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November 30, 2006

転売時代

 少し前PS3の転売がネットでさんざん話題になっていたが、ネットオークションやマーケットプレイスなどの発達によって、いまや転売はあらゆる人々があらゆるジャンルで行うものになっているらしい。それを実感させるようにいくつかジャンルの違うBlogで転売行為が話題になっていた。一つは洋服、もう一つは古書についてである。
 まずは洋服の方で気になった箇所を抜粋してみよう。

 「おしゃれ感って昔は時代ごとにつながっていた。それが、ある時代からつながらなくなった。裏原宿がきっかけだと思う。限定とかナンバーをつけるとか売る日を教えないとか。そんな商売。それで300人が買って100人が倍の値段で転売する。服がかっこいいというのが、その時に何かにすり替わってしまった。服は高く売れるというものになった気がする。」

ファッション流通ブログde業界関心事」より

そして古書の方でもいまや転売は一般化しているらしい。少し前には「ネットせどり」と言うのが情報商材ではやっていた。ちなみに情報商材というのは「必ずもうかる○○を教えます」と言うアレである。どうやらあまりにも誰もがやるようになってしまってうまみが無くなってしまったのか、とうとうインプレスのSEO対策の記事(思えばこの記事も物議を醸したな)でも取り上げられるようになってしまった。せっかくなのでそこから「ネットせどり」の概要を引いてみよう。

 ネットを使ったお小遣い稼ぎには本当にいろいろなものがあります。最近弊社の営業に聞いたのですが、「ネットせどり」という結構有名なお小遣い稼ぎの方法があるようなので、ここで少しご紹介させていただきます。
この「ネットせどり」ですが、アマゾンを利用します。原理は簡単です。ブックオフなどの古本屋の店頭にある100円前後の書籍を買い漁り、それをアマゾンに出品する——ただこれだけなんですが、これが結構儲かるらしいです。
このノウハウは、以前は情報商材として10万円くらいで売られていたようなのですが、現在では結構知れ渡ってきているので、この「ネットせどり」の利ざやも薄くなりつつあるようです。

とまあこんな具合だ。
そしてその結果生じるのがアマゾンのマーケットプレイスへの一極集中と転売目的による値段の高騰である。


話はかんたんで、古本がしばらく前から、マケプレに一極集中しはじめているということ。言い換えれば、「スーパー源氏」や「日本の古本屋」をはじめとする、それまでのネット古書市場から本が払底しているのである。
いつからか、そういった古書検索サイトで検索しても、「え? こんなありふれた本もないわけ?」と驚くくらい本が流通しなくなってはいた。しかし、古書サイトでヒット0の本が、マケプレには十いくつとか出されていたりして、そういう例に珍しくないくらいお目にかかる。
これがどういう事態を招くかというと、真っ先に挙げられるのは、適正価格の崩壊。
いちばん最近、目にした例でいうと、元ナチのパウル・カレル(パウル・カール・シュミット)のベストセラー戦記『砂漠のキツネ』を買おうと思ってアマゾンにアクセスしたらマケプレで8,700円とかつけられていてのけぞった。
そんなレア本じゃないはずだが……と「スーパー源氏」を見てみると400円からある。いちばん高値で1,500円。

なにこの価格差?とふつう思うだろうが、この程度の本でも、マケプレ以外のネット古書市場には一冊もないケースというのがけっこうあるのですよ。すると、マケプレのとんでもない値付けが事実上、ネット古書市場の相場ということになってしまう。

おまえにハートブレイク☆オーバードライブ | アマゾンマーケットプレイスと古書市場とWeb2.0の行き着く果て」より

 ここからLink先ではなぜマーケットプレイスで価格競争原理が働かないのだろうと言う話になるのだが、私は単純に出品者が「ネットせどり」目的で市場が投機化した為だと思っている。投機目的の商品が流通する市場では本当の需要に加えて、投機的な売買益を狙った層が入り込むため需要が大きく変動する。しかも需要が少ないときであっても常に投機目的の売買が加わって多少なりとも需要は元よりも増大するので価格は投機化する前に戻ることは滅多にないのだ。
 じつは30年近く前の出来事だが、これと同じような事が起きて本当に必要な層が殆ど買えないほど価格が高騰したものがある。化石と隕石はかつては研究者だけが売買する小さな市場しかなかったものが、宝飾品に使われるようになったおかげで価格が高騰し、当時からは考えられない価格で売買されるものになってしまったのである。

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気になる記事のアーカイブ

ネット上の気になった記事のアーカイブ。

NewsWebJapan - 石原慎太郎年譜(暴言・問題行動集)
「小網代港の魚網はヨットの邪魔だから運輸大臣任期中に取り除かせる」などの暴言禄。ちなみにWikipediaにそのほかの暴言や問題行動の記述もあり。
(他にも曽我ひとみさんの母親に関して「さらってみたら年寄りだったから殺された」などの、いくつかの項目の抜けが見受けられる)

