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May 31, 2007

ロシアの女子高生の卒業式

Rossian_commencement
 
殺伐とした話題が続いたので今回は軽いネタ。
uziさんのところで知った ロシアの女子高生の卒業式 。それにしても何故、メイド(?)の格好なのだ?
リンク先のいろんな写真を見ると乗りは日本の高校生の乗りと大差ないが、メイド風コスチューム(制服なのか?)とそのプロポーションの良さでなんか凄いものに見える。(一部の娘が既におばさん体型の兆しがあるのはアレだが)

07/8/7追記:制服の謎を解明していたBlogの記事を発見したのでリンクを張らせてもらいます。
偏読日記@はてな - ロシアの卒業衣装はメイド服?!

09/6/24追記:ロシアンポップスを貼りまくる
この中にナタリー(Натали)のミュージックビデオで学園モノのストーリー仕立てのものあり、この中で制服を見ることが出来る。

10/2/23追記:何や彼や:ソビエトの学校の制服
ロシアの方による同様のテーマの記事。過去の制服の例や現状など豊富な写真が素敵です。

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May 30, 2007

疑惑を解明することこそが 松岡利勝農水相への供養となるだろう

 28日正午過ぎ新衆議院議員宿舎で自民党衆院議員・松岡利勝農相が自殺した。この件については既にネットなどでも散々取り上げられているので今更、付け足すことはないが一つだけ気になったことがあったので書いておきたい。
 それはよくこうした汚職などに関係した人間が亡くなったときに言われる「そっとしておいて欲しい」と言うことについてである。今回も以下のような事を多くの人が語っている。

「どうして自ら命を絶ったのか。ご本人しかわからぬ事である。第三者が詮索するのは避けるべきだ。」
ムネオ日記 2007年5月

しかしそれは違うだろう。むしろこうしたことが起きて真相が藪の中になってしまえば、今後もこうした事が起こる度に関係者は自分が死ぬことで事態が収拾できると思って自死を選んでしまう。また陰謀論になってしまうが、仮に誰かが事件を葬り去りたいときこうした風潮があれば、関係者が「自殺」することで幕引きを計ることが出来る事になってしまう。むしろこうした事が起きる度に、徹底的にその理由を探るようになれば「自殺」しても無駄だと言うことになり、犠牲者を減らすことに繋がるのではないだろうか。
 それにしても今回の件は怪しいことが多すぎる。ざっと上げただけでも下にリストしたような事が立て続けに起きているのだ。

緑資源疑惑、熊本の36社で談合組織…「公取委に注意を」
誤って証拠品を廃棄、検事正ら6人を処分…東京地検
緑資源談合、前理事が書類廃棄促す…公取委の立ち入り前
松岡農水相 地元秘書?自殺
松岡農水相、林道団体から献金 捜索受けた業者も加入
松岡農相が自殺、議員宿舎で首つり
緑資源機構の山崎元理事がマンションの駐車場で転落死

きちんとした背景を明らかにしない限り、今後もさらに「自殺」者は増えるだろう。

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May 28, 2007

日本のインターネット終了のお知らせ

 前回、床屋談義の乗りでかなり飛ばしたネット統制の話しを書いたが、なんか冗談で無くなりつつある気がしてきた。あの記事以来立て続けにネット上の規制強化に繋がる出来事が続発しているからだ。
まず、画像掲示板「画像ちゃんねる」のサイト運営会社社長らが23日に猥褻画像公然陳列の共犯容疑で逮捕された。ちなみにアップした当人ではなく、アップされたサーバー側の管理者が主犯扱いで逮捕されたのは今回が初めてである。そして、逮捕を恐れた同様のサービスを提供している画像掲示板がその後軒並み閉鎖
続いて25日には東京地裁で個人的用途で使用しているストレージ利用は著作権侵害だと言う判決が出された。これは簡単に言ってしまえば不特定多数で共有できなくても、たった一人の特定ユーザーしか利用出来ない状態で著作権のあるデーターをサーバーに置くことは違法であると言うことで、これが認められてしまうとYahoo!の運営する「Yahoo!ブリーフケース」とかジャストシステムが運営する「インターネットディスク」とかKDDIが運営する「セキュアシェア」とか、そのほかにも「ファイルバンク」とかNTT東日本の「フレッツ・ドット・ネット」もアップルの「.Mac」も何もかもが「違法」だと言うことになってしまうと言うものだ。
 当然ネット上では猛反発が起こっているのは言うまでもない。幸いこれはまだ地裁なので高裁で覆される可能性はあるものの、万が一認められると本当に日本のインターネットサービスは終了しかねない内容なのだ。


終に自民党は電子のマーケットを捨てた。失う利益は多いが、支配者層にとっては、真実を封殺できることのリスクマネージメントの方が100倍重要だからだ。」とまで書いているBlogもあるが、案外冗談でなくそうなるのかも知れない。
私も前回「参院選の為にネットの統制は強化される」と書いた口だが、こればかりは単なる床屋話の陰謀論のままであって欲しい。

関連Link:
スラッシュドットジャパン | 個人用ネットストレージサービスは著作権侵害との判決
GIGEZINE | ネット上にデータを保存するサービスはすべて著作権侵害で違法です

