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July 30, 2007

参院選後に起こること

 参院選が終わった。まあその総括については陰謀論や電波系も含めて各種いろんな話しが各所で書かれるのだろうが、時治ネタだし私もちょっと便乗してその後の話しを予想してみよう。

・自民党が公明党と結託して参院の選挙制度改革法案を出し、参議院の影響力をそぎ落とす。
以前エントリーで書いたネタ。詳しくはそちらを参照してほしい。

・選挙違反が盛大に取り締まわれ主に民主党がやり玉に挙げられるが、なぜか一番盛大にやっている公明党関係者は見逃される。
まあ毎年の事だがな。

・小沢一郎代表が爆弾発言を行って代表の座から下り、民主党内で再編成が進む。
ユーラシア21研究所の吹浦さんが元ネタ。これは予想と言うよりはこうなった方が面白い望ましいと言う話し。溜池通信7月25日でストーリー仕立てになっているのが面白いので、詳しくはそちらを見て欲しい。(注)

注:リンク先は新しい記事になっているので、時間が経つとリンク切れになります。その際は不規則発言のバックナンバーの2007年7月の記事を探してください。

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July 29, 2007

参院選だし政治ネタを貼っておく

 今日は参院選なので本当は気の利いた政治ネタでも書こうと思ったのだが、そんな物がすぐに書けるはずもないので、例のごとく2chで見つけた各政党の評価などを貼ってごまかしておく。
コピペの内容は辛辣だがある意味鋭い点がある。私の周りでも今の政治は駄目だが投票するところがないと言う意見はしょっちゅう耳にするからだ。

ID:lfLEVb/NO
自民………金持ち優遇と庶民いじめでしかも嘘つき
民主………自治労日教組の売国ブーメラン
公明………カルト宗教犬作教
社民………論外
共産………未だに共産主義思想を引きずるバカ
国民……そんな政党あったっけ?
日本……そんな(ry
新風……どう見ても893です本当にありがとうございました

402. Posted by   2007年06月29日 15:31
米374
期待できるまともな党なんて存在しない
チョン優遇に目を瞑る事ができればワープア救済民主
実現不可能な理想の社会主義を追求するなら共産
社民公明は売国過ぎて危険なので万が一ですら選択肢には無い
良く言われる新風だけれども極右だけあって緩い物は弾圧
ロリ・ヤオイ・同性愛これらはとりあえず全滅する
恐らく二次元的萌えは絶滅する予定
硬派な政党である事は間違いない

502. Posted by   2007年06月29日 15:59
白で入れるぐらいなら共産に入れた方が良さそう。
毒でも使わないともう・・・

403. Posted by Posted by 2007年06月29日 15:31
外国に逃げるよーん

私もかなり白票で出したい気もしないでもないが、それでは公明のような組織票を持っているところを利する事になってしまう。そんな訳であてになるかはわからんが下のようなものを参考にして何か書いて入れて欲しい。

毎日ボートマッチ「えらぼーと」
毎日新聞が製作したアンケートの答えがどの政党の答えに一番近いかをパーセントで表示するページ。アンケート自体が偏向していると言う指摘もあるが、何かの参考にはなるだろう。

政権を取っていない党のすること/10、20、50議席(指輪世界の第二日記)
政権が取れなくても一定の議席をとるとこうした事が出来ると言う具体例。及びある政策を実現させたり、賛成はしているけど手法がなあと言うときにどうコントロールさせる仕組みを投票を通じて組み込むかと言うこと。

