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May 14, 2007

日本でもミサイル迎撃用の高出力レーザー兵器開発を始めるらしい

 なんか急にアクセスが増えたと思ったら、いつの間にか日本でもミサイル迎撃用の高出力レーザー兵器開発に着手することになったらしい。

<ミサイル迎撃>高出力レーザー兵器開発に着手 防衛省方針


 防衛省は12日、ミサイル迎撃のための高出力レーザー兵器の研究、開発に来年度から着手する方針を決めた。来年度予算の概算要求に盛り込む方針だ。北朝鮮のミサイル発射や核実験で日本上空の脅威が高まる中、日本の防空機能を強化する狙い。まずは本土防衛に直結する地上配備型レーザーの研究、開発を目指すが、将来的には航空機搭載レーザー(ABL)についても検討する。
 日本は現在、弾道ミサイルの迎撃手段として(1)地上配備型の「PAC3」(2)イージス艦に搭載する海上配備型の「SM3」——の2本柱で両迎撃ミサイルの配備を進めている。PAC3はミサイルが大気圏に突入後、着弾するまで、SM3はミサイルの大気圏外の飛行中の迎撃を想定している。これに対しABLは、弾道ミサイル発射直後の撃ち落としやすい段階での迎撃手段として米国が開発を進めている。
 ABLについて日本はこれまで、発射国上空の迎撃が領空侵犯につながったり、ミサイルの攻撃目標が日本であることが判明する前に迎撃すれば、憲法解釈が禁じる集団的自衛権の行使となる恐れがあるため、研究や開発には慎重だった。
 しかし、1日の日米安全保障協議委員会(2プラス2)でミサイル防衛(MD)分野での協力強化がうたわれた。米側からABLの開発に対し協力を求められていることや、北朝鮮の脅威が昨年7月のミサイル発射で顕在化したことから、慎重姿勢を転換させる方針を固めた

5月13日3時4分配信 毎日新聞

いや別に面白そうでいいんだけど(不謹慎)、イスラエルとアメリカが開発中のTHELに準じたものだとすると、あんな射程が短くて運用に猛毒のフッ化重水素(DF)化学レーザーを用いるもの(注)をいったいどこに置くのだろう。そうでなくても弾道ミサイル防衛(BMD)のための地対空誘導弾パトリオット3(PAC3)の展開地周辺に高層マンションが出来て大問題になっているというのに(なんでも撃つと窓ガラスが全壊するらしい)、また新たな騒動が起きるのだろうか。

注:念のため書いておくがもちろん普通に運用する限りフッ素が外部に漏れることはない。

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Comments

 このレーザー砲搭載車の予想CGは、もうネットで見れますね。(<昔の怪獣映画にメーサー砲車なんてのが出て来たけど、正にその世界…w)

 やはり車載型になるんでしょうかね。レーザー搭載トラックっていうのは、もう米軍は作り上げてるみたいですけど…
 この米軍のは大型トラックに装置電源一式全部搭載する様ですけど、防衛省のレーザー車の予想CGは二両に別れてますね。片方がレーザー砲積載車で、もう片方は電源者かな。

Posted by: 通りすがりの者 | July 20, 2013 at 08:39 PM

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