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May 27, 2007

TVより口コミが流行る保守化した社会

はてなブックマークで見つけた「かさぶた。 テレビCMを凌駕しつつある口コミマーケット」を読んでちょっと思ったのだが、このロジックは別にゲームに限らず多くの事に当てはまるのではないだろうか。
つまり「テレビによる日本全国への新しい話題のばらまき→話題化→口コミによる広がり→実際の行動(購買など)」と言うスタンスが今後うまく機能しなくなると「テレビによる日本全国への新しい話題のばらまき→口コミによる広がり→実際の行動(購買など)」となり、新しい話題は提供されない(受け入れられない)ので口コミの内容は、これまで慣れ親しんだ身近な共感の持てるものが中心となり、当然その内容は保守化すると言う訳だ。もちろんそれでも話題性が高いものはそれなりに広まるだろうが、TVのような圧倒的な層にアピールするチャンネルが無い以上、その広がるスピードは遅くなるか、狭くなる(つまりネットのようにある特定の層のみにアピールするようになる)のは避けられない。
 以上、単なる思いつきではあるが浮かんだことを書いてみた。
しかし仮にこれがある程度当たっているとすると、ネットの普及によってTVなどのマスコミが衰退した先に来る社会は、当初イメージされた誰もが情報発信し新しい情報がばんばん広まる社会ではなく、意外に保守化した社会になるのかも知れない。

参考Link:発熱地帯:マスプロモーション衰退後の世界(前編)

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May 25, 2007

今週の「専務 島耕作」が高速増殖炉のプロパガンダに見える件

 今週の「専務 島耕作」ではかなり強引に高速増殖炉「もんじゅ」を見学するストーリーが盛り込まれている。 作者の弘兼憲史氏は政府の顧問格なのでなんらかの働きかけがあったのだろう。
 まあそれはどうでも良いのだが、作品中の説明にミスリードがあったのでちょっと突っ込んでおこうと思う。前半の高速増殖炉の仕組みや意義についてはよく調べているらしくいいのだが後半が頂けない。作中ではウランは石油や石炭と違って特定の地域に偏在してないので、資源外交の影響を受けないような事を言っているが、これは完全なミスリードだ。他の資源と同じく当然ながら産地に偏りがあり、その35%がオーストラリアそして19%がカザフスタンが占めている。そう実質この2国だけで半分近くを占めているのだ。そして日本はこれまでその需要の殆どをオーストラリアに頼ってきたのだが、それが最近ようやくカザフスタンからの割合を増やす事で合意が出来たのが現状なのである。
余談だが、この資源外交はかなりなりふり構わないものだったらしい。中国がよくアフリカ諸国で資源を確保するために独裁国家に協力して批判を浴びているが、ウランを巡る外交では日本を含め各国は決して中国の事を言えた義理ではない状況だった。これをてきめんに表しているのがカザフスタンを巡る報道や各国の動きで、事実上独裁国家とも言えるカザフスタンの政治体制について批判はおろか報道すら殆どされないのがそれを物語っていると言えるだろう。(幸い豊富な資源による富のおかげでカザフスタンの国民の満足度は高いのだが)
 あともう一つのミスリードは高速増殖炉の技術的な難易度が高いことに一切触れず、多くの国が開発を進めているように書いていることだ。だが実際は高速増殖炉の開発は困難の連続で日本とフランス以外は殆ど行っていなかったのが実情だ。しかも「もんじゅ」に関しては1995年12月8日に冷却材のナトリウムが漏れて火災を起こし、しかも事故後のプレスリリースで事故直後のビデオ映像があることを隠蔽したため、プロジェクトは一時完全に頓挫する羽目になっているのである。
どうせ漫画で取り上げるならせめてこうした影の面についても言及して欲しかった。

参考Link:極東ブログ:日本もカザフスタンのウランにはなりふり構わぬ資源外交

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May 24, 2007

トラックバックスパムが急増した

Track_back_sample

 前回、著作権法に関するエントリーで批判的な記事を書いたせいなのか分からないが、トラックバックスパムが急増している。これまでも一日に数件は来ていたものの今回はわずか半日で写真の通りである。やはりあの都市伝説は本当なのだろうか。(ちなみに先日もひどかった)

参考までにスパムが多かった政治ネタの所のリンクも張っておこう。
新憲法大綱案の笑えない内容
国民を徴用せよ:義務化されるボランティアへの道
慰安婦問題における米議会調査局の報告書の検証
ホワイトカラーエグゼンプションは高所得者だけが対象ならいいのか?

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May 22, 2007

参議院選の前にネットの統制は強化されるだろう

 そろそろ参議院選が視界に入ってきたが、与党内部では今いわゆるネット上の「保守もしくは右派」と「左派」の共闘、そこまで行かなくても非自民政党に票が流れるのを恐れているという。
 たしかに阿部政権は中韓に甘く慰安婦問題でもアメリカに謝罪した腰抜けだから支持できないとか、経団連などの大手企業の言うなりで弱者を切り捨てていると言う意見はネット上ではよく見るが、どうやら本当にこうしたネット上の意見を警戒しているようなのだ。ちょうど参考になりそうな記事がForesightの6月号に載っていたので転載しよう。

