョーヤ浸透
なぜこれが注目を集めている記事なのか分からないが、佐藤優氏の「自壊する帝国」の記述によると、ロシアでは梅酒は高級酒と言う位置づけだそうだ。何でも日本からのおみやげでは日本酒よりも格が上らしい。しかしその背景には向こうにあるスモモを漬け込んだ「チェルノーフカ」という伝統的な果実酒があるからというのは知らなかった。

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