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July 26, 2007

私が中古品を買う理由

 最近気がついたのだが、洋服などのサイズの制約があるものを除くと中古品ばかり買っている。カメラや時計は言うまでもなく、石油ストーブまでもリサイクルショップで買ったものだ。
 理由はいくつかあるが、なんと言っても最初にあげられるのは値段が安いと言うことだろう。ブランド品や絶版物のような一部の例外を除けば新品の半分以下は普通だし、家具などのようにあまり捌けないものともなると1/100と言うものさえ存在する。以前、ビクトリア朝時代のアンティーク家具を専門に扱っている所で見かけた巨大なキャビネットなど、見る度毎に値段を下げ最後は数万円にもなっていて可哀想なくらいだった。しかも品質も悪くなくきちんと捌けば数百万は下らないのではないだろうか。ただサイズがとても日本の家には置けないほど巨大だったのが全ての敗因だったのだろう。
 余談が長くなった。他の理由としては既に中古しか売ってないからというのもある。アンティークと呼ばれるものは皆そうだし、そうではなくてもファンヒーター以外の石油ストーブやフィルムカメラなどは絶滅危惧種と化しているのかまず店頭では見つからない。これらもリサイクルショップや中古ショップを回れば普通に程度の良いものが見つかるし、得てして値段も安いのだ。注意すべき点は単なる実用品を買う気なら、あくまでリサイクルショップや中古店を回ることだろう。専門店やアンティークショップはマニアが特定の絶版品を探すらしく、単なる日常品の用に見える物でさえ信じられない値が付いている事があるからだ。
 ところで中古品を買っていると言うと、たいてい聞かれることの一つに「人が使っていたのに気持ち悪くないの?」と言うのがある。だが私にとってはそちらの方が好ましい。別に使っていた味わいがとか言うのではなく、単に使い方が雑なので逆に新品だと気を遣って困るのだ。なにせ高価なカメラでさえ無造作に通勤鞄にぶち込んで使っていてあきれられた位である。壊れてしまっては困るが小さな傷や汚れなら気にしない分、最初から付いていた方が安く買えるというものだ。それに精密機械や電気製品の場合、市場に残っている物は既に淘汰された動作の良いものなので初期不良が無いと言うのもありがたい。日本では信じられない話だがかつてロシアでは車などの工業製品は中古品の方が高かったという噂があったのも、こうした事情によるのだろう。

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July 24, 2007

次回参議院選挙で政権交代のミスリードをする人たち

 昨日のネタ絡みでちょっと参議院選挙の話題が出たついでに補足しておくことにする。
まず意外に知られてないようなので驚いたが、今回の参議院選挙は直接国政に結びつくものではない。
 例え参議院で過半数を得たとしても「衆議院優越」の原則により内閣総理大臣の決定権は衆議院にあるからだ。また法案に関しても例え衆議院が反対しても再度、衆議院で賛成すれば成立するので、これも参議院の優越は関係ない。極端な言い方をしてしまうと参議院の過半数を得ても得られるのは時間稼ぎだけと言うわけだ。
 それどころか恐らく今回の選挙で与党が過半数を取れなかった場合、雪齋こと櫻田 淳氏の6/19のBlogによれば与党は参議院の弱体化を計る手があるという。確かに先程書いたシステムを見れば分かるように、例え過半数を握っても参議院は衆議院の決定を覆せないのだから、自民党が公明党と結託して参院の選挙制度改革法案を出してくれば参議院の「影響力」などいくらでも削げる訳だ。また自民は民主党内部からの寝返り候補を出そうと工作を進めていると言われている。そんなわけで今回の選挙で例え野党が勝ったとしても、野党の影響力拡大のハードルは低くない。それどころか影響力を強めることさえなかなか難しい事なのである。

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July 23, 2007

ちょっとしたメモ(日経ビジネスのトヨタの賃金の話し)

 Niftyの一部の機能がメインテナンスだったのにだまされて、Blogも更新をさぼっていた。いや単にそれを口実にしてほっておいただけの話しだが。

そんなわけもあって今回は手抜きのメモ。はてなブックマークでも話題になっていた、日経ビジネスのトヨタの賃金の話し。
自動車工場で奴隷として働いているオマエら、目玉よく見開いて読め
単純に書けば高い高いと言われている日本の賃金はトヨタの例を見ると、アメリカの1/3程度に過ぎないと言う。ちなみにこれは別にトップのエリート達の話しではない。
 余談だが早速コメント欄で、選挙運動とからめて揶揄する意見が書かれているようだが、次の選挙は参議院で別にどんなに自・公が負けようが政権交代には繋がらないのに、どうして民主が政権を取ったらとか言うのだろう。

