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March 08, 2007

漢詩への誘い

先日の話題の続きで、気に入った漢詩を紹介する。
日々仕事に追われる身故憧れを持って詠む。


明 聞 飽 長 朝 崇 已 閑  閑
朝 道 食 歌 廷 洛 得 遊  吟
向 山 後 時 乞 供 一 来
玉 榴 安 独 俸 雲 周 早
泉 発 眠 酌 銭 水 年 晩


明 聞 飽 長 朝 崇 已 閑
朝 道 食 歌 廷 洛 に 遊
玉 く し し 俸 雲 得 し
泉 山 て て 銭 水 た て
に 榴 後 時 を を り 来
向 発 に に 乞 供 一 た
か く 安 独 う し 周 早
わ と 眠 り     年 晩
ん   す 酌
      み


唐の中期、白居易の作。
この時期、白居易は病と称して官をやめ、洛陽の履道里に隠居した。名目だけの職ではあるが給料は支給され、そこで酒を飲み酔っては歌い、腹一杯食べてぐっすり眠り、花見が仕事なのだよと言う内容の歌である。
まさにあやかりたい憧れの生活である。

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