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November 28, 2006

牡蠣のオリーブオイル掛けを真似して作る

Oyster_fly
Oyster_fly2
 極東ブログで「牡蠣のオリーブオイル掛け」なる記事が載っていてあまりに旨そうだったので、早速真似して作ってみた。たしかにこれは簡単だ。しかも旨いと来ているから素晴らしい。
 なお作り方は元記事がしっかりしているのでぜひそちらをを参考にして欲しい。参考までに書くとオリジナルと違いこっちで使った塩は沖縄の塩(元は赤穂の塩だったのだがこうした理由もあって止めてしまった:関連記事)、あと食べる前にレモンを一ひねりかけた方がおいしさが増すと思う。一つだけ付け加えるなら書いてあるとおり本当に火を通すと牡蠣が目減りするので食いしん坊な人は思いきって沢山牡蠣を用意しておくことをお勧めする。

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November 27, 2006

ヨドバシカメラでLeica M8を触ってみた

Leicam8
 今日たまたま新宿のヨドバシカメラの前を通ったところ、なんとLeica M8の店頭デモをやっていた。しかも付いているレンズはノクチルックス1.0と来たもんだから驚きだ。この組み合わせで軽く80万は超えているのでは無いだろうか。しかもこれだけの高級カメラだから皆恐れ多くて触ろうとしないのか、それとも一般の人には単なるコンパクトデジカメにしか見えないせいか心ゆくまで触ってこれた。
 雑誌やWebに載っている写真だと結構ちゃちに見えるM8だが、実機を触ってみるとその重量感と精密感あふれる操作感はやはりLeicaだけの事はある。触っているとどんどん欲しい気持ちが湧いてくるから恐ろしい。操作感はまるで普通のLeicaそのものでこれまで塩銀カメラのLeicaシリーズを使っていた人なら全く違和感なく移行できる事だろう。なんでも最初は「デジタルのLeicaなんて」と思われていたM8だが、実際に触ってみると想像以上の出来映えで、かなり売れるのでは無いかと予想されているそうだ。とは言えこれだけの高額商品である、代わりにこれまで使っていたボディを手放す人も続出しそうで、中古市場では今からLeica Mシリーズのボディの値崩れが懸念されていると言う。
 私もとても買う金などないのだが、これまでの沢山のレンズを生かすことも考えるといつかは手に入れたいと思っている。

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November 26, 2006

日本版“Make:”は実はラジオライフなのかも知れない

 以前「Make」と言う雑誌を絶賛した事がある。「ビデオデッキを改造して猫の自動えさやり機を作る」「水道管とダンベルで作るカメラスタビライザー」「ミントキャンディの缶を使ったヘッドフォンアンプ」「カイトフォトで空中撮影」「R2-D2Y」(実物大の動作するR2-D2をDIYで作った人たち)といった魅力的なガジェットの自作記事がいっぱい載っている雑誌である。
 そのときはこうした魅力的なガジェットを自作する記事を載せるような雑誌は日本には無いだろうと書いたが、実は身近な所に存在した。今月の「ラジオライフ」の特集がまさにそれだったのである。参考までに特集で取り上げられているガジェットをいくつか下に列挙してみよう。

・HDDレコーダーのHDD・DVDドライブを換装する方法
・レンズ付きフィルムの高速モータードライブ化
・消火器を超強力水鉄砲に改造する
・超強力レーザーポインタ+レーザー盗聴器(注1)
・パソコンがなくてもWebラジオが聞ける
・必ず目が覚める早起きグッズ(注2)

注1:中国より大出力レーザーポインターを個人輸入したレポート、なんとその出力は国内に出回っているものの1000倍以上(!)で、黒く塗ったマッチなどに点火出来る程の出力だという。
注2:ベルの代わりにクラッカーが鳴る目覚まし時計の制作(笑)。効果は絶大だ!

こうしてみるとまさに「Make:」と同じだ。しかし不思議なのは何故か日本でやるとアングラでいかがわしい感じになってしまうことである。ラジオライフの出版元の白夜書房が広告収入の為に割り切ってどんなインチキくさいも広告でも掲載すると言う方針を割り引いたとしても、やはり明らかになにかが違う。
 これも文化の違いなのだろうか?

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November 25, 2006

アイヌ料理を食してみた

Ainu_items
Gyouza_garlic
Deer_fry
Ohau
Muniniimo
 今日は不幸にして仕事が終わらず連休の谷間に仕事先に出る羽目になってしまったので、その代わりと言っては何だが長年気になっていたアイヌ料理を食べて来た。アイヌ料理と言ってもピンとこない人も多いかも知れない。資料はほとんど無いし、食べさせてくれる店も少ないからだ。だがさすがは地球上であらゆるものが食べられる街と言われる東京だ。ちゃんとアイヌ料理を食べさせてくれる店もあるのだ。
 今日寄ったのはその中でも有名な「レラ・チセ」と言うお店である。中野にあるこの店は駅から遠いというのが難点だったが確かに美味しいお店だった。こぢんまりとした店内は壁一面にアイヌの生活用品がディスプレイされており、見るだけでも面白い。
 今日食べた料理は上から行者ニンニクのおひたし、ユク(鹿肉)の野菜炒め、メフン(鮭の背わたの塩漬け)とオハウ(野菜と鮭のおすまし)、ムニニイモである。
 味はどれも美味しいが、北国の料理にもかかわらず素朴でヘルシーな料理なのは意外だった。だいたい寒い国の料理は体を温めるために脂っこいか、スパイスのきいた辛い料理が多いと思っていたからである。そうした点では意外に女性向きの料理なのかもしれない。事実、私以外の客ははほぼ全員カップルか女性で、しかも皆旨い旨いと言いながら食べていたのが印象的だった。ちなみに酒飲みの私はメフンが結構気に入った。ちょっとしょっぱすぎる気がしないでも無いが、塩辛やままかりの様な味で、これ一つでお酒もご飯も無限に食えそうな危険な旨さに満ちている料理である。