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July 21, 2007

鞄探しの憂鬱

 洋服では良くある話だが、買ってから使えなくて「しまった」と思う物が皆一つか二つはあると思う。私の場合は鞄がこれに当てはまる。鞄ぐらい洋服のようなサイズが合わないと言うこともないのだから、失敗することは無いだろうと思われるかも知れないが、それがうまくいかないのだ。
 理由はいくつかあるようだ。一つは思ったよりも使い勝手が悪いケース。私は文房具はもちろんのことiPodやコンパクトデジカメなどをごちゃごちゃと持ち歩く悪癖がある上に、たまにやたら大量の本や資料を無理矢理持ち歩くので、きちんとした仕切りが鞄の中に無いと困るのである。また無造作にカメラなどの精密機器を入れるので外側が丈夫で内側がソフトな事も重要だ。そうじゃないとカメラ類は傷つくし、本は折れるし大変なことになってしまう。かといって頑丈なら良いかというと今度は重くなると言う問題がある。なにせ最近はピーク時を避けられるから良いものの、混雑率ではNo1クラスの電車で移動するからだ。しかもそれは並大抵の強度では務まらない。過去いろんな鞄を使ってきたが、たいていの鞄はどんなに丈夫そうに出来ていてもしばらく使っている内に取っ手が取れたり穴が空いたりしてしまうのだ。これまで壊れなかったのは米軍が使っていた軍用バックだけだったから、まさに通勤電車の中は戦場並みに過酷なのだろう。更に付け加えるなら鞄はいろんな持ち方が出来る事も重要だ。電車の中では必要に応じて棚に載せたり前に抱えたりしなくちゃいけないし、そうでなくてもいつも同じ肩にかけてると背骨が曲がる元になる。
 更にここまでうるさい注文をつけておきながら、もっと選択の余地を狭めている事情がある。それはここまで書いたことに加えて防水性まで求めているのにもかかわらず、革や布が好きなのだ。そんな訳で鞄は色々買う物の気に入った物は殆ど無い。しかし一つだけ良いことがあるとしたら、それは余計な買い物をしなくなったことだろう。少なくとも鞄に関してだけはどうせ気に入らないので滅多に買わなくなったのだ。
 だがここに来て少し情勢が変わってきた。以前、時計のバンドを替える際にたまたま鞄屋があったので覗いたところ、結構良い感じの鞄があるではないか。そこでいつものように好き勝手な希望を伝えると(たいていここで「ありませんねー」で終わりになる)なんと取り寄せればいくらでも似たような物があるというのだ。かくして鞄も物欲の罠に嵌りそうになっている。

HERZ ここがその鞄店。とにかくものすごい品揃えな上にオーダーメイドにも対応しているという。

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July 19, 2007

今週の雑誌Penの宇宙特集

Img_top070801
 今月の雑誌「Pen」が宇宙特集だったので買ってみた。表紙はロシア宇宙博物館のロケットのオブジェアップで一見すると何の特集だか分からないが、今回は想像以上に充実した内容だった。何よりの見所はロシア航空宇宙庁、ズヴェズダ社、エネルギア社の取材だろう。案内してくれるのは現役のエンジニアや元宇宙飛行士と言ったそうそうたる面々で、オルラン宇宙服の実演やツープ内部などなかなか見ることの出来ないところばかりである。惜しむらくはこうした内容が各項目あたり僅か数ページにカットされてしまっていることだ。人類初の宇宙遊泳を巡って伝わっているレオーノフの逸話に対する、主任宇宙服設計技師ミハイロフの反論など、僅かに伝えられる逸話一つとっても必見の価値があるものなのにもったいない。ぜひどこかで今回収録しきれなかったエピソードを披露して欲しい。
 それにしてもロシアも普通の国になったのか、最近はずいぶんロシアの宇宙開発の情報が取りやすくなったものだ。ソユーズロケットはヨーロッパのアリアンスペース社が打ち上げを目指している関係で、今ではマニュアルも手にはいるし、ロシア宇宙局のツアーをやっている所もある。それでもロシアの宇宙開発を支えていた世代が高年齢化していることもあり、今調べておかないと多くの事が分からなくなってしまうだろう。当時の貴重な証言を少しでも掘り起こしておいて欲しいものだ。

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July 17, 2007

パルコの前のフチコマ

Paluputi

 池袋パルコの前で見かけたオブジェ。これなんてフチコマ

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July 16, 2007

面白いWebのメモ

Shuetsutai

SLN:blog:君は修悦体を知っているか
 新宿駅でよく見かけるガムテープで作った案内の文字は、なんと一人の警備員の方が必要に迫られて作ったものだった。その事実も興味深いが、それを解明したのが一人の若者(大学生?)で、調べた内容が立派な映像作品としてYouTubeにアップされていると言うのも面白い。
 昔、自分が美大生だったときYouTubeがあったら、同じ事をやったのにとちょっと羨ましく思った記事だった。

