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December 11, 2007

ウラジオストック・ハバロフスク旅行記9

 ウラジオストック・ハバロフスク旅行記もずいぶん長くなってしまった。僅か3泊4日にかかわらず、これだけネタが続くのだから十分元をとったと言えるだろう。とは言え、いい加減このネタばかりやっていると書く方としても、恐らく読む方も飽きてくると思うので、今後は思い出したら続きを書く事にして平常モードに移ろうと思う。
そんなわけで今回でちょっと旅行ネタは終わりにしようかと思うのだが、その前に余りにも印象的だった話をいくつか紹介してみたい。


ロシアの道路が悪いわけ

ハバロフスクはともかくウラジオストックの道路事情はとても良いとは言い難い。市内主要部や空港までの道路などはきちんと整備されているものの、そこからちょっと外れると途端に凸凹だらけの道になる。当初はてっきりインフラ不足だと思っていたのだが、ガイドさんによると事情はちょっと違うらしい。
何でも日本に負けず劣らず毎年整備はしているものの、傷むスピードが速いのでいたちごっこになってるそうだ。確かに言われてみてみれば、道路に限らずロシアの傷んだ町並みはアメリカなどとはちょっと違う。以前、アメリカのスラム街を見たことがあるが、あそこはいかにも人の手で破壊されたといった感じなのに対し、ロシアの多くの荒廃ぶりは自然に負けたと言った感じなのだ。
なんでもこれは、ちょっとした隙間に水が入り、それが春秋に昼と夜で凍結と溶解を繰り返す事で割れ目が広がり、最後にはひび割れてぼろぼろになってしまうのが理由だと言うのである。確かにシベリアは寒暖の差が激しく、ヤクーツクなどは年間の気温差が100度近くに達すると聞いたことがあるが、言われてみればもっともな話である。
むしろそこまで過酷な土地によくこんな都市を築いたものである。

とても安いコンサート

ロシアは音楽・バレエなどが盛んだと言うが、今回の旅行ではそれを実感することがあった。3日目のハバロフスクでたまたま泊まっていたホテルのそばにコンサートホールがあったので、その夜行われるピアノコンサートを聴きに行ったのだが(余談だが予約時のエピソードもちょっと面白かった。もちろんガイドさんが手伝ってくれたのだが、たまたま居合わせた地元のおばちゃんが親指を立ててお勧めを教えてくれたのだ)、想像以上に立派な内容で恐らく日本なら5〜6千円はしたに違いない。中は立派なホールになっていてちゃんとバーコーナーまであり、幕間にお酒も飲めるのだ。しかも向こうではそれが日常になっているのだろう。聞きに来たのは殆どが現地の人で、意外にも小さな子供もいる家族連れも多いのは驚きだった。しかも日本と違うのは、結構おとなしく子供達がそれを聞いていたことである。


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