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June 03, 2007

アニメーターはパチンコ・パチスロ業界に流れるだろう

 アニメーターの賃金が低いことは今や有名な話しだが、それでも日本では多くのアニメーションが作られている。つまりそれでもまだ多くのアニメーションを作るだけのアニメーターが(中国などに下請けに出すなどしてアウトソージング化しているとはいえ)まだ存在していると言うことなのだろう。
 だがアニメーションを作ることが出来るもっと待遇の良い仕事が他にあったらどうだろう。実は少し前までのゲーム業界がこうした条件を満たす職場だった。そのためアニメーター上がりでゲームのグラフィックをやっている人を見かけたものだが、意外に少ないというのがかつてその業界で働いていた時の感触だった。おそらくゲームの仕事は微妙にアニメーションと違うところがありそれがアニメーターの移動を阻んでいたのだろう。また、ゲームが3d化するにつれ求められるスキルも3DCGやプログラム寄りのものが増えてきて、それがまたアニメーション業界からの人の移動を阻んできたと思われる。
 しかし最近はまた流れが変わってきた。それは以前CGの話しでも書いたようにパチンコ・パチスロがこうした人たちの受け皿になりつつあるからだ。以前も書いたようにいまのパチンコ・パチスロには液晶画面が搭載され、しかも最近のパチスロ機は「エヴァンゲリオン」や「北斗の拳」を初めとして昔のアニメ漫画ネタに満ちている。そのためそのグラフィック周りを作る作り手としてアニメーターが切望されているというのである。CG業界もパチンコ業界の仕事の比率が増えつつあるが、アニメ業界もまた同じような状況なのだろう。

 それにしてもいつまで経ってもアニメーターの賃金が改善されたという話しを聞かないが日本はこうしたゲーム・アニメ文化を本当に育てるつもりがあるのだろうか。このままではこうしたコンテンツを作る作り手は皆パチンコ業界に食われてしまうのかも知れない。

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