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July 15, 2007

バブルバックけもの道2

Band_order

 以前買ったバブルバックだが、元々付いていたブレスのバンドはサイズが合わない上にへたっているので革のベルトに取り替えることにした。なにせお店の言うことが本当ならベルトはもう60年以上も経っているのだ。へたっていても当然だろう。とはいえ骨董的価値からも(?)ブレスのベルトは貴重品だ。なんでもマニア的はこういう場合はオリジナルは取っておいて日常使い用に今のベルトを着けるのが正しい(?)あり方なんだそうだ。
 まあ私はマニアのつもりではないが、それでもベルトを替えるのは難儀した。と言うのもこの時代の時計のサイズは今の時計よりもずっと小振りで、替えベルト一つとってもなかなか品揃えが無いのである。そういえば古い家に住んでいるおかげで建具を修理するときにも同じような目に遭ったのを思い出した。どうやら古い物を使うためには手間暇を惜しんではいけないようである。
 さてお店に行ってベルトを替える為、時計を取り出し色や純正品の尾錠を付けたいなどとリクエストを好き勝手に言ってると、相手の手元にある注文シートがオーダーシートになっているのに気がついた。いや別にそんな大事にするつもりはなくて、単にある物で今の時計に合う物にしたいんですと伝えると、しばらく探してくれたものの結局は在庫は無く、結局フルオーダーすることになってしまった。ある程度予想していたとは言え、やはり時計でも同じ羽目になるらしい。おかげで自棄になって開き直って当時使われていたようなベルトにしたいなどと無茶を言ってみたが、さすがはマニア向け専門店である。当時の広告写真ではこんな感じでしたなどとよどみなく説明してくれるではないか。かくしてベルトは完成まで2週間待ちとなり、今でも時計は仕舞われたままになっている。

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July 13, 2007

未来のデザイン

 乗り物でもいいし家電でもいい、未来の工業製品といったらあなたはどんなイメージを思い浮かべるだろうか? 私が子供の頃はまだ高度経済成長が信じられていた時代と言うこともあり、未来の工業製品と言ったらより早くより大きくそしてより多機能なものだった。東京-ニューヨーク間を僅か数時間で結ぶSST(超音速旅客機)、原子力で駆動する燃料補給の必要のない超大型機、日常の些細な家電ですら決して使い切れない膨大な機能が付いていることが良しとされた時代だった。当時の映画もその気分を反映したものだった。「2001年宇宙の旅」の中では今は無きパンアメリカン航空が宇宙ステーションに定期便を運用していて、既に月にまで恒久的な滞在基地が建設されていることになっていた。
 2007年の今振り返ってみると何一つ実現しなかった訳だが、当時はこれが「リアル」で「正しい」事だったのだ。
 では今の時代「正しい未来の工業製品」とは何なのだろう。その答えは再び映画やマンガの中にある。何度も映像化された横山光輝の「ジャイアントロボ」の最新のアニメ版は1992年から6年間に渡ってに制作されているが、その中では全ての工業製品は無公害の「シズマドライブ」を動力源にしていて、唯一「ジャイアントロボ」だけが原子力で動いているのだが、作品中ではそれは「忌まわしい事」として語られている。また身近な経験では学研から未来の交通機関のCGイラストの仕事を受けた事があるのだが、その時の打ち合わせではバリアフリーで無公害をテーマにして欲しいと言われたことを覚えている。また大学のゼミの同窓会で後輩から聞いた話では、かつて我々の頃はもっとも優秀な学生しか入れないと言われた工業デザイン科は今では全く人気が無く、エコロジーや自然環境と共存する生活をデザインすると言う環境デザイン科がもっとも人気があるという。
 そして未来のデザインはいつの間にか、かつて我々が夢見た超音速旅客機や原子力エンジン搭載機などではなく、太陽電池で駆動する完全無公害な飛行船や、障害を持った人でも運転できるAIサポート機能の付いた電動カーになっていたのである。