関連Link:食遊記:アイヌ料理レポート

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November 24, 2006

ホバリングへの道

 相変わらず休日になる度にラジコンヘリにはまっている。とは言え充電に90分、バッテリー持続時間が15分なので実時間はそれほどのものではない。それでも昔のエンジンヘリに比べたら天気に関係なくいつでも好きなときに部屋の中で飛ばせるのだから、良い時代になったものである。
 最近はようやくホバリングのまねごとが出来るようになり、なんとか1分くらい空中にいられるようになってきた。とは言え大抵そのくらいでバランスを崩してしまう。
 ホバリングの難しさを例えるなら平らなガラスにパチンコ玉を置いた感じに似ている。最初は静止していても一旦バランスを崩すと、元に戻すのが実に大変なのだ。そのためバランスが崩れそうになる前に常に先読みをして反対方向に舵を切ってやる必要がある。それでもバランスを崩してしまったら大きく反対側に舵を切ってやる必要があるが、このときには慣性の法則を考慮して勢いが付きすぎないようにしなくてはいけない。さもなければ今度は勢いが付いて反対側に飛んでいってしまうだろう。
 それでも今飛ばしているX.R.B Shuttleは驚くほど安定している機種だという。元々安定性が良い構造な上に買ったときからメーカー側で安定するように調整を行っているからだ。実はこの調整もまたラジコンヘリで避けては通れないものと言える。何でも「調整半分、操縦半分」と言うことわざがあるくらいで、最初に調整をきちんとするかしないかで空中の安定性が格段に違うからだ。
 実は今日はそれを痛感させられる一日だった。一度墜落させてしまい機体は無事だったもののバランスが崩れてしまい、後半は殆ど調整に追われていたからである。機体が安定していないとどうなるかというと、舵を切ってないのに曲がり始めたり、あらぬ方向に進んでいってしまうのだ。しかも一定方向に動くだけならまだ舵で調整できるだろうが、これがローターの回転数に合わせて進む方向が変わってくるから堪らない。飛行中のヘリと言うのは素人が想像する以上に繊細なバランスの上に成り立っているんだなと痛感させられる経験だった。

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November 23, 2006

外国語学習者は何人いるのか

 マイナーな言語を学習していると必ず聞かれる質問に「なぜ○○語を学ぼうと思ったの?」と言うのがある。わたしなんぞロシア語をやっているからそれこそ腐るほど聞かれたものだが、そんなにロシア語はマイナーな言語になってしまったのだろうか?
 そう思っていろんな国の言語の学習者を調べてみたのだが、分かったのは英語だけが一人勝ちしていると言うことだ。以下の数字はNHKラジオ講座の発行部数の数値である(参照:日本のメディア)が、英語のテキストの発行部数が突出しているのがよく分かる。

英語 200万部以上(英語講座は様々な種類があるのでその合計から類推した)
中国語 14万部
ハングル 10万部(ほぼ売り切れ状態の模様:予想通り読者層はおばさんが多い:参照
ドイツ語 10万部(実質売り上げは3万部か?:参照
フランス語 10万部(読者層は女性が中心)
スペイン語 9万部
イタリア語 9万部
ロシア語 4万部(意外に高年齢層が多い)

 対照的にロシア語学習者はきわめて少ない事もよく分かる。事実、ロシア語学習者は年々減少を続けており、NHKテレビのロシア語講座の放送時間も削減されてしまった。
 それにしても驚くのは英語以外の言語学習者の少なさである。実際の話者=購読者数ではないとはいえ、一番多い中国語ですら14万部しか刷られていないというから驚きである。たしかに周りを見渡しても英語以外の言語は大学の第二階国語で選択したものの今では全く分からないと言う人が大半で、かたことでも話せる人すらいないのが実情だ。こうして見ると国際化と言われつつも実はアメリカ化に過ぎないのがこの国の実情なのかも知れない。

関連Link:壊れる前に…:外国語学習者の数
米国の外国語学習者数の考察

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November 22, 2006

沖縄知事選の結果をミスリードする人々

 沖縄知事選の結果が判明した。今回の知事選は来年の参議院選の前哨戦と言う位置づけとされたためか、多くの関心と注目を集めることになった。結果はご存じの通り自民・公明の支持を受けた仲井真弘多氏が当選したわけだが、マスコミやBlogを見ると早速ミスリードを行っている所ばかり目に付いたのでちょっと解説してみたい。
 論調を見ると政治系Blogばかりでなく新聞までが、これは米軍基地問題で沖縄県民が現実路線を選択した結果だと書いている所が多いようだが、実はこれは間違いでそもそも基地問題など争点では無かったというのが実情だ。これは朝日新聞11月17日の記事から要点を抜粋するのが分かりやすいだろう。

