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November 21, 2006

中国海軍空母保有へ

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 以前から噂のあった、中国がロシア(正確にはウクライナ)から購入した空母「ワリヤーグ」が来年就役するようだ。
今月の雑誌“Foresight”によれば既に改修はほぼ完了し、早ければ年内にもウクライナで訓練を受けた南海艦隊航空兵部のパイロットが大連沖の渤海で離着陸訓練を披露するセレモニーも予定されていおり、すでに上海では二番艦の建造に着手しさらにもう一隻の建造計画も決定したという。(詳しくはこちらのWikiに良くまとまっているので参考にして欲しい)
 さてこれに対する日本の対応策だが、一部の雑誌やWebなどでは日本も対抗して空母を建造すべきだという勇ましい意見も出ているようだが、実は対空母と言う観点から見るとこれはあまりコストパフォーマンスの良い考えではない。空母は運用するためには空母単体だけでなく、艦載機や母艦を守るイージス艦なども必要とするためそのコストは極めて高いからだ。むしろ対空母と言う観点からは潜水艦を強化する方がいいだろう。潜水艦は空母に対してはきわめて有効な攻撃手段であり、ついこの前も中国の潜水艦が発見されることなしに米空母に攻撃可能な距離まで接近して問題になっていたように、通常動力型潜水艦であっても十分空母に対して有効な戦力なのだ。付け加えるなら海上自衛隊の潜水艦隊の練度は世界最高レベルであり、米軍との模擬演習で何度も米空母の攻撃に成功していると言う実績を誇っている。ただ数少ない問題としては日本の潜水艦の保有数が16隻に過ぎないと言う点が問題になってくるだろう。どんなに隠密性に優れている潜水艦とは言え攻撃を行えば発見される危険性は飛躍的に増大する。中国海軍が数を頼りに攻撃を行ってきた場合、おとりを日本の潜水艦に沈めさせその位置を付きとめて反撃してくるといった戦法が考えられるからである。

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