借家建て直し話(その3)
先週末に大家さんにあって建て直しの進捗状況を聞いてきた。それによると建築認可のチェックが厳しくなった反動か、実に細かいチェックが入り予定通り(?)遅れているらしい。例えば建物を解体するのも事前にアスベストが使われているかをまず検査してそれがクリアしないと次のステップに行けないし、建物を建てる前にまず土壌をチェックして地震時に問題があるようなら土壌改良をする必要があるという。案の定、さっそく土壌チェックで引っかかって土地改良に結構な金額がかかったそうだが、多分耐震強度偽装問題が無かったらおそらく引っかかることは無かっただろう。なにせ周りには明らかに今なら建ちそうもない(地震時に)やばげな建物がいくつも建っているからだ。
それにしても耐震強度偽装問題の反省から建築認可のチェックが強化されたおかげで住宅着工件数が40年ぶりという低水準になっていてさぞかし建築業界は苦しいのではないかと思われるかも知れないが、こうした話しを聞く限り実は改修工事や土壌改良でちゃっかり稼いでいる気がしてならない。そういえば近所の駅のターミナルや高架橋も軒並み耐震強度を上げる改修工事をやっている。着工件数の話しばかりが話題になるが、実際の収益の方が悪化しているかについても報道して欲しいものである。


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