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May 27, 2008

新型インフルエンザ用のワクチンは間に合うのか

 昨日の日経新聞の朝刊によると、日本経団連は政府に対し新型インフルエンザ対策の大幅強化を要請、現在2000万人分しか蓄えられていない流行前の予防ワクチン(プレパンデミック・ワクチン)を全国民分用意することを求めたと言う。日頃は経団連に好印象を持っていない私だが、こうした点は政府よりよっぽどしっかりしていると評価したい。また記事によれば、財源で渋る政府に対し企業によるワクチンの買い取りを行うことで資金援助することも考えているとまで言っている。新型インフルエンザが発生した場合「20兆円の損失・64万人が死亡」(注1)と言う被害が、まさに企業活動の存亡に関わるからだとはいえ、国民にとってもありがたい。
 ただし政府が動けない(動かない?)のにはもう一つ訳がある。gooニュースによればこうした重大なニュースでさえ政府からの働きかけではかえって不信感を広げるだけだという指摘があるという。

 いずれにせよワクチンの生産はある程度の時間が必要だ。一定数の備蓄が済むまで何も起きないことを祈っている。

注:以前も書いたようにこの見積もりは楽観的すぎると言われている。実際の死者は768万人、経済的な損失も電車など人の集まるところ全てが感染の温床になることから、原則として外出禁止を徹底させると数百兆円の規模になると言われている。

関連Link:
ワクチン開発 「カギは蛾の細胞」
製造期間を従来より3分の1の約8週間に短縮できる製造手法に関する読売新聞の記事。

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