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March 07, 2007

「漢詩への誘い」が面白い

 NHK教育ラジオで日曜午前10:30からやっている「漢詩への誘い」が面白い。もともと漢詩など学生時代に授業で仕方なしにやっていただけで興味も無かった物なのに、いつの間にか聞くようになってしまったのだから不思議なものだ。
 面白い理由はいろいろあって、なにが面白いかを説明するのは難しいのだが、最初にあげるとしたら講師の二松学舎大学名誉教授の石川忠久先生の語りだろう。よく学校に一人はすごく授業が面白く教え方が上手い先生がいる物だが、ちょうどそんな感じの話なのだ。所々で挿入されるエピソードは深みがあり面白いし、何より自分自身が漢詩が面白くて面白くてたまらないと言う気持ちが溢れてくるのがいいのである。つい聞いているだけでこちらまでその気になってしまう。何でも父の話によると二松学舎大学は漢文に関しては日本でトップクラスの大学だそうだが、成る程そこで教えているだけのことはある。そしてもう一つ忘れてならない理由が漢詩の明瞭さと読みの響きの心地よさだろう。漢詩を諳んじる行為が格好いいと思っている刷り込みの残滓残っているだけなのかもしれないが、とにかく響きがいいと思うのだ。
 ところで興味深かったのは、父たまたまこの話題になった時の事だった。父は特に専門に習ったわけではないのだが、それでも実に多くの漢詩を知っているのである。やはりこれは漢文が一般教養だったからなのだろう。

 しかし最近の教養の中には漢詩と言うのはどのくらい生き残っているのだろう。今また外国語教育の時間を増やす事を目指すなど学習指導要領の見直しが話題なっているようだが、そのしわ寄せの対象にならなければいいと思っている。

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Comments

 始めまして。漢詩の訓読は日本人の発明した外国語翻訳のすぐれた技術で、誇りにしていいと思っています。江戸時代までどれだけお世話になったか知れません。しかし、お説のように現代の日本人は日本語である文語文を読めなくなってしまいました。そこで、少しでも訓読の漢詩に親しめるように漢詩の口語訳を試みています。
 gooブログに ティェンタオの自由訳漢詩 というものを毎日投稿していますので、ご覧になって、ご意見をお寄せください。

Posted by: tiandao | October 03, 2008 at 12:07 PM

はじめまして。tiandaoさん。
書かれていたページのURLが無かったので探してみました。
こちらのURLでしょうか。

http://blog.goo.ne.jp/tiandaoxy

Posted by: doku | October 04, 2008 at 10:59 AM

 返事が遅れてすみませんでした。漢詩を楽しもうのurlはお調べの通りです。一か月ほど新規投稿をやすんでいましたが、11月13日から再開しました。

Posted by: tiandao | November 15, 2008 at 12:37 PM

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