全国最悪の失業率や低い所得……。19日投票の沖縄県知事選では、経済問題が大きなテーマになっている。 沖縄の完全失業率は7・9%(05年)と、全国平均の1・8倍。中でも若年層の雇用状況は厳しく、15〜29歳に限ると、13・2%に跳ね上がる。
 知事選の投票を前に朝日新聞社と沖縄タイムス社が実施した世論調査では、投票の際に「基地問題」を最重視するとした人は26%。これに対し、「経済の活性化」を挙げた人は52%に上った。知事選で、事実上の一騎打ちを繰り広げる前沖縄電力会長の仲井真弘多(なか・い・ま・ひろ・かず)(67)、前参院議員の糸数慶子(いと・かず・けい・こ)(59)の両氏も失業率の改善を訴える。
 しかし、県民の目は冷ややかだ。
 経済界出身の現知事、稲嶺恵一氏は98年の選挙で、失業率の高さと当時の県政運営を結びつけて現職を攻撃し、初当選した。2期8年の在任中に126社を誘致し、1万人の雇用を実現したと誇る。だが、完全失業率は横ばいのままだ。

 このような状況で日本政府が雇用不安を徹底的に利用しつづける中で選挙は行われた。10月21日には高市早苗沖縄担当大臣が「出来高払い発言」を行い、さらに追い打ちをかける形になった。「出来高払い発言」とは基地移転の進捗状況に応じて北部地域振興策を進めるというもので、いわば金が欲しければ、国策に協力して、さっさと基地移転を進めろということである。事実、仲井真弘多氏の当選が決まったとたん早速以下の政策が決定されるあたりは見事という他はない。ここまで露骨だとむしろ感心するくらいである。

公共事業、最大95%国が負担 米軍再編で沖縄に大幅優遇処置

共同通信 2006/11/21 沖縄知事選の結果を受けて政府は20日、米軍砕片の関係自治体に交付金を充足する新制度で、沖縄県内の公共事業に対する国の負担割合を最大95%とするなど大幅に優遇する方針を固めた。山口県岩国市など本土側の関係自治体にたいしても国の負担を上積みする。複数の政府関係筋が明らかにした。来年の通常国会に提出予定の「駐留軍事等再編成円滑実地特別処置法案」に明示する。

こうして沖縄知事選は終わった訳であるが、なぜかこうした経済問題が争点だったと書いたメディアは少ないのである。かくして沖縄知事選挙の結果はいつしか安全保障問題にすり替えられ、日米同盟の強化と国家の統制の強化が高らかに謳われるのであった。

関連Link:
タカマサのきまぐれ時評-沖縄県知事選は、全然接戦なんかじゃない
タカマサのきまぐれ時評-沖縄県知事選の結果をかたる全国紙の当事者性
極東ブログ:沖縄知事選挙雑感

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November 21, 2006

中国海軍空母保有へ

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 以前から噂のあった、中国がロシア(正確にはウクライナ)から購入した空母「ワリヤーグ」が来年就役するようだ。
今月の雑誌“Foresight”によれば既に改修はほぼ完了し、早ければ年内にもウクライナで訓練を受けた南海艦隊航空兵部のパイロットが大連沖の渤海で離着陸訓練を披露するセレモニーも予定されていおり、すでに上海では二番艦の建造に着手しさらにもう一隻の建造計画も決定したという。(詳しくはこちらのWikiに良くまとまっているので参考にして欲しい)
 さてこれに対する日本の対応策だが、一部の雑誌やWebなどでは日本も対抗して空母を建造すべきだという勇ましい意見も出ているようだが、実は対空母と言う観点から見るとこれはあまりコストパフォーマンスの良い考えではない。空母は運用するためには空母単体だけでなく、艦載機や母艦を守るイージス艦なども必要とするためそのコストは極めて高いからだ。むしろ対空母と言う観点からは潜水艦を強化する方がいいだろう。潜水艦は空母に対してはきわめて有効な攻撃手段であり、ついこの前も中国の潜水艦が発見されることなしに米空母に攻撃可能な距離まで接近して問題になっていたように、通常動力型潜水艦であっても十分空母に対して有効な戦力なのだ。付け加えるなら海上自衛隊の潜水艦隊の練度は世界最高レベルであり、米軍との模擬演習で何度も米空母の攻撃に成功していると言う実績を誇っている。ただ数少ない問題としては日本の潜水艦の保有数が16隻に過ぎないと言う点が問題になってくるだろう。どんなに隠密性に優れている潜水艦とは言え攻撃を行えば発見される危険性は飛躍的に増大する。中国海軍が数を頼りに攻撃を行ってきた場合、おとりを日本の潜水艦に沈めさせその位置を付きとめて反撃してくるといった戦法が考えられるからである。

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November 20, 2006

気になる動画のアーカイブ

たまたま見つけた気になる動画のリスト

Yahoo!動画-アニメ-ロシアアニメ傑作選
ノルシュテインのデビュー作などが公開中。ロシア・アヴァンギャルドの絵画が動きだし、ロシア十月革命の息吹を再現!と言うキャッチフレーズに心引かれる。ちなみに今月いっぱいまでなので、興味のある人は急いで見るべし。
(なお、私の環境Macintoshには対応して無く見ることが出来なかった。こんなマイナーなものをやりながら、マイナー環境に対応していないYahoo!許すまじ。)

