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March 21, 2007

再び情報収集衛星の軌道が北米防空司令部(NORAD)から公表される

 以前、日本が打ち上げた情報収集衛星の軌道が北米防空司令部(NORAD)から公表され、日本側の抗議によって数日後に非公開になった事を書いたことがあるが、2月24日に打ち上げられた光学衛星3号機とレーダー観測衛星2号機の軌道もNORADから公表されていた。この2機は軌道傾斜角97度で、高度約490km、回帰日数4日で直下地方時が午前10時30分の準回帰太陽同期軌道を回っているという。

 滑稽なのはこれに対し、当の防衛庁や公安はかたくなに情報収集衛星に関して秘匿し続けていることだ。今やアマチュア天文家が地上から観測しただけでも判明する軌道に関しても、内閣衛星情報センター長の小田元空将が「衛星高度等のデータは通常公開しない」と言っているが、それ以上に問題なのは撮影されたデーターがどのように運用されているか、初代の衛星のどこが悪く、今後どうするべきかということも一切表には出てこない点だろう。最新の光学衛星の解像度60cmはアメリカの商用画像衛星「ジオアイ」の41cmに比べても見劣りする解像度なのだが、そこまで秘密にするものなのだろうか。一節には予定より解像度が悪いのを隠蔽するために公表しないのだと言う見方すらあるが、方や国内では徹底的な箝口令を引き、一方で同盟国である米国に軌道要素を全世界に公表されてしまうようではそう見られても仕方がない。
 情報収集衛星が公安警察の高価なおもちゃにならないためにも、公表すべき点は公表し、伏せる点は伏せるという情報管理を日米双方に徹底させるべきだろう。

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