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November 06, 2006

ラジコンヘリにはまりつつある

 衝動買いで安価な入門用ラジコンヘリコプターを買ったのだが予想以上に面白い。おかげでこの連休中はほぼ毎日部屋の中で飛ばしていた。とは言えこの手の超小型ラジコンヘリのウィークポイントのバッテリー持続時間がネックになり、実稼働時間は大したものでは無いと思う。そんな事もあって既に上位機種の購入を検討している状況だ。
 前置きが長くなったが書きたい事はこれではない。ラジコンヘリを飛ばしている人にとっては何を今更と鼻で笑われてしまうような事ではあるが、こんなものでも飛ばしてみると初めて分かる事があるものだ。例えばこんな小さなラジコン(重量はわずか10g)であっても想像以上にメインローターの吹き下ろしの風が強く、ちょっとした卓上ファン以上の風量な事や、床の側や壁に近づくと自分のローターの吹き返しで安定性が急速に低下するとかを身をもって体験すると、本物のヘリコプターの風量は本当に凄いものに違いないと想像できるし、よく見かけるホバリングがいかに凄い技術なのかが実感できる。実際こんなおもちゃでもホバリングは想像以上に大変だった。まずエンジンの出力によって左右に振れる力が微妙に変化するので、単純にローターの出力を上げると回転によって左右にふらふら回ってしまうのだ。いわゆるヘリコプターらしい真っ直ぐな上昇をさせるためには出力で変化する左右に振れる力に応じて、左右に舵を切ってやらなければいけないのである。
 そして思うのは、よくアニメや特撮に出てくる自由にホバリングする飛行機械というのは実にとんでもない代物だと言うことだ。現実に存在する垂直離着機のハリアーでさえ、一般道路から離陸するとアスファルトがジェット排気で溶けてしまい、マンホールの蓋は風圧で吹き飛んでしまうものだという。それなのに多くの劇中のメカは主人公や登場人物の間近でホバリングを行い、あまつさえ生身の人間をぶら下げたり、上に載せたまま自由自在にビルの谷間のような所を飛び回るのだ。

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