「日本の政治171 参院選後を見据えての「異分子組み替え」がはじまった」より


 (前略)ここにきて意外なアキレス腱がみえてきた。

 安部首相誕生の原動力となった保守系右派が、安部離れを始めたのだ。首相の訪米直前、評論家の西尾幹二氏が産経新聞の「正論」欄で、靖国神社に参拝せず、寿郡慰安婦問題で一九九三年に当時の河野洋平官房長官が日本軍の関与を認めた「河野談話」を踏襲するなど、「後退」を続ける安部首相を厳しく批判したのだ。
 これがネット上で大きな反響を呼んだ。四月二十七日の日米首脳会談では、安部首相が慰安婦問題を自らとりあげ「お詫びしたい」と発言。これを受けてブッシュ大統領が「首相の謝罪を受け入れる」と記者会見で述べ、保守系右派の安部離れを加速させた。
 さらに靖国神社参拝もきわめて困難な状況だ。首相サイドは、中国の反発を最小限に抑えるために、誰も参拝客のいない早朝に参拝し、マスコミには「行ったか行かないか言わない」曖昧戦術をとろうとしているが、首相にほぼ一日中、共同、時事通信社の番記者が張り付いているなか、強行するのは至難の業だ。
(中略)
 だが、本人が参拝を断念したことが明らかになった場合の保守派のリアクションは「考えただけでも恐ろしい」と側近議員は漏らす。核となる保守派の支持者を失ってしまえば「支持率が50%超えたといっても、その人たちが投票所に行ってくれる保障は何もない」(自民党幹部)からだ。
 もっとも、同じ産経新聞の「正論」で、岡崎久彦元駐タイ大使がその後、阿部首相擁護の論陣を張った。こちらも保守派に影響力の強い論客だけに、安部氏にとっては大きな援護射撃となった。

 ところで気になるのは、与党内部にこうした動きに対してこうした右派・左派の意見をくみ取るのではなく、こうした動きの土壌となっているネットを規制することで切り抜けようという動きが出ているように見えることだ。ネットの規制と言うと毎回ネタとしては頻繁に出てくるものの、いつも話題だけで終わっているものだが、今回はガチな話題がいくつかある。一つは「たけくまメモ」でも取り上げられた著作権法を非親告罪にしようという修正案、もう一つは単なる奈良県警の暴走かも知れないが医療系BBS「m3」に関する走査とそれによる事実上の掲示板の閉鎖である。
 この2つを知らない人もいると思うのでごく簡単に説明すると、著作権法を非親告罪にするというのはこれまでは侵害された側が申し立てないと事件として取り上げられなかった著作権法を改正し、警察が任意で事件として取り上げることが出来るようにすると言うものである。しかし他の犯罪と違い著作権法違反にはグレーゾーンの領域が広すぎる。ある作品のパロディは許されるのか、単なる印象で似ているからと言って本当にパクっているのかあるいは偶然の一致ではないのか、昔からこうした点が問題になり多くの事例が裁判で争われたのだが未だに明確な線引きは難しいのが実情だ。しかし、これを警察が任意に事件として取り上げることが出来るようになればこうしたグレーゾーンにちょっとでもかかる表現の可否を警察が握ることになってしまう。それだけでも十分問題があるのだが、一番心配なのはこれが言論統制や利権確保に使われることである。
 そして単なるローカル事件なのかも知れないが、医療系BBS「m3」を巡る事件はこうしたネット規制の先鞭と言えるものだった。これは奈良県大淀町立大淀病院で分娩(ぶんべん)中に意識不明となり、緊急搬送先探しが難航した末、死亡した妊婦の診療情報がインターネットの医師専用掲示板に流出した問題で、マスコミの報道では医療関係者が情報を持ち出し、さらには遺族らへの中傷的な書き込みまで行ったとされている。しかし実情は大分違うのだ。詳しくは「新小児科医のつぶやき」さんの所を見て欲しいが、流出したと言われる診療情報は流出されたとされる以前からマスコミによって報道されているのが確認されている。つまり、遺族の方の言うとおりこれが非公開の情報であればマスコミがどこからか持ち出した事になるし、さらにはそれに口をつぐんでその責任をBBSに書き込んだ医療関係者のせいにしていると言うことになるのである。しかもこの事件の気持ちの悪いところはこうした事実があるにもかかわらず、奈良県警が捜査に着手したことだ。これを受けてm3は閉鎖して未だに再開の目処は立っていない。これはマスコミや県警の暴走やミスに過ぎないのだろうか? ちなみにm3は以前からマスコミの医者たたきや厚生労働省の医療費削減に対抗する議論の拠点となっていた所である。

 参院選まであと2ヶ月、ネットで政治ネタがタブーになるのか注意深く見守っていきたいと思う。

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May 20, 2007

だらだらと一日の出来事を書いてみる

 最近、休日になると家でごろごろしているばかりなので運動不足なども兼ねて新宿を散策してみた。しかし初っぱなから当日の予定を自分宛にメールしたはずが、どこか別のアドレスに送信してしまったらしくいっこうに届かない。別に大した予定ではないのだが「トイレットペーパーが切れてるから買う」などのくだらないが手遅れになると大変な事が書かれていたような気がして気がかりだ。
 それでも何とか思い出して、ジュンク堂で理科年間を買ってぱらぱらと読んでみる。しかしいつの間にか自分の知識が古くなっているのには驚いた。自分が若い頃に習った事の中にはその後新しい発見で内容が変わっているものがあるとは知っていたものの、周期表の後ろに聞いたこともない元素が並んでいたりするのである。
 その後、2年ぶりくらいに伊勢丹によってジャケットなどを眺めてみたのだが、こうしたお店に行かないと意外な変化に気づかされる。その一つはお客さんの中に外国それも中国系の人が増えたことだ。さすがにジャケットコーナーなどでは見かけないものの、鞄とかアクセサリーとか分かりやすいブランドコーナーでは結構こうした人たちが見かけられた。今、中国の裕福層は日本人以上にお金を持っていると言うが、やはりその層が来ているのだろうか。それともう一つはごく私的な事だが以前よりもちょっとフォーマルなジャケットを着ても似合うような気がしたことだ。もちろん単なる自画自賛だが、これも年を取ったと言うことなのかも知れない。学生時代にちょっと色気づいてファッションが気になっていた頃はどうにも七五三みたいになってしまって着られなかったブレザーでも、全然違和感が無いのである。まあ考えてみれば私ぐらいの年頃だと皆スーツを着ているおっさんばっかりなのだから、この手のものを着ていてもおかしくはない。むしろ私の周りだけがデザイナーなどの集団でいつまで経っても若作りなのが変なのだ。とは言え考えてみればこれはおっさんになったとも言えるわけで、嬉しいことなのか悲しいことなのか微妙なところだ。
 その後は沖縄物産展にぶち当たって思わず泡盛を買ってしまったりするのであるが、日頃よっぽど運動不足だったのだろう、わずか半日強それも都心を歩き回っただけなのに思ったよりも歩き疲れた一日だった。きっと今日はぐっすり眠れることだろう。