Space Odyssey(BBC)
BBCで制作した近未来の金星・火星・木星を巡る有人探査計画の再現ドラマ。
軌道などいろいろ突っ込み所は多いが、その素晴らしくリアルなCGは必見。
ベネラ14号で土の圧縮性測定を阻んだレンズキャップを足で払いのけるシーンなどマニアの心をつかむ演出は心憎い。ちなみに英語版Wikipediaのベネラ14号の項目にすでにこのエピソードが付け加えられている当たり、向こうの宇宙開発好きの仕事の速さに感心させられる。

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November 19, 2006

ラジコンヘリにさらにはまる

Xrb_shuttle

 以前書いたラジコンヘリだが、あれから半月もたたないうちに本格的な機種にステップアップしてしまった。いくら何でも買い物のペースが速すぎだ。とはいえ実は全く後悔していない。それくらい面白かったのである。
 よく「こんなに面白いことを今までなんでやらなかったんだろう」と言うものがあるが、自分にとってはまさにこれがそれだったようだ。とはいえまだ始めたばかりの初心者である。当然、飛ばしている時間より調整や修理している時間の方が長い体たらくなのだが、それでも十分面白い。空を飛ぶと言うのはやはり特別なものなのだろう。
 それにしても技術の進歩はすばらしい。ちょっと前までラジコンヘリは難関中の難関で、ラジコンを趣味にしている人でもよっぽどの経験とお金が無ければとても始められないといったものだったのに、今では6畳ほどの空きがあれば部屋の中でも飛ばしながら練習出来るのだ。しかも日本の偉大なメカトロニクスの進歩によって初心者ですら独習で飛ばせるほどに操縦性が高まっているのである。
 特に今飛ばしているヒロボーのXRBスカイロボと言う機種は、高い安定性と室内で飛ばすことを想定した徹底的な安全性の追求によって、初心者にはベストの機体だと言われているだけあって、本当に安定した壊れにくい機体となっている。以前にも書いたように実はヘリコプターのホバリングは難関で、ローターの回転に従って左右のトルクは変化するし、自分のローターの吹き返しで離陸時はひどく機体が不安定になるので、単にまっすぐ上昇するだけでも実は巧みに姿勢を調整する必要があるものなのだが、この機体は本当に徹底的に調整すればローターの回転をあげてやるだけでまっすぐ飛びかねないのだからすばらしい。また機体もローターなどがぶつかると自らの回転で内側に折りたたまれるようになっているなどの工夫が凝らされていて、墜落=全損となりがちなヘリとは思えないほど壊れにくくなっている。実際、ネットを見るとラジコン初心者でありながら独習だけでホバリングまでマスターした人もいるのだから心強い。早くその領域にまでたどり着きたいものである。

関連Link:
HIROBO XRBラマ 導入から初飛行まで
題名の通りXRBの導入から初飛行までのレポ。書かれている方は屋外用のラジコンヘリ経験者だけあってハード面の細かい分析もある。
X.R.B SR lama
X.R.B SR ラマに関する様々なチップスや購入からなんとかホバリング出来るまでの6日間の記録など。この記録が詳しくてとても参考になる。

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November 18, 2006

今週のHanakoの特集が恐ろしい

 11月9日発売の雑誌Hanakoが何をトチ狂ったか「買い物もグルメも恋人も私は断然AKIBA系」などと言う特集を組んでいる。内容は以下の通りだ。

・世界がリスペクトする、アキバ王子
・デジタルハンサムに聞いたアキバの魅力
・売れてる家電、アイテム別ランキング
・オンナの目線のアキバ使いこなし術
・アキバ&オタクはスーパー・クール
・“趣都”の気になる話題を徹底検証

うーむ、恐ろしい。ちなみにアキバ王子のコーナーではカトキハジメがモデルみたいな感じでグラビアに収まっていてインタビューを受けているは、“趣都”の気になる話題のコーナーではコスプレが出来るレンタルスタジオや男装デートクラブまでが取り上げられていると言う凄さである。しかも解説に出てくるメンバーにはパトリック・マシアスとか妙に濃いメンバーが混ざっているしこれって本当にHanakoだよなあ?
 それにしてもこれを買った普通のHanakoの読者層がいったいどんな感想を持つのだろう。怖いもの見たさで聞いてみたいものである。

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November 17, 2006

教育基本法騒動で思うこと

 時治ネタでもいろいろ書きたいことがあるのだがいまいち気力が萎えている。
と言うか例えば「教育基本法」に関してもタウンミーティングでサクラを使ったり、あまつさえそれに謝礼まで渡しているのが常態化しているのが発覚しているにもかかわらず、参議院で強行採決しているのを見せつけられると「おまえら最初から反対意見なんか聞く気無いだろ」と思ってしまうのだ。あまつさえ採決の日にはタイミングよく和歌山談合事件で木村知事が逮捕されてトップニュースになっているし、塩崎官房長官を初めとして御用達評論家やブロガーはたいした問題ではないなどと必死に矮小化を図っているの見ると、つくづく嫌気が差してしまうのだ。ロシアや中国と違ってこの国には民主主義が根付いていると誇らしげに言っている議員連中は本気でそう思っているのだろうか。
 少なくともこうした政治手法が常態化するようでは、まともに意見を出したり議論する意欲を保つのは難しいし、議論しても無駄と言う風潮が広がる一方だろう。かくして民主主義は死んでいくのだ。