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July 11, 2007

最近の自転車の形状変化に取り残される

 再び自転車を買おうといろいろ調べて分かったこととして、前回は今のバイクの性能が向上について書いたが、それに伴い自転車の外見も変化が生じているようだ。
 まず顕著なのはフレームを構成するパイプが太くなった事だろう。これは素材がカーボンやアルミに変わったことにより、軽量化のためにパイプを細くする必要が無くなった事が大きいが、逆にスチールに比べると荷重がかかるところを太くしないと持たないと言う事情もあるようだ。またコンピューターによる構造解析の進歩により、加重に合わせて各パーツの太さを変えると言った構造も目に付くようになってきた。
 もう一つの大きな変化はスローピングと言ってトップチューブが少し上がっているフレームも増えてきたことだろう。これは空気抵抗の軽減が当初の目的だったのだが、現在はむしろ剛性の向上や軽量化・低重心化が目的になっている。またユーザー見てもトップチューブが低くなるのでシートから降りたときに足が地面に着きやすいと言うメリットもあげられる。
 このように、ここ数年で自転車の外観もスポーツバイクは技術的理由から、日常の自転車も折りたたみ自転車とアシスト自転車の大幅な普及によって大きな変化を遂げていた。おかげで浦島太郎のような感覚を味わっている訳だが、困るのは自分の美的感覚が当時から変わっていない事である。スチールの極細のフレームこそがロードバイクの美しさだと思っていた自分にとっては今の自転車はどれもフレームが厚ぼったく鈍重に見えてしまうのだ。一部でピストバイクが流行っているのも、シンプルで華奢なフレームが往年の自転車乗りには懐かしく、若者には新鮮に見えるからなのかも知れない。

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July 09, 2007

バブルバックけもの道

Bubble_back1

 アンティークロレックス病が悪化してとうとうバブルバックに手を出してしまった。バブルバックとはこれまで手巻きしかなかった機械式腕時計を自動巻化したものだが、手巻きムーブメントに後から自動巻機能を追加したため裏蓋がバブルのように出っ張ってしまったところからこう呼ばれているものだ。
 まあ蘊蓄はどうでもいいのだが、この時計はマニアの間で「ロレックスの収集はバブルバックに始まりバブルバックに終わる」と呼ばれているほどで、とにかく無駄に奥が深い。と言うか単に種類が無節操に多い上、さらに50年以上も経ったせいで、修理・改造が繰り返されて無駄にバリエーションが多いのが特徴なのだ。しかも10年ほど前のブーム(というかバブル)の時に、さらに高く売るために改変されるは、偽物が作られるはでどれがオリジナルなのか、誰も分からなくなってしまったのが実情だ。この手の黒歴史は2chの時計板の過去ログをサルベージすると真偽は別にして山のように出てくるのだが、その中でも特に有名なのが以下のような逸話である。

名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2001/01/21(日) 01:15
いま現在、バブルは日本に約10000本ある。
その内の8000本を輸入したのが、有名なアンティーク腕時計卸元の
○○です。
バブルのシリンダーフーデットやバチスカーフのプロトタイプも
みんな彼がアメリカから入れた。
バブルは貴重な名品時計なのに、彼は売る前に文字盤や針、ケースを
高く売る為にバラバrに入れ替えてしまった。
よって今では、どれがオリジナルなのか、誰も分からなくなってしまった。
彼に聞いても覚えていないと、言っていました
悲しいけど、これは本当の話です。

 まあこれが本当かどうかは分からないが、今よりオリジナルにこだわる人が少なかった昔は修理のために種類の違う他のロレックスから使える部品をとって直したりすることは珍しくもなかったので、パーツの整合性がとれてないバブルバックを見ることはそれ程珍しい事ではない。しかも、最近では高く売るためなのかアンティーク風リダン(文字盤の再生)などと言うものまで行われる有様である。普通、リダンは新品同様に文字盤を再生するものなのだが、この場合は蛍光塗料の焼けやうっすらと浮いた錆、文字盤のひび割れまでも再現するものだから恐れ入る。まあこうした事が行われているからこそ、逆に人気がある要素を全部集めれば良いだろうと盛り込んだ結果、実在しない組み合わせのものになってしまい、真偽の判定の目安になると言う笑い話あるのだが、本当に冗談でなくこの前も有名時計通販でその手の時計を見つけたのだから笑い事でもないのだろう。なお最も確実はロレックスの真贋判定方法はメーカーに持ち込んで修理を受け付けてくれるかで判別出来るのだが(偽物や改変品は受け付けてくれない)、50年以上も経つバブルバックの場合は元々修理を受け付けてくれないのでこの方法も使えない。結局、専門家と称する人たちが真贋を決めているのが実情なのだ。
 こんな代物なので、今では下手なマニアの方が詳しく(うるさく)なってしまい取り扱っている店も少ないのだが、それでも専門店は存在する。実はバブルバックが気になってから長いことそうした店のWebをチェックしていたのだが、当然専門店らしく物は良いのだろうが高すぎる。しかしこの前、偶然質屋でこの時計を見つけてしまたのが運の尽きである。確かに質屋はお客さんが持ち込んだ物が商品になるので流行廃りとは関係ない。むしろ、ブームが終わった商品ほどよく持ち込まれるので一昔前に流行った事があるものなら、掘り出し物すら存在する。
 今回の時計が掘り出し物かは分からないが、一つだけ言えるのはアンティーク腕時計の獣道に足を踏み入れたのは間違いないだろう。