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May 18, 2007

実在するレーザー兵器2

 前回からさらに実在するレーザー兵器に関して資料を漁ってみたのだが、思ったより見つからない。やはり最先端の軍事技術と言うこともあるのだろうが、それよりもネットのS/N比が悪すぎるのが原因だろう。ネットでは架空兵器の比率が高すぎるのだ。
そんなわけで毎回こうした話を書く度に参考にさせてもらっている「軍事研究」のバックナンバーを漁ってみたのだが、どうやら現状ではこんな内容のものらしい。
レーザー発生装置はおそらくMIRACL(Mid-Infra Red Advanced Chenical Laser:中赤外線先進科学レーザー)で研究されていた物で、重水素とフッ素を化学反応させた際生じるエネルギーを使用する。水素でなく重水素を用いるのはレーザーの波長を大気に吸収されにくい領域にするためである。発振に電力を必要としないのが利点だが、燃料及び反応後生じる生成物も共に猛毒だという問題点がある。試験装置の出力は最大2.2MWで波長3.8ミクロンの中波長域赤外線を最大70秒連続照射出来る物である。これを光学装置により14cm四方に収縮させ目標物に照射する。
 これがどのくらいの出力なのか見当が付かないと思うので、参考までに書くと昔虫眼鏡で太陽の光を集めて虫や紙を焼いて遊んだ人も多いと思うが、直径5cmのレンズで太陽光を1mm程度に集めたものでもその強さは50mW程度に過ぎない。これでも十分紙は焼けるのだ。ちなみに金属加工用のレーザーカッターでもその出力は数100W程度に過ぎないのである。

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May 16, 2007

横着な翻訳方法

 少し前に「匂いをかがれる-かぐや姫」と言う本がちょっと話題になっていた。これはかぐや姫を始めとした日本の童話をいろんな自動翻訳ソフトで英語に翻訳し、それをまた日本語に戻した話の面白い部分を集めて作られた小説なのだが、誰もが予想したとおりその翻訳は珍妙で絶対面白くするために脚色しただろと思うくらいの出来に仕上がっている。
 だが売り物として成り立つくらい抱腹絶倒な訳になったその訳は、実は複数のソフトを使ったところにあるらしい。要するにいろんな翻訳ソフトを使って出てきたその訳の、一番面白くなりそうな迷訳部分をチョイスして作った訳である。
 最初にその話を聞いたときは、ふーんそんなものかと思っていたが、実はここには重大なヒントが隠されている。つまり逆に使えば結構自動翻訳でも使える文が作れるかも知れないのだ。それに気がついたのは必要に迫られて膨大な英文を読まなくてはいけなくなったからでもあるが、下手に辞書片手でもちまちま読んでいたらいつ読み終わるかわからない状況でだったので、早速試してみることにした。
 結果は期待していたほどのものではないものの、やってみるだけの価値はあるものだった。複数の日本語を付き合わせ、それでも分からないところは原文を当たればいいので遙かに早く読めるのだ。とは言えこれはある程度元の言葉が分かっていることが前提になるだろう。結局日本語訳が駄目なところは原文を読まねばならないし、もっともらしい誤訳があったなら検証するすべが無いからだ。
 そうした点ではまだ機械翻訳はバベルの壁を越えるツールにはなりそうもないものの、使い方次第では結構役に立つツールになったと言えるだろう。

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May 14, 2007

日本でもミサイル迎撃用の高出力レーザー兵器開発を始めるらしい

 なんか急にアクセスが増えたと思ったら、いつの間にか日本でもミサイル迎撃用の高出力レーザー兵器開発に着手することになったらしい。

<ミサイル迎撃>高出力レーザー兵器開発に着手 防衛省方針


 防衛省は12日、ミサイル迎撃のための高出力レーザー兵器の研究、開発に来年度から着手する方針を決めた。来年度予算の概算要求に盛り込む方針だ。北朝鮮のミサイル発射や核実験で日本上空の脅威が高まる中、日本の防空機能を強化する狙い。まずは本土防衛に直結する地上配備型レーザーの研究、開発を目指すが、将来的には航空機搭載レーザー(ABL)についても検討する。
 日本は現在、弾道ミサイルの迎撃手段として(1)地上配備型の「PAC3」(2)イージス艦に搭載する海上配備型の「SM3」——の2本柱で両迎撃ミサイルの配備を進めている。PAC3はミサイルが大気圏に突入後、着弾するまで、SM3はミサイルの大気圏外の飛行中の迎撃を想定している。これに対しABLは、弾道ミサイル発射直後の撃ち落としやすい段階での迎撃手段として米国が開発を進めている。
 ABLについて日本はこれまで、発射国上空の迎撃が領空侵犯につながったり、ミサイルの攻撃目標が日本であることが判明する前に迎撃すれば、憲法解釈が禁じる集団的自衛権の行使となる恐れがあるため、研究や開発には慎重だった。
 しかし、1日の日米安全保障協議委員会(2プラス2)でミサイル防衛(MD)分野での協力強化がうたわれた。米側からABLの開発に対し協力を求められていることや、北朝鮮の脅威が昨年7月のミサイル発射で顕在化したことから、慎重姿勢を転換させる方針を固めた