関連Link:成城トランスカレッジ - クローズアップ現在とか
クローズアップ現代「“愛国心”って何ですか?」に言及しているブログのリスト。話の流れから「教育基本法改訂」問題に言及している所が多いのでLinkする。

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November 16, 2006

タコとガーリックの炒め物

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Fly2devilfish2

 たまたまよったスーパーでタコが割安だったので、思いつきで酒のつまみを作ってみた。確か家にレシピがあると思って買ってみたのだが、見つからなかったので記憶を頼りに作った割には上出来だ。
作り方はタコ(刺身用がベスト)をぶつ切りにして、それを薄くスライスしたニンニクとともに炒めて塩・胡椒で味付けするだけのものである。注意する点はニンニクを先に炒めることと、油はオリーブオイルをたっぷり使うこと、そして塩は岩塩などの旨い塩を奮発するぐらいだろうか。出来上がったらレモンを一絞りすればあとは食べるだけだ。
 これだけで日本酒にもビールにも合うこと請け合いである。

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November 14, 2006

戦略物資で無くなったPS3

 PS3に関してはもう腐るほどいろんなところで書かれていると思うのでおそらく誰も取り上げない部分についてちょっと書いてみるが、これって戦略物資にはなってないのだろうか?
と言うのも初期設定項目のメニューに英語やハングルはもとよりロシア語まで含まれているし、なんと言っても転売目当てなのか大量に中国人が買い付けているからだ。いくら何でも彼らが日本国内だけでこれらを捌くとは思えないし、これだけ大胆に買い付けている以上まさか密輸するとも思えない。そうなるとおおっぴらに中国国内に運んで売りさばくとしか考えられないのだが、あれだけ高性能を謳っていても戦略物資に指定されていないのは意外な気がする。一時期はPS2でさえもこの対象になっていて欧米諸国以外への輸出は厳しく制限されていたからだ。
 確かによく考えてみれば今やWindowsやMac OSなど主要なOSは皆、多国語対応が進み中国語やロシア語にも普通に対応している訳だから、いまさらPS3が戦略物資に当てはまる訳も無いのかも知れないが、当時を知る身としては感慨深いものがある。

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November 12, 2006

理想の目覚ましを求めて

Optic

 もともと睡眠が浅いせいか、朝の寝覚めは悪くない。正確に言うと寝起きは気分は最悪な場合が多いのだが、ちょっとしたことですぐ起きてしまうのだ。そうした質だから目覚ましで困ることはなさそうだが、なぜか目覚まし時計とは相性が悪かった。
 相性が悪かった理由の一つにまず見た目の問題がある。築ウン十年の一戸建てに住んでいるせいもあって、最近のデジタル表記の時計だと妙にそれだけが浮いてしまって気に入らないし、かといってアナログ表記の時計はどうにも野暮ったいのが気になるのだ。
 そんな訳で一時期は無印良品のシンプルな卓上時計などを使っていた時期もあるのだが、たまたま買ったものが外れだったのか一年も経たないうちにアラームだけが壊れてしまい結局そのままお蔵入りになってしまったと言う経歴がある。次に買ったのは雑貨屋でよく売っているDULTONと言うレトロな外観の時計で、これは見た目は女の子受けしそうなかわいらしいシンプルな外見はいいのだが、どうやら内部は安物なのかアラームが15分単位でしか設定できない上に、表示された針の位置と実際にアラームが鳴る時間に微妙なずれがあると言う重大な問題をはらんでいた。それでも長年の経験で、アラームの針と実際になる時間の誤差を予測してタイマーをセットすると言う方法で使ってはいたのだが、やはり不便なのは否めない。そこでいっそ高級品なら大丈夫だろうとBARUNのアラームクロックを買ってみたのだが、amazonのレビューにもあるようにブランドの割には品質がいまいちで結局これも2〜3日使ってお蔵入りになってしまった。それにしてもアラーム音も小さいし、アラームボタンは入れづらいしこれで目覚ましとして役に立つのであろうか? まあマニュアルによれば本来この時計はトラベルウオッチらしいので、目覚ましとして使うこと自体が間違いなのかも知れない。
 しょうがないので最後に買ったのが、このAlessiのOPTIC Alarm clockである。ジョエコロンボによってデザインされたこの時計はデザイナーなどに絶大な人気を誇るデザインを誇っていたものの、やはり一般にはそれほど売れないのか長らく絶版となっていた。それがこの度復刻したので買ってみたのである。とは言えイタリア製品は昔から見た目最高、品質最悪と言う伝統があるので、はたして今後目覚ましとしてきちんと動作し続けるのか一抹の不安に囚われている。

11/16追記:心配は杞憂で目覚ましとしてもきちんと動作している。しかもアラームの鳴り始めは小さな音で、起きないと段々大きな音になると言う仕組みになっているあたり値段分のことはあるらしい。