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July 07, 2007

浅草松屋デパートの謎の店

Matuya_peco

 浅草松屋デパート内にある謎?のお店。ちなみにちゃんとWebも持っていて、非常に読み応えのある内容になっている。品揃えからしてどう見てもデパートにはそぐわない気がするのだが浅草と言う場所柄だろうか、不思議となじんでいる感じがする。(浅草は意外と変な店が多いのだ)
 ただここで物を買っている人を見たことが無いのだが、ちゃんと利益は出ているのだろうか。

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July 05, 2007

中国・朝鮮に核で完全勝利するとどうなるか

 久間防衛省長官の「原爆しょうがない」発言の余韻も冷め切らない昨今だが、今月の雑誌「軍事研究 2007年7月号」に核に関する興味深い記事が載っていた。
 それは仮に日本が核武装を完了した状態で、中国・北朝鮮との核戦争で完璧な勝利を収めたらどうなるかと言うものである。結果は意外なものだった。これにより中国及び北朝鮮の核基地は反撃するまもなく全滅し、日本には一発のミサイルも飛んでこないと言うのに、広島・長崎型原爆の700倍にも及ぶ死の灰が偏西風に乗って本州・四国・九州に降り注ぎ、日本海の海産物は全滅し本土の農作物は全て汚染し、さらには原爆症患者が大量発生して政治・行政・民政・国防各機能は麻痺して社会不安が発生し国家は機能不全に陥ると言うのである。
 確かに今でも中国の黄砂や光化学スモッグが日本に来て問題になっているのだから、核攻撃を行えば死の灰が来ても何らおかしくないのは当然だ。しかも広大な中国の核施設を全滅させるために必要な核戦力は1000キロトン級MIRVもしくはIRBM288発が必要になるそうなので(なお広島型原爆は1.5キロトン)、それによる死の灰も膨大なものになるのはやむを得ない。
 こうしてみると日本の核武装は例え技術・コスト・政治的問題が解決したとしても非常に難しい事が解るだろう。具体的な資料などは記事中にあるので、興味のある人はぜひ検証して見て欲しい。

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July 03, 2007

写真を2点ほど

Pigeon_on_saty

Fake_dog

 ネタ切れ気味なので最近とったスナップを貼ってごまかす。
上の写真の看板は絶好のハトの休憩場所なのかいつ見ても上にハトがいる。面白いのは各自縄張りがあるのか、必ず上辺に一匹ずつ乗っていることだ。
下は街で見かけたお店のディスプレイ。妙にリアルで最初は本物かと思ってしまった。

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July 02, 2007

しこたまAmazonで本を買い込む

 私の好みが偏っているのか本屋に読みたい本が置いていない。そんな事情もあって久しぶりにAmazonでしこたま本を買い込んでしまった。買った本は以下の通り。

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火星からのメッセージ
今回の目玉。5千円近くする本で、おかげで今回の本代が1万円近くになってしまったと言う代物だが、値段分の価値は十分ある(ついでに重量も)。火星探査機スピリットとオポチュニティーの写真を中心にした写真集だが、計画の立案から現在の運用まで含めたドキュメンタリーにもなっていて、そうした面から見ても面白い内容だ。なんと言っても素晴らしいのはその写真で、まるで火星の大地に立っているかのような素晴らしいパノラマに満ちている。
 私などあまりにも写真が綺麗なので地球のロケ写真じゃないかと思ってしまう位だった。とは言えアポロが捏造だと言う若い人たちにとってはあのノイズ混じりの写真がインチキ臭く見えるそうだから、リアルさのイメージは世代によって変わるのだろう。とはいえこの映像は紛れもない今の火星の光景なのだ。宇宙開発に興味がない人にまで買えとは言わないが、ぜひ機会があれば一度手にとってその驚くべき光景を見て欲しい。

地球を斬る
佐藤 優氏がフジサンケイ ビジネス・アイ」に連載した60回分の記事を元に解説とその後の考察を付け加えた本。著者が書いているように国際情勢上は重要な影響と意味を持つにも関わらず日本には殆どきちんとした情報の入ってこない、アラブ・中央アジアなどの情勢を中心に書かれている点が興味深い。

平成男子図鑑
はてなブックマークで話題になっていたので買った本。

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