5月13日3時4分配信 毎日新聞

いや別に面白そうでいいんだけど(不謹慎)、イスラエルとアメリカが開発中のTHELに準じたものだとすると、あんな射程が短くて運用に猛毒のフッ化重水素(DF)化学レーザーを用いるもの(注)をいったいどこに置くのだろう。そうでなくても弾道ミサイル防衛(BMD)のための地対空誘導弾パトリオット3(PAC3)の展開地周辺に高層マンションが出来て大問題になっているというのに(なんでも撃つと窓ガラスが全壊するらしい)、また新たな騒動が起きるのだろうか。

注:念のため書いておくがもちろん普通に運用する限りフッ素が外部に漏れることはない。

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May 13, 2007

アメリカの早期警戒衛星の情報ようやく日本も共有可能に

 2年ほど前に、アメリカの早期警戒衛星の情報を日本が利用できるようになると言う件について書いたことがあるが、それがようやく実現に向けて歩み始めるらしい。話しが出てから実に2年以上も経つ上に、未だに計画だけで実際の運用になっていないことに正直あきれているのだが、とりあえず記事を下に引いておく。

日米で防空情報を共有 迎撃機能強化、合意へ

 日米両政府は5月1日のワシントンでの日米安全保障協議委員会(2プラス2)で、ミサイル防衛(MD)システム整備の一環として、防空情報共有システムの構築で合意する。将来的には、米国とカナダが共同でミサイルや航空機の監視・識別を行っている北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)の東アジア版を目指す。日本は憲法で米軍との武力行使の一体化が禁じられているため、現時点で同様の司令部は作れないが、情報共有を一層進めることで日米同盟強化を具体化する。
 (中略)
実際、重複する迎撃能力を有効に機能させ、北朝鮮から10分程度で到着する弾道ミサイルを迎撃するには、発射や軌道に関する情報を瞬時に共有する必要がある。双方が同じ目標を狙ったり、逆に、お互いに相手任せになって迎撃できなかったりする危険が生じかねないためだ。
 ただ、米側はイージス情報持ち出し事件などで日本側の情報管理体制の甘さに懸念を示していることから、2プラス2では、情報共有の強化を確認する一方、作戦情報を含む秘密保全を強化するための「軍事情報に関する一般的保全協定」(GSOMIA)の締結で合意する。
 具体的には、米国の早期警戒衛星からの弾道ミサイル発射情報、イージス艦、新型地上レーダーFPS5からの軌道情報を日本国内の自動警戒管制組織に集約、日本側から米側にリアルタイムで提供する方法を検討。これにより、米側からより精度の高い情報を入手することが期待できる。
 両国は情報共有の実効性を担保するため、日米情報共有協定の締結も視野に入れている。
 現在、海上自衛隊と米海軍は、「リンク16」と呼ばれるデータ通信システムを通じて防空、対潜情報を共有しているが、MDに関する情報共有は緒に就いたばかり。空自は今年3月から、航空機を識別し、航跡情報を伝達する自動警戒管制組織を、弾道ミサイル対処機能を持ちリンク16に対応した新しいシステムに更新し始め、21年度の完成を目指している。
 自衛隊は3月末、航空自衛隊入間基地(埼玉県)に地上から弾道ミサイルの弾頭を迎撃する地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を配備、今年末には、海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を搭載したイージス艦が稼働する。在日米軍も嘉手納基地(沖縄県)のPAC3などを運用している。
(2007/04/27 08:11) 産経新聞

とは言え話しはこれからだ。なにせ線をつなぐだけで共有できる訳ではないし、プロトコルやフォーマットから色々と規定しないと情報は伝わらないし、それをどう運用するかも決めねばならない。その間に何か無いことを祈るばかりである。

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May 12, 2007

図録「王立科学博物館」を購入した

The_royal_myseum_of_science

 意外と話題になってないようだが、4年ほど前にタカラから発売された食玩「王立科学博物館」のムックが出ていたので購入した。単なるムックにとどまらず、アポロ17号で最後に月に行ったサーナン宇宙飛行士のインタビューなどもあり(これ自体は以前MONOマガジンに収録されていたものだが)、盛りだくさんの内容になっている。
 これまで出た「王立科学博物館」関係の全ての記事やモデルなどを収録した集大成と言えるだろう(むろん食玩だけは入ってないが)。

 正直宇宙好にはぜひともお勧めしたい内容なのだが、それにしても殆ど話題になっていないのは残念だ。

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May 11, 2007

勝手に書いてくれる日記とそれを通してつながる文化

ライブドアの新ブログサービス“nowa”以来、次のBlogサービスのネタが話題になっているようだ。
そんなわけで私もちょっと便乗して、以前考えた次世代Blogサービスのネタを披露したいと思う。
基本的には次のネットの主流を占めるサービスは携帯にかなりシフトしたものになると思う。若い人たちの携帯の普及率やネットと携帯の利用状況を見る限り、ネットの盛り上がりは現状がピークで後はじわじわと携帯などの他の通信手段に食われていくと思うのだ。
 そんな状況で次に普及するものは、当然携帯文化の影響を強く受けたものになり、しかもWebやSNSの美味しいところを取り込んだものになるだろう。
 それを具体的に書ければ結構それだけで美味しい思いが出来そうだが、残念ながらとてもそこまでは思いつかないので以下、思いついたことだけをメモ書きするに留めたい。