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浅草橋スチームパンク

Asakusabasi_fans

 いつ見ても思うのだが、JR浅草橋駅の窓にいっぱい付いている換気扇は結構スチームパンク風の見かけでかっこいい。それにしても何のために付いているのだろう。

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November 11, 2006

浅草駒形どぜう

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 浅草にいる割には意外に老舗には行っていない。それはいつも込んでいると言て高いんじゃないかという偏見があるからだ。とはいえ、せっかく浅草で働いていることだしたまには老舗でもいってみようと「駒形どぜう」に行ってみた。
これが予想に反して良い店だった。いつも店の前を通ると人だかりが出来ているのでてっきりなかなか入ることが出来ないと思っていたにもかかわらず、店内は想像以上に広くすんなりと入ることが出来たうえ、値段も決して安くは無いものの料理の内容と旨さから見て十分なコストパフォーマンスだったのだ。インテリアも古い日本家屋みたいで叙情たっぷりで有りながら常に畳が新品なのも気持ちが良い。とはいえこの内装はこうした老舗だからこそ許されるものなのかも知れない。
 どじょうというと結構臭みや癖があると言うイメージがあったが、想像以上にさっぱりしていてこれなら女性でも抵抗無く食べられるに違いない。さらにはメニューには鯉のあらいや鯨料理などもあり、酒のつまみにも事欠かないのは酒飲みとしては嬉しいところだ。写真は定番の「どぜうなべ」どじょうは箸で取るのが困難なほど柔らかくなっており、骨ごと丸ごと食べられる。ここは定番に従ってこれでもかと言うほどネギをかけて食べるのがお勧めだ。

Ps3_procession
 良い気持ちで帰る途中、秋葉原のヨドバシカメラの前を通るとPS3を買うすさまじい行列が出来ていた。ネットではいろいろ言われているもののこれだけの行列が出来ているのはソニーの底力と言えるだろう。

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November 09, 2006

突然仕事先に軟禁される

 この前、急に仕事が暇になったと書いた呪いだろうか、仕事先に行ってみるとまだ完了していない作業があるので手伝ってくれと言う話になって結局2日間も軟禁された。軟禁されると行ってもパチンコ業界にあるような、機械が不調なのをメンテに行くと直るまで返してくれない(実話!)と言う話ではない。まあ似たような話と言ってしまえばそうなのだが、一応食事にでる外出ぐらいは出来る自由はあるようだ。
 ゲーム業界に長くいると、だんだんこんな事にも慣れてくる。仕事先のコンビニはもちろん銭湯の場所も頭に入ってくるし、机の引き出しにはいつの間にか洗面用具などのお泊まりセットも備蓄される。さらにはゲーム「セガガガ」では無いが、「椅子寝」などそこにあるツールを使って睡眠をとるスキルなども身についてくる。しまには会社に生活するのに適応してしまい、月に数回しか家に帰らなくなる人たちさえ出てくる有様だ。こうした話はどうやらゲーム会社に限らず雑誌の編集やTV局などの業界でも日常的な事らしく、たまにこうした業種の人と話をするとこの手の武勇伝をしょっちゅう耳にする事になる。
 問題なのはこうした状況に対応できるスキルが上がっていくのはいいとして、段々こうした異常に忙しい状況に対する感覚が麻痺してくる事だ。感覚が麻痺するだけならまだいいものの、人によってはこうした忙しさを自慢する風潮があるのは嘆かわしい。タムルードの諺に「頭の良い人間は要領の良い人間が上手く切り抜けられるような危機的な状況にならないよう事前に対応できる人間である」というのがあるそうだが、本当に仕事が出来る人間とは徹夜の突貫作業や修羅場に陥らないよう、あらかじめきちんと仕事を進められる人間なのである。

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November 07, 2006

突然仕事が暇になる

 ついこの間まで寝る時間もろくにない忙しさから一転、凪のように仕事がない。それ自体は別に良いのだが、問題はその間も契約上仕事先に拘束されることである。以前、ゲーム開発の仕事をやっていたときにも納品後もクライアント側のチェックが通るまで何週間も仕事も無いのに拘束される事があったが、似たような仕事をやっている今も程度の差こそあれ状況は似たようなものらしい。
 しかし仕事がないのに拘束されるというのは結構神経に堪えるものだ。何でもかつて(今もなのか?)セガにはリストラ予備軍の社員を退社に追い込むために通称「ガス室」と呼ばれる何も無い部屋に仕事も無いまま拘束すると言うことが行われて問題になった事があるそうだが、状況上やむを得ない事とはいえ似たような状況なのが困りものだ。
 まあ別にその間の時間を自分なりに有意義に使えば良いのだろう。とはいえどうも自分はこうした時間の使い方が下手でいつも時間をもてあましてしまうのだ。周りの優秀なプログラマーなどは事態を先読みして必要なツールを自作したり、様々な調べごとや今後使う予定が出てきそうなプログラム言語の習得に当てたりしているし、デザイナーならデザイナーでノートの切れ端にえらくかっこいいコンセプトスケッチをしていたり、プレゼン用のショートムービーを作り始めたりしていたりして感心してしまうのだけど、自分は本当にあまのじゃくらしく何故かやっている仕事と結びつかない事ばかりやりたくなってしまうのである。
 とはいえ貴重な人生の時間を無駄にするわけにも行かないだろう。またすぐに忙しくなりそうな気がしないでもないが、有効な時間の使い方を考える必要がありそうだ。

