飲もうよ2
昔書いたように艶っぽい話しとはとんと無縁な自分だが、不思議と異性の飲む相手には恵まれていた。当時はまだバブル真っ盛りで(年がばれるな)おかげで結構楽しく飲み歩いたものだった。しかし永遠に続くと思っていたこうした友人もやがて1人2人と抜けていき、今では連絡先さえ分からない。
だが「類は友を呼ぶ」というか「求めよ、さすれば与えられん」と言うべきか、気がつくといつの間にか新しい飲み友達が出来ていた。ただ昔と違うのは年のせいで酒に弱くなったのか、今の女の子がお酒を含めて強くなったのか、彼女たちのペースについて行けなくなっている事だろう。特に一番お酒の強そうな娘とは飲みに行こうと約束をしたものの、伝え聞く武勇伝ぶりに恐れをなして未だに一度も行っていない。それにしても面白いのは自分の周りにいるタイプはどことなく似通ってくることだ。もちろん傍目には互いに全然似てない事も多いのだが、話してみるとどこかに共通項があるのである。どうやら自分と馬の合うあるいは好きな属性というのは何通りかあって、その割合が異なっているだけのようなのである。心理学などでは自分の中のにある異性の原型のようなものがあると言う話しもあるが、案外そういったものなのかも知れない。
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