・携帯のカメラ機能を拡張してフォトブックみたいな物を作成する。ソーシャルフォトアルバムみたいなものか?
・気に入った物があれば、登録しておけば後は自動でその商品コードを拾ってそれに関する情報を収集できる。今のバーコードや無線タグがさらに進化したようなもの?
・写真やメール、お気に入りの物を回覧させる機能があって、その履歴(○○さん→××さん→…)を回したり(もちろんステルスモードもある)、バトン風にアンケートなどを足せる。(マーケティングと結びつくと最強、スポンサーも付きそうだ)
・WebページやBlog程ではないミニプロフィールページを携帯(実態はサーバー上にある)に登録して、特定のメンバーに見せたり、足跡を見たり。(もうあるのかも知れない)
・後こうしたものを作るのは面倒だけど何かBlogや日記的な事をしたいための人の為に、こうした履歴から自動でミニ日記(感覚的には公開ブックマークや共有写真サービスに近い物)を作って、許可した部分や相手に対して公開する。これは以前、ポストペットの最初のアイディアが「ゲームは面白そうだけど、やるのが面倒だから勝手にやってくれるゲームは無いかなあ(うろ覚えです)」と言う事だと制作者の八谷和彦氏が語っていた事から思いついたアイディア。

まあ、こんな所だろうか。

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May 10, 2007

竹炭入り黒パイ

Black_pai
たまたまコンビニエンスストアを覗いたら、無印良品の竹炭入り黒パイと言うのを見つけてつい買ってしまった。美味そうというのもあるが、それよりも「竹炭入り」と言うキャッチフレーズに惹かれたというのが正直なところだ。味は胡麻が入っているせいもあり想像以上に美味しくて、また買ってみたいと思っている。
ところで炭入りの食品を最近よく見かけるのだが何か流行っているのだろうか。炭入り食品と言うと真っ黒な見かけもあってぎょっとする人も多いかも知れないが、実は私は結構興味を持っている。それというのも以前、椎名誠がサハリン旅行の話で書いていたロシア製の錠剤で炭をベースにした恐ろしく二日酔いに効く薬があると書いていたのを読んだからだ。なんでもその薬の効き目は絶大で事前に飲んでおけば例えウオッカであっても酔わないと言うほどなのだ。以前は興味はあるもののとても日本では入手出来ないだろうと思っていたのだが、最近調べてみると炭入り食品ブームのおかげだろうか、ロシア製の例の薬はないもののサプリメントとして様々な炭の錠剤が売られていることが判明した。どれもサプリとして毎日健康のために取るもののして、二日酔い予防薬の効能を謳っているものは無いのだが、成分が同じな以上きっと効くに違いない。いずれ試してみたいと思っている。

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May 09, 2007

わずか178kのプログラムによって生成されたムービー

M_memo1

M_memo2

M_memo3

M_memo4

FumuFumu-Q経由で知った、わずか178kのプログラムによって生成された画像。メガデモと言うどれだけ小さなプログラムでどれだけ複雑で格好いいデモ映像を作れるかというのを競う文化がAmigaと言うパソコンを中心にあったが、その文化は脈々と生き続けていると言うわけだ。
 リンク先のファイルを解凍してクリックすると、最初にテクスチャーを生成しその後、約7分ほどの写真のような素晴らしいムービーが再生される。ちなみに音楽もちゃんと付いているのでそれも合わせて見て欲しい。
 それにしても少し前のSIGGRAPHのフィルムショーで上映されるような映像が、もうこんな小さなプログラムで自動生成される時代になったと思うと感慨深いものがある。

なお必要なハードウェア構成は以下の通りだ。
最小構成:
pentium4 2GHz or Athlon 2000+ (SSE)
512MBメモリ
Pixel Shader 2.0
128MB ビデオメモリ
DirectX 9.0c

推奨構成:
Core2Duo or Athlon x2 (2.4GHz以上)
1GB メモリ
GeForce7600 / Radeon x1600 以上
256MB ビデオメモリ

ダウンロード先:pouet.net

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May 08, 2007

実は意外に誰でも買える日本刀

連休中に実家帰った折、何故か歴史専門の書店が出来ていたので寄ってみた。そこで「図解 日本刀大全」と言う本を見つけて思わず買ってしまったわけだが、そこで知った意外な発見として日本刀は案外誰でも買えるものらしい。詳しくは日本刀を売っている専門店「銀座長州屋」のページから一部引用するが以下のような事らしい。

(前略)
 事実、銃砲類はその所持に際して、所持者の人格や保管方法等が厳密に定められており、その管轄は警察庁となっております。一方、 日本刀類は日本刀自体に登録証が附帯していれば、誰でもその所持が可能で、銃砲のように所持者の人格審査や保管場所に関する規制などは一切ありません。さらに、日本刀類の管轄は文部科学省となっています。これは、我が国固有の美術品である日本刀の保存を主目的としたものです。具体的には、国宝・重要文化財・重要美術品に認定された日本刀類は国外への持ち出しが基本的に認められておりません。これは、とりもなおさず日本刀の美術性・文化性が考慮されてのことです。

 しかしながら、所持者の行動次第では武器にもなり得る日本刀の現在の所有者は明らかにする必要があります。そのため、購入した人は購入から二十日以内に所有者変更届を、各都道府県の教育庁あるいは教育委員会まで郵送で届け出する必要があります。このように『登録証』が発行されている刀であれば誰でも所有し、売買あるいは相続できるにもかかわらず、未だにこの『登録証』のことを許可証と呼んでいる方もおられ、間違った認識を広める原因となっております。再度申し上げますが、日本刀には猟銃のような所持許可証は存在しないのです。