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November 06, 2006

ラジコンヘリにはまりつつある

 衝動買いで安価な入門用ラジコンヘリコプターを買ったのだが予想以上に面白い。おかげでこの連休中はほぼ毎日部屋の中で飛ばしていた。とは言えこの手の超小型ラジコンヘリのウィークポイントのバッテリー持続時間がネックになり、実稼働時間は大したものでは無いと思う。そんな事もあって既に上位機種の購入を検討している状況だ。
 前置きが長くなったが書きたい事はこれではない。ラジコンヘリを飛ばしている人にとっては何を今更と鼻で笑われてしまうような事ではあるが、こんなものでも飛ばしてみると初めて分かる事があるものだ。例えばこんな小さなラジコン(重量はわずか10g)であっても想像以上にメインローターの吹き下ろしの風が強く、ちょっとした卓上ファン以上の風量な事や、床の側や壁に近づくと自分のローターの吹き返しで安定性が急速に低下するとかを身をもって体験すると、本物のヘリコプターの風量は本当に凄いものに違いないと想像できるし、よく見かけるホバリングがいかに凄い技術なのかが実感できる。実際こんなおもちゃでもホバリングは想像以上に大変だった。まずエンジンの出力によって左右に振れる力が微妙に変化するので、単純にローターの出力を上げると回転によって左右にふらふら回ってしまうのだ。いわゆるヘリコプターらしい真っ直ぐな上昇をさせるためには出力で変化する左右に振れる力に応じて、左右に舵を切ってやらなければいけないのである。
 そして思うのは、よくアニメや特撮に出てくる自由にホバリングする飛行機械というのは実にとんでもない代物だと言うことだ。現実に存在する垂直離着機のハリアーでさえ、一般道路から離陸するとアスファルトがジェット排気で溶けてしまい、マンホールの蓋は風圧で吹き飛んでしまうものだという。それなのに多くの劇中のメカは主人公や登場人物の間近でホバリングを行い、あまつさえ生身の人間をぶら下げたり、上に載せたまま自由自在にビルの谷間のような所を飛び回るのだ。

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November 04, 2006

家庭のパソコンで立体モデルが作れる日

 engadget Japaneseの記事を読んで知ったのだが、3Dプリンターと呼ばれるCADデーターを元に立体物を作り出す装置は今では非常に精度が高くなり、かつ値段も大分安くなっているらしい。
 趣味にせよ仕事にせよ3DCGをやっていて一番物足りないのが、どんなりリアルに作ってもあくまでバーチャルなものしか作れない事なのだが、もしこうした出力機がさらに安く性能が上がってくればデスクトップで本物の3Dモデルを作るといった事も夢ではなくなりそうだ。少し前までものすごく高かったフルカラーの大型プリンターの低価格化を見ると意外にその日は近いのかも知れない。
 せめて一日でも早く使えるように、DTP出力センターみたいな形で簡単に出力サービスを受け付けてくれる所が出来てくれないものだろうか。

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November 03, 2006

マクロレンズ試し撮り

Old_watch_zoom

Shattle_zoom

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 TAMRONのマクロレンズ、SP AF90mm Diを手に入れたので早速試し撮り。結構楽しい。

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November 02, 2006

長年使っていた鞄を修理に出す

 長年使い慣れていた鞄が酷使に耐えかねてとうとう壊れてしまった。おそらく都市部に住む通勤者なら皆同じだと思うが、私も連日通勤ラッシュにもまれる生活をしているので鞄には過酷な環境だったのだろう。これまでならとっとと新しい鞄に買い換えたところだが、長年使っていた愛着もある上に自分の気に入るような鞄が見つからない事もあってなかなか買い換える踏ん切りがつかなかったのだが、さすがに不便なのでようやく意を決して買い換えることにした。だが買いに行ったお店で似たようなカバンを探すために壊れたカバンを出したところ、偶然その鞄を作っているメーカーの人がそのお店に営業で来ていたおかげて、めでたく修理に出せることになった。
 以前使っていたEddie Bauarの鞄などもそれになりに有名なブランドだが、修理を断られた経験があるので鞄の修理というと十数万もする有名ブランドものぐらいしかやってくれなさそうなイメージがあるが、メーカーによってはちゃんとやってくれるものなのだ。素人目にはそう簡単に直せそうもない壊れ方だったので、これはありがたいサービスだった(とはいえもちろん有償なのだが)。
 まあこれもそれなりに有名なメーカーの鞄でしかも本革製だったせいもあるのだろう。革の鞄は重いのが難点だが修理しながら長年にわたって使えるのが利点なのだ。ちなみに修理に出したカバンは吉田カバンのPORTERと言うタイプだが、もう十年以上も前の製品なので今のものとは似ても似付かないもので、メーカーの人も最初自分の製品だとは思わなかったものである。

 それにしても本来こうして修理しながら何年も、ものによっては何世代も使い続ける使い方こそ本来正しいものの使い方だと思うのだが、一部の高級ブランドものを除いたら修理されながら使われるものは今どのくらいあるのだろう。身の回りで壊れたものでもダメ元で聞いてみると修理可能なものは案外多いのかも知れない。

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