この『登録証』は日本刀を運ぶ際にも必要です。鑑賞や研究、あるいは演武を目的として運ぶ場合にも、自家用車はもちろんのこと電車やバス、飛行機でも、『登録証』さえ附帯していれば運搬の自由は保証されております。街中で警察官に呼び止められて所持を注意されることもなく、没収されることなどあり得ません。ただし、刀を腰に差して歩いたり、杖に仕込んで持ち歩いたりすることは、所有の目的から逸脱することになるのでできません。日本刀類の主たる用途は、鑑賞にあるからです。

そんなわけでその気になれば(そしてお金があれば)明日にでも私や貴方も日本刀のオーナーになることは可能なのだ。何となくロマンをそそられる話しではないだろうか。(いや、買わないけど)

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May 07, 2007

GWが終わったわけだが

 連休が終わった。CG制作やWebそしてなりよりゲーム関係の仕事をしているとまともに連休を取れることもなく、いつの間にかすっかりGWに何かするという習慣を無くしてしまった。それが昨年に続いて今年も珍しく歯抜けは有りながらも休めると今度は逆にやることが無くて困ってしまう。
 正確に言えばやるべき事はいくらでもある。貧乏性なのでいつの間にか趣味もノルマ化してしまう性分なので、ラジコンヘリのトレーニングやおそらく今書いているBlogでさえ、半ば義務と化しているのだ。そして何より何故か未だに続いているロシア語の学習はブラックホールのように時間を吸い込み、いつになったら成果が出て抜け出せるのか見当も付かない状況だ。
 しかしやりたいこととなると意外にない。昔は無駄なエネルギーに満ちていて宇宙開発や軍事ネタ、あるいはトリビアなどを勝手に調べて嬉々としてネットに書いていたこともあったが、今となっては大抵の事はGoogleで調べれば出てくるし、センシティブなテーマはどこからかコメント欄に爆撃をする人たちがいる事もあり書きたいとも思わない。ごくマイナーなテーマでは今でも誰も書かれてないものもあるのだが、英語で探すと実は結構見つかったりして、どちらかというと趣味の調べ物というよりは翻訳練習になってしまう事もありこちらもあまりそそられない。
 これは気力が衰えているのだろうか? いわゆる鬱の症状があるわけではないのだが、確かに特別やりたいと言うものは最近少ない気もする。
 そのうち何かまた面白いテーマが見つかるだろうか? いつかはソ連の宇宙開発を裏で一手に支えた主任研究員セルゲイ・コロリョフがスプートニク打ち上げ成功の報告を聞いたときに言ったような「私が生涯をかけて待ち望んだのは、ただこの日のことだ!」と言えるような日を迎えたいものである。

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May 06, 2007

フライパンでカルボナーラー作りに挑戦した

Carbonara_1

Carbonara_2

Carbonara_3

Carbonara_4
 以前ちょっと話題になった、フライパンでカルボナーラーを作ると言うのをやってみた。
実は私はスパゲッティはカルボナーラーだけは鬼門で過去何度も作っては失敗しているのだが、なんでもフライパンで作るやり方は簡単でしかも美味しいというからには試してみる価値はあるだろう。
 作り方はここを見て欲しいのだが一応はしょってこちらにも書くと、フライパンでまずベーコンを炒め、そこに水を足して沸騰した中にパスタを入れ、煮立ったら卵と粉チーズもしくはすり下ろしチーズを混ぜたものを入れて固まりきる前に手早く火から下ろせば出来上がりだ。卵を入れる直前に塩で味を調え、皿に盛ったら胡椒を振る。

 で作ってみた感想だが、さすがに簡単と言われているだけあって、自分にもようやくまともなカルボナーラーを作ることが出来た。ただポイントとして以下の事を注意すると良いだろう。
・水の量はガス器具によってレシピと異なってくる事が多いので、途中で水が足りなくなる惨事を避けるため沸騰したお湯をそばに用意しておくと良いだろう。
・今回チーズはパルミジャーノレッジャーノの固まりを摺り下ろして使用した。これでもかと言うほど入れるのが美味くなるポイントだ。
・煮詰まってくると火加減は非常にシビアになってくる。幸い失敗しなかったが鍋に大分こびりついてしまった。

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May 05, 2007

新憲法大綱案の笑えない内容

自民、民主、国民新など超党派の保守系議員有志でつくる新憲法制定促進委員会準備会が発表した新憲法大綱案の内容が北海道新聞で取り上げられたのだが、その内容が頭が痛い。

 自民、民主、国民新など超党派の保守系議員有志でつくる新憲法制定促進委員会準備会(座長・古屋圭司衆院議員)は二日、天皇を国家元首と明記し、「防衛軍」創設などを盛り込んだ新憲法大綱案をまとめた。三日に東京都内で開く憲法フォーラムで正式発表する。
 大綱案は提言の形を取っており、天皇制については象徴天皇制を維持しつつ、条文で天皇を国家元首と位置づけ、皇位継承権は男系男子に限定する考え方を示した。
 戦力の不保持と交戦権否認を定めた現行憲法九条二項は全面削除。首相が最高指揮権を持つ「防衛軍」を創設し、「国際社会の平和と安定に寄与できる」ことを明記するとした。集団的自衛権行使の権利明確化、国民の「国防の責務」、軍事裁判所の設置、憲法改正発議要件緩和も打ち出している。
 準備会は今後、現在二十五人の参加議員を拡大して「新憲法制定促進委員会」を発足させ、大綱案をたたき台に条文化作業に入り、各党の憲法論議に反映させる考えだ。

 すでに「はてなブックマーク」を初めとしていろんな所で突っ込みが入っているが、元の文が憲法案だけあって分かりづらいので、いくつかかいつまんで取り上げてみたいと思う。
 まず前提として憲法の定義が根本から間違っている。小室直樹先生の受け売りではないが、憲法とは国民を縛るためのものではなく、国家を縛るための命令なのである。具体的には第98条に以下のような内容ある。
「この憲法は、国の最高法規であって、その条規に反する法律、命令、勅令及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない」
これによって仮に政府が暴走しても歯止めがかかるようになっているのである。振り返って新憲法法案を見てみるとやたら国民の義務や責務ばかり強調する記述ばかりが目に入るが、こうした内容は憲法で規定するものでは無いのが分かってないのだろうか。

 もう一つとても妙なのが以下の部分である。

権利には義務が、自由には責任が伴うという共同社会の基本原則、および基本的人権の普遍的価値を承認しつつ、わが国の歴史、伝統、文化に基づく固有の権利・義務観念をふまえた人権条項を再構築し、現代の要請に対応する新しい人権を積極的に導入する。

人権と言った場合、民主主義国では普遍的なものとして扱われる。もちろんローカルな違いや国情により制限されることに違いはあるもののの、少なくとも「人権」自体は共通のものであることが前提だ。だからこそアメリカがあんなにうるさく人権問題で他国に口をはさむのだし、我が国は独自の人権があると言っている、中国やイスラム諸国(の一部)が批判されているのである。この草案を作った議員の方々は日本もそうした国の仲間入りをさせたいのであろうか。しかも続く構文にはこんな内容まである。

「公共の福祉」という曖昧な概念に代え、人権の制約原理として、「国または公共の安全」、「公の秩序」、「他者の権利および自由の保護」など、より明確な概念を規定する。

国と公共はイコールではない。だからこそ公共の利益を守るために国を訴えた裁判などが起こるのではないか。この新憲法下では国の責任を巡る行政訴訟などは違憲になるのだろう。

他にも基本的人権の項目の中に「多神教的風土に配慮した政教分離原則の緩和」とあるが、多神教的風土だからこそ国が単独の特定宗教を支持しないのではないか? それに公明党が与党の現状で政教分離原則の緩和と言うのも薄ら寒いものがあると思うのだが、そんなことは気にならないのだろうか。

 まあこうして突っ込んでいくだけでキリがない代物なのだが、この綱案を作った議員の面子を見ると「図書館に所蔵資料の訂正を求める」戸井田とおる議員や「祖国のために命をささげるエリートを育てて血を流して戦わせよう」と主張する稲田朋美議員などがいるのだから、ある意味当然とも言える内容なのかも知れない。


関連Link:天皇は国家元首、九条二項は全面削除だそうで

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May 04, 2007

招集状が来た

Express_mail

 以前も書いたが私は稀少血液(RH-O)なので、時々血液センターから呼び出しがかかる。
連休中は献血に応じる人が少ないのだろうか、また招集状が来たので連休の外出がてらちょっくら献血センターに寄ることにしよう。

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May 03, 2007

庭に咲いていた花

Forb_flower

庭に咲いていた花。雑草なのだろうが結構綺麗な花を咲かすものだ。

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May 01, 2007

国民を徴用せよ:義務化されるボランティアへの道

 4月29日の読売新聞の記事によると厚生労働省は、介護保険と連動させた高齢者ボランティア制度を考案し、全国の市町村に普及させていく方針を決めたそうだ。

 厚生労働省は、介護保険と連動させた高齢者ボランティア制度を考案し、全国の市町村に普及させていく方針を決めた。
 積極的に社会参加してもらうことでいつまでも元気でいてもらい、介護給付費の抑制につなげる考えだ。
 参加を促すため、活動実績に応じてポイントが獲得できるようにし、ポイントで介護保険料などが払えるようにする。大型連休明けに各市町村に通知する。
 制度案によると、対象は原則65歳以上の高齢者。高齢者施設で食器を並べたり、高齢者の話し相手をしたりするなど、様々なボランティア活動に参加してもらう。ボランティアで得たポイントは、介護保険料や介護サービス利用料の支払いのほか、自分が頼んだボランティアへの謝礼として使えるようにする。

 一見美しい話しに見えるがよく考えればこれはとんでもない政策だ。現在政府の方針は今9000ある病院を3000まで減らし、100万床ある急性期(普通の病気)ベッドを50万床に、療養型病床を廃止すると言う方針で明らかなように、露骨に医療保険を削減する事を目指している現状でこれを行えば、低所得者ほどボランティアにかり出されボランティア参加による減免の恩恵など必要としない高所得者は参加しないと言うことになる。つまり貧乏人は老後の保障が欲しければ体が動くうちに労働奉仕せよと言うわけだ。しかも低所得層は生活のために例え高齢になっても仕事をせざるおえない人が多いのに、無料奉仕にかり出されるということになる。
 ちなみに厚生労働省では急速に問題化している医師不足についても、免許制度を変更して研修医の段階で地方の医者不足の地域に行くことを義務づけることで解決を狙っている。しかしこれも医療系Blogで指摘されていたが、技量不足の研修医を指導する医者もろくにいない地域に送り込んだら、医療事故が起こるのは火を見るよりも明らかだ。

 阿部政権は立ち上げ時に「若者に農業に就かせる「徴農」を実施すれば、ニート問題は解決する」と言う発言が出て散々ひんしゅくを買った上に、その後も教育改革で奉仕活動、ボランティア活動を必修化を目指しているが、どうやらあらゆる問題は国民を無償で徴用すれば解決できるとでも思